BMW 318i (E46) カーナビ取り付け
はじめに一言。
DIYでできなくはないです。 でも結構大変です。
普通の国産車で5〜6台取り付けた経験がありましたが、丸1日かかってやっとでした。
で、大変な理由は「硬い!」と「どうやって外すんじゃい!」が多い事。
「硬い!」はどうしようもありませんが、外し方さえわかっていれば、
こんなに時間がかかるものじゃないだろうと。
そんなわけで、取り付け解説〜♪
※注意!
ここで書かれていることをそのまま実行して、ツメが折れようがパネルが割れようが車が燃えようが、
当方は一切責任負いませんのであしからず。
ナビはパナソニックのCN-HDS950MDを使用しました。
これは、1DIN+1DINでインダッシュ、MD、ラジオ、CD、DVDなどすべてがOKなので、
1DINしかスペースのない318iには最適だと思ったからです。(インダッシュ好きσ(^^))
真ん中のエアコン吹き出し口は隠れます。 だからどうした(笑)?
用意するもの というか、 したもの。 |
◎CN-HDS950MD 当然必要。 ◎HDS950MD用延長ケーブル モニター部の1DINと、ナビ本体を離して設置するのに必要。 ナビ付属のコードは45cmしかない。 ◎318i用1DINキット 純正デッキを外すと大穴が開いてしまうので、市販の1DINを 取り付けるために必要。 配線コネクタもセットになっているものがいい。 ◎コルゲートチューブ 配線の保護と、見た目に配線が出るのを抑えるため。 直径12mm位のものを使った。 ◎工具 +、−ドライバ、プライヤ、配線工具、ボロ布、その他いろいろ ◎ビーコンユニット 都心に住んでいると、これは必要。 と思う。 ◎パウルス3 ウインドウ貼り付けタイプアンテナ 中古のナビなのでアンテナはついてなかった。 |
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純正デッキを外す | ソニーのフィッティングのページを参考に外しました。 傷つけないように、−ドライバの先には布を巻きましょう。 背面のコネクタ(でかっ!)は上に−ドライバを差し入れて、 軽くこじると勝手に抜けます。 コの字型のストッパーが 付いてるんですね。 同時にアンテナプラグも外します。 |
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エアコンユニットを 外す |
上記のページには「外します」としか書かれていない エアコンユニット。 実はかなりクセ者! ユニットの右上2cmくらいのところに−ドライバを差込み、 純正デッキ穴から手を入れてユニットを手前に傾けるように 力を入れます。 ツメが外れた手応えがあったら、左上も同様に外します。 あとはパコパコ外れます。 ちょっとコツ必要。 |
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グローブボックスを 外す |
中のものは出しておくと良いでしょう。 ネジを6本外して、手前に引き出すようにすると外れます。 助手席のドアを開けておくとスムーズに外れます。 配線を配線ガイドから外し、コネクタを抜きます。 |
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インダッシュ取り付け | ナビのインダッシュユニットを取り付けます。 まずインダッシュに接続する配線のうち、太い2本のケーブルを グローブボックスを外した穴から通します。 このとき、右図のように通します。(上から見た絵です) 太い2本のケーブルが緑・黄緑の色であらわしています。 青はアンテナ線です。 そのほかの配線は紫色のほうに通します。 純正のコネクタは、一旦紫色のほうに引き抜き、グローブボックスの 穴の方に出しておきます。 これはインダッシュユニットの背面の配線をなるべくすっきりまとめるため 必要な作業です。 今回のナビ以外では、配線が違いますので ユニットの右から出ている配線は右へ、左から出ている配線は 左へ振り分けます。 |
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車速センサー配線を、純正の配線にかませます。 上記のソニーのページを参考にしてください。 インダッシュユニットに1DINの金具とパネルをネジ留めします。 私の場合、この1DINパネルの穴がインダッシュより小さく、 カッターで両サイド1mmくらいパネルを削りました。 エアコンユニットをパチンと車体にはめ込みます。 インダッシュユニットに各配線を取り付け、取り付けます。 右図のように配線を誘導しながらやりました。 ポイントは赤い線です。 ナビの電源ラインにはノイズフィルタ?か サージキラー?みたいな四角い箱がついてます。 この箱(絵では赤い四角)が非常に邪魔なので、右奥のスペースに うまく入るようにすると、収まりがいいようです。 純正のデカカプラーの変換は、まずインダッシュユニットに配線し、 取り付け部の左の穴からグローブボックス穴方面に通します。 うまく奥まで収まったら、ネジで固定します。 その後で、純正のカプラーとつなぎます。つまり、デカカプラーは グローブボックスの右上あたりにもってきて、最後につなぐのが吉。 |
