TPM推進キーワード集その三 |
分かると変わる TPM活動では、設備が変われば人が変わる、人が変われば現場が変わると言われている。しかし変わるためには、なんでそうなのか分からない と永久に変わらない。 あるコンサルタントの先生が実にうまいことを言った。「わかる」と言 うことは「わ」と「か」が入れ替って、「かわる」になるのだと言う。 この「わ」と「か」の入れ替え作業がTPM活動である。 |
気合いを入れる 筆者は、TPMの指導で活動に遅れが出始めると「気合いを入れよ」 と言い続けてきた。そして「気合い」とは「全員の気を合わせる事だ」 「気」は「気持の気」「気力の気」「元気の気」……その気を合わせて (ベクトルを合せて)活動を進めよう。 |
バラツキの悪魔 チョコ停や、不良手直しの個別改善を実施していると、必ず「バラツキ」 の世界に翻弄される。運転条件、温度、湿度、圧力、流量、製品の形状等 々それぞれが管理巾に入っていても不具合が発生する。 まさにバラツキの悪魔である。どの条件とどの条件のバラツキの組合わせが不具合を起こすのか統計的手法(実験計画法)があるが、完璧な解析には至らない場合もある。 PM分析では疑わしい条件のバラツキに全て手を打つ、どうもこちらの方が解決の近道のようだ。 |
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