我が家のお気に入り映画の一つです。我が家では結構大統領ものが多いのですが、これはその中で一番になっています。

大統領の情事のために雇われた影武者たるデーヴが大統領の脳梗塞のせいでずっと大統領を演じることになって、どうやって終わらせるのかなと興味津々で見ていました。デーヴがどんどん本物の大統領らしくなって、ファースト・レディと恋に落ち、そのまま大統領になりきってしまうのかなぁと…。だからうまい事終わらせるなぁと感心したものです。

ボディーガード役のビング・レイムズ、良かったですねぇ。「I'll be taking a bullet for you.（あなたのためなら死ねる。）」なんてせりふ、かっこ良すぎます。それに最後の落ちが最高です。いかにもごっつい姿で、でも結構スタイルを気にしたりして、こういう人、いいです。あっちこっちの映画で見かけますが、最近ではショーン･コネリーと“エントラップメント”に出てました。やっぱりいい味出してました。

それから、チャールズ・グローディン。もうこの人の目だけで大笑いできます。人が良くて、優秀で。全部、目で表していました。この映画をおもしろくしてるのは、ズバリこの人です。

どうしても心配なのは、デーヴが最後に正式に立候補することになったこと。彼の顔で、その横にファースト・レディが居たら、皆なにかしら気付くんではないでしょうか。まっ、コメディ映画だからいいんですけど…。

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