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センターコンソール 外し |
シフトブーツを左右からつまんで外します。 ブーツの部分だけがポコッと取れます。 シフトノブは外さなくても可。 ※これはMT車での作業ですので、ATだと違うかも。 見えたシフトノブ手前のネジ2本を外す。 パワーウインドゥスイッチの パネルが取れるので、また見えるネジ4本を外す。 センターコンソールの小物入れ(もしくはドリンクホルダー)を上に 引っ張って外す。 そのすぐ後ろのコインホルダも同じように外す。 灰皿を外し、中のプラスチックのファスナーネジを外す。 灰皿シャッターを外すと、さらに中にネジ2本。 これを外すと センターコンソールがカタカタになるので、配線を通しやすくなります。 |
写真準備中・・・ |
リヤシート座面外し | リヤシートの座面を、エイヤっと上に引き上げると外れます。 | |
ビーコン取り付け | ビーコンアンテナをダッシュボードに取り付けます。 なるべく奥のほうの真ん中に貼り付けました。 配線はフロントウインドウの隙間に落としこみ、助手席のほうに 引っ張ります。 |
写真準備中・・・ |
パウルスアンテナ 取り付け |
ちょっと邪魔かも知れないけど、フロントウインドウに張りました。 助手席側Aピラーの長細いカバーを−ドライバでこじって外します。 ネジ3本(トルクスレンチが必要)を外すと、Aピラー内装が外れます。 エアバッグが出てきてちょっとびっくり。 このあたりのコネクターには触らないほうがいいです。 ちょっとのショックでエアバッグが開く可能性があります。 サンバイザーと、サンバイザーを固定する部品を外します。 天井がペコペコしますので、パウルスの配線を通します。 サンバイザーの固定ネジに、パウルスのアース線をつなぎます。 ボディーの塗装は少しはがしたほうが良いかも。 もしくは、菊座金を入れましょう。 アンテナを張り、ドアの脇に配線を通します。 ダッシュボード・・・外せれば配線が見えなくていいんだけどなー。 パウルスのアンプはグローブボックス穴のどっかに置きます。 ナビ本体までつながる配線がちょっと短いので、変なところに 取り付けると届かなくなるので注意。 |
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配線通し | グローブボックス穴から、ナビの太いケーブル2本、電源線などの バラの配線がたくさん出ています。 この場所でのナビに接続する必要がある線は、 バッテリー、ACC電源、車速センサー、TVアンテナ、太いの2本、 ビーコンアンテナです。 余計な線は最初によけておきます。 グローブボックス穴から、センターコンソール(というか、エアコンユニットの 脇?)を通して、助手席の足元に配線を出します。 そこからシフト脇を通し、後ろの灰皿まで持ってきます。 ここで、バラの配線にコルゲートチューブをかぶせます。 リヤシート座面の下を通し、リヤシートの背もたれの下の付け根から トランクルームに配線を出します。 |
写真準備中・・・ |
トランクルーム サイドパネル外し |
ここはどなたか教えてください(泣) サイドパネルのおおむね中央にある固定ピンは、真ん中を引っ張って ピンを抜けば外れるんですが、リヤトレイのピンが外れません。 Club E46でエムケーさんに教えていただいた通りだと、 めちゃくちゃ硬いピンで、下からつつくと取れるとか。 次回チャレンジ! で、私は無理やり配線を通しました。 余った線は左サイドに落とし込み、イルミ電源はテールランプから 取り出します。 バックランプは、トランク右側のパネルを外します。 でかいマイナスのプラスチックのネジみたいのを90度回して外します。 右下のトレーやテールランプユニットも外します。 中に配線の束があるので、その中から赤/黄の線(2本ありますが たぶんどちらも同じ?)にバック配線をかまします。 配線は、リヤトレーの前縁にあるプラスチックのカバーの 隙間に押し込みます。 |
写真準備中・・・ |
ナビ本体ぶら下げ | 市販のステーを使い、ナビ本体をトランク天井から吊り下げます。 穴を1箇所あけ、タッピングビスで固定。 右サイドはM8のボルトで、既製のねじに固定しました。 |
写真準備中・・・ |
完成写真準備中・・・ |