栃木県の古墳サイクリング探訪記![]() ![]() ![]() |
08-1-8 今日もサイクリングで近くの未だこのページに載せていない近隣の古墳撮影巡りでした。まずは昨年の一月に調査発掘した(現地説明会に参加した)「笹塚古墳」(宇都宮市東谷町)を撮影、この古墳は栃木県内で最初に造られた(五世紀中ごろ)全長100m(周溝を入れるともっと大きい)の大型前方後円墳。古墳に興味が無い頃は通勤途中の道路沿いに何か小山がある位に見ていたが、いやいやどうして。この周辺は消滅した古墳が23基確認されている。今の宇都宮市南東周辺からいわゆる鬼怒川、江川、田川沿い(「上三川町」の地名はこの三つの川の上流から名付けられた)は5〜6世紀頃の一大農耕地帯で(現在も)多くの人が居住し、北関東の都市地域の一つだった。よって多くの部族首長の古墳が造られた。近くの巨大なショッピングモール「インターパーク」などの開発でどこを掘っても住居跡の遺跡が出てくる。現在も発掘調査が続いている。 次に「インターパーク」内にある、消滅寸前?の古墳を撮影。すでに古墳の周りは開発工事に囲まれている。しかし、この古墳を残して周りを公園にすると言う話しもあるとか。ぜひ実現してほしい。 ここから南に薬師寺に行き前回撮影できなかった「御鷲山古墳」(全長90m但し周辺の保存状態は最低、南側は牛小屋、北側周辺も汚い)、そして「薬師寺八幡宮」(このページ07-4-8に訪問記事と写真あり)の本殿の裏にある小山(古墳の認定がされていない)を撮影。社務所で聞いた所、町で一度調査発掘したが何も出で来なかったそうです。でも小山の形からからすると「帆立貝式古墳」のようだ。同じ規模の古墳は、少し南に「龍興寺」にある「道鏡塚」でこれはまぎれも無く円形古噴で、ここに弓削道鏡の墓が併設されている。(07-4-8の記事に写真あり) 「笹塚古墳」全景 前方部への登り口 前方部 「インターパーク古墳」 「御鷲山古墳」 「御鷲山古墳」 「薬師寺八幡宮」の小山(古墳らしい) 「薬師寺八幡宮」に参拝 |
以下は古墳の代表的なホームページを掲載いたしました。(お断り無くリンクさせて頂きました) <古墳関係のHP> ![]() ![]() ![]() ![]() |