作品名
Title
監督
Director
出演者
Performer
レイダース/失われた<聖櫃(アーク)>
RAIDERS OF THE LOST ARK
スティーブン・スピルバーグ
Steven Spielberg
ハリソン・フォード、カレン・アレン、ポール・フリーマン、ロナルド・レイシー、ジョン・リス‐デイビス、デンホルム・エリオット
Harrison Ford, Karen Allen, Paul Freeman, Ronald Lacey, John Rhys-Davies, Denholm Elliott


公開の日、姉と二人で朝一番に見に行きました。確か“3分に一回、ドキッとさせる”という謳い文句だったと思います。確かに見終わった後、非常に疲れて、でもすっごくおもしろくて、でもどんな筋書きだったかはっきり覚えていないという状態に陥りました。

このページを作って始めて気がつきましたが、このシリーズの監督はスビルバーグだったんですね。ルーカスのイメージが強すぎて、ルーカスが監督だとばかり思ってました。でもやっぱりこのシリーズはストーリーからみて、ジョージ・ルーカスのものだと思いませんか?

マリオンと再会した途端、インディが彼女に拳骨で殴られるシーン、結構衝撃でした。それまで女性が拳骨で人を殴る場面てあまり見たことが無かったもので。平手打ちとかはありましたけどねぇ。気持ちいいだろうなぁなんて思ったりもして…。それからインディの愛用道具のむち。バザーで大刀を振り回して挑んでくるのを、もうかんべんしてくれって顔で腰から拳銃を取り出して一発撃つシーン。結局最後は目をつぶって“見なかった“ものは助かるっていう“落ち”。悪者が誰かはっきりしてて、ほんの少し科学が進みすぎてない、第二次大戦前を舞台にしたこと。本当にうまいなぁ〜って感じでした。

このころまでのハリソン・フォード、若々しくて、それゆえにちょっと無謀な感じがあって良かったですね。




作品名
Title
監督
Director
出演者
Performer
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
INDIANA JONES AND THE TEMPLE OF DOOM
スティーブン・スピルバーグ
Steven Spielberg
ハリソン・フォード、ケイト・キャプショー、キー・ホイ・クァン、フィリップ・ストーン、アムリッシュ・プリ
Harrison Ford, Kate Capshaw, Ke Huy Quan, Philip Stone, Amrish Puri


どうしてこう3部作の2作目はおもしろくないんでしょう。勘違いしないでください。私はこの“魔宮の伝説”もおもしろくて好きなんですよ。ショート・ラウンドはうまいし、かわいいし、心臓を素手で取り出すシーンとかも迫力だし、インディの人形にナイフがささると、やめてぇ〜って心で叫んでたし。トロッコでの追っかけシーンでも「そんなうまいこと行くかい!」って言いながら夢中で見てたし…。でもやっぱり他の2作からは(私としては)落ちるんですよね。他のシリーズものの映画でもそうですけど、やっぱり新鮮味の問題でしょうか。

時代は“レイダース/失われた<聖櫃(アーク)>”より4〜5年前の設定のはずです。だからナチスは出てこない。カルト集団の復活みたいなことがとても映画を妖しくしてます。ただちょっと子供向けっぽいと思ったのは私だけでしょうか。

気付かれた人も多いでしょうが、レイダース/失われた<聖櫃(アーク)>と同じように、大刀を振りかざして挑まれるシーン。同じように“かんべんしてくれ顔”で腰の拳銃に手を伸ばそうとしたら無かったってところ。このシリーズの魅力のうちの一つですが、パロディ満載ってところがファンにはたまりません。

ルーカスやスピルバーグの映画で有名な、または有名になった女優さんて少ないと私は思うのですが、そのなかでケイト・キャプショーは結構出てますね。旦那が旦那だからかな。“ブラック・レイン“やショーン・コネリーの“理由“にも出てました。他に有名になった女優と言えば、なんといってもウーピー・ゴールドバーグですね。彼女は大好きな女優の一人です。

キー・ホイ・クァンは今頃もうりっぱな青年ですよね。どうしているんでしょうか。

最後に…この映画のハリソン・フォード、ちょっと切れ味が無い感じがしませんか?身体がすごく重い感じがします。“インディ・ジョーンズ/最後の聖戦”の方が軽いような…。




作品名
Title
監督
Director
出演者
Performer
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE
スティーブン・スピルバーグ
Steven Spielberg
ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、デンホルム・エリオット、アリソン・ドゥーディ、ジョン・リス‐デイビス、リバー・フェニックス
Harrison Ford, Sean Connery, Denholm Elliott, Alison Doody, John Rhys-Davies, River Phoenix


個人的にシリーズで一番好きです。だってショーン・コネリーが出てるから。彼の特徴のある声を聞いただけで満足します。製作発表で彼が出演するって聞いた時点で、シリーズのうち一番好きになりました。すみません。

インディがいっしょなら少々の足手まといでも大丈夫ってイメージがあるから、インディを窮地に追い込むにはよっぽどの足手まといでないといけませんよね。そこで出てきたのがインディのやっかいな目の上のたんこぶ、どうしても頭が上がらないお父さんの登場だったんですね。ついでにマーカスも。あんなにおまぬけでよく博物館長をやってられるなぁ。ショーン・コネリーって動物的なイメージがどうしてもついて回るからでしょうか、知的職業の役が好きみたいですね。自分が製作費を出している映画は大体アクションより頭で勝負って役をやってます。特に今回はアクションとは無縁な学者さんを楽しげに演じているような気がします。傘で鳥を追い立てるシーンは最高でした。

いつも思うことですが、場面場面がしっかり時間の経過を伝えてますよね。例えばインディの左頬の傷。戦車の上で戦っている際にキャタピラーに押し付けられてできた傷なんですが、その後、最後のシーンまでずっとついてます。着ているジャケットやシャツも時間が経つにつれてどんどん埃っぽくなり、穴やかぎ裂き跡が増えていってます。「さっき水から上がったばっかりなのに何で髪の毛がしっかり決まってるの」っていうような映画とは違うようです。いいですねぇ。

ルーカス、スピルバーグお得意の父親と息子の物語はこの際無視させてもらって、残念なのは、リバー・フェニックス。あまりにももったいな過ぎる。これからもっともっといい役者になったでしょうに…。“スタンド・バイ・ミー”はあまりにも有名ですが、私は“リトル・ニキータ”が好きです。あのリュック・ベッソン監督の“ニキータ”じゃないですよ。アメリカにずっとアメリカ人として住みついて、いざと言う時にスパイ活動をするロシア人の話です。詳しくはまた別の機会に…

さて、とにかく目的のものを得るまでのインディのしつこさがこのシリーズの最大の見所でした。その象徴と言えるかもしれませんが、ハリソン・フォードが走る姿、特に横から見るときがすごく好きです。男の人が一生懸命走る姿ってセクシーですよね。他のアクション映画で主人公がこんなに走るのってあんまり無いと思います。たいてい車をぶっ飛ばしたりしてますからね。年を取ったら取ったなりに一生懸命走って……お疲れ様でした!






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