しかしこの温泉・・・ワイルドすぎやしないか?
本当に、ただの林道のわきが、赤茶けた土(たぶん鉄分だろう)の広場になっていて、
ど真ん中でお湯がボコボコ湧き出している。 林道は、20分に1台くらい車が通る。
すっぽんぽんになれば、当たり前のように人に見られるわけである。
しかし! ここで温泉を逃してしまうのはもったいないのでやっぱり入ることにした。
ここは天然のジャグジーで、ものすごい勢いで気泡が吹き出している。
お湯はいいんだが、山の中なのでアブとハチの攻撃がすごい。
5分くらい浸かって満足。 入浴中には車は通らなかった。
あとで調べると、ここは「奥々八九郎温泉」というらしい。
全部で3つの八九郎があり、いきなり一番奥に行ってしまったわけだ。
ま、とりあえず温泉には入れたので、満足(笑)。 次なる目的地は安家洞である。
鍾乳洞なのだが、ここからはちょっと遠い。
東北って広いのね〜などと思いつつ到着。 入口でヘルメットを借りる。
ちょっと楽しみである。
しかし! 入ってみるとそんなにたいしたことないじゃないか!
期待していたのはもっと探検チックで、膝まで水に浸かりながら這いつくばって
進むような・・・全然そんな感じじゃなかったです。 中はかなり広いし、整備されていた。
されすぎていた。
このままでは収まらないので、ここから近くの龍泉洞に向かう。
駐車場に着いてちょっとガッカリ。 というのも、ここは安家洞よりさらに観光地化されている・・・。
中に入るのにヘルメットも必要ない。 ハイヒール、厚底OK!みたいなノリである。
まあ、この鍾乳洞の性質上しょうがないのであるが、ここは名前のとおり、ほとんど水である。
水深100mとかの泉の上に遊歩道ができていて、そこを歩いていく。 水はすごく綺麗である。
しかし・・・物足りない。
隣にある龍泉新洞にも行ってみる。 ちょっと小さめなのだが、こっちのほうが良かった。
鍾乳石についていろいろ解説もあったし、綺麗である。 今回はここが一番良かった。
さて、駐車場に戻り、あとはひたすら帰るのみ。
しかし、時間はもう夕方なので、今日はどこかでもう一泊しないといけない。
ひとまず4号線に戻るように南下する。 これが遠い遠い(笑)。
半分気が遠くなりかけたところでようやく4号線へ。 ここでまた雨が降ってくる。
面倒なのでカッパは着たままである。
北上あたりで雨が一時やんだのだが、なんと花火が遠くで輝いているではないか。
ちょっと行ってみたら、北上の花火大会で、割と大きいものらしい。