|  吉田は活字となった小説は中世モノのみですが、投稿時代は現代高校生の話を書いていました。
 時には学園モノをまた書いてみたい……とつのる気持ち。
 しかし吉田にとって学園生活とははるか彼方の出来事だ、
 きっと死語を連発してしまうだろう……と悩んだあげく、
 「そうだ、中世の学園モノを書けばいいんだ」と思いついたのでし
 た。
 かくして「中世の明るい学園モノ」をと意気込んだのが
 始まりで中世の大学を舞台としたラブストーリー執筆に
 いたりました。
 中世に大学なんてあったのか、という驚きをこめて。
 そして調べるほどに、「中世の学生」はかっこいい!
 騎士よりすてきではないか! と感銘した次第です。
 (学生と騎士が全く別なものとは限らないのですけど)
 ええと……明るいかどうかはちょっとわかりませんが、
 きっと異色な世界を堪能していただけると思います。  (7月10日)
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