アーシングのいろは

基本アーシング!!

まず、バッテリーに貯まる電気、発電される電気を通りやすくしましょう。

場所を決める
どこをつなぐのかを決めます。 基本アーシングでは、バッテリーの
マイナス端子と、オルタネータの近くのフレームなどをつなぎます。
既存のネジがある場合はそれを利用してもいいですが、
端子の当たる面はきれいに清掃します。
接点復活剤などを使用するとなお良し。

あまり太いボルトは、端子もかませずらく、強度的に重要な場合が
多いので、なるべく小さなネジにとどめておくほうが良いでしょう。
場所が決まったら配線の長さを大体決めます。
ちょっと長めに配線を切り、端子は片方だけつけておきます。
電線を取り付け、バッテリーの近くまで這わせたらOK。
長さはあとで調整します。
バッテリーの端子を外す
外すときは必ずマイナス側から外します。 これを守らないと非常に危険です。
なぜかというと、プラスとマイナスをショートさせると危険ですよね?
バッテリーのプラス端子にかけた工具が、フレームのどこかに触れると
ショートします。
でもマイナス端子に工具をかけて、その工具がプラス端子以外の
金属むき出し部分に触れたとしても、どちらもマイナスなのでショートしません。
マイナスを外してしまえば、プラス端子にかけた工具がマイナス端子以外に
触れても、これまたショートしません。

よくわからなくても、とりあえずマイナス側から外してください。
(取り付けは、プラスからです。)
端子には、酸化防止にグリスがついていることがあるので、
よくふき取ります。 ふき取った後に、真鍮のワイヤブラシでこすると
端子がきれいになります。 これはぜひやったほうが良いでしょう。
もし、この後の「ライトを明るくしたい!」などを実施する場合は
先にそちらをやってください。

電線の長さを合わせて端子をつけます。
つけるときは、必ずプラス側から。
導電グリスなんかがあると最高なのですが・・・(^^;)
ネジは普通、銅製なので(めっきがしてあるから鉛色ですが、中身は銅)
普通のネジに比べるとやわらかいです。 閉めすぎに注意。
つけ終わったら、防錆のために端子にグリスを塗ります。
あまりやわらかいグリスだと、エンジンの熱で溶けたりしちゃうと
大変なので、固めがいいです。
完成!


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