パラグライダーで空を飛ぶ体験をして

 アウトドアや旅行などを一緒に楽しんでいる会社の友人と「空を飛んでみよう」ということになり、神鍋でやっているパラグライダー(1泊2日のコース)に申し込んだ。
 私たちが参加したコースは、1日目は午後のみ、2日目は午前午後の講習の初心者向きのもので、行ったときは、 週末だったこともあり、30人ぐらいの人が来ていたので、3,4人のグループに分かれて練習することになった。 まず、操縦者がハーネスという金具とグライダーをつけ、他の者はグライダーが風を受けて広がりやすいように端を持ってあげたりするのだが、 つけるときにはラインがもつれたりするので、直すのが結構手間だったりした。なれればすぐできるようになるけど・・・。
 準備ができるとインストラクターの指示に従って、前に走るとグライダーが広がるので、操縦桿を持つ手を上げ下げすればいいだけなのだが、 これが簡単そうでなかなか難しいのである。引くときにどうしても利き腕の方を強く引いてしまったり、グライダーが広がってからそのままの状態を維持のに、 結構力が必要だったりするので、なかなかうまくいかないのである。
 というふうに、全員が地上での練習を終えると実際に空を飛ぶことになる。

  飛ぶ少し前
 参加者は、ほとんどが初心者なので、いきなり頂上から飛ぶのではなく、中腹ぐらいのところから飛ぶのである。
 地上で練習したことをそのまますれば誰でも飛ぶことができる。1日目は、午後だけなので中腹から飛ぶので終了したが、 時間にしたら1,2分程度しか飛んでいないのだが、鳥になった気分だった。
 といいながら、実際には、初めて飛んだことで頭の中はパニックになっていて、インストラクターに「右を肩まで引く」 とか言われても両手を引いてしまったりして、「右、右だけ」とか言われている人も多かったけど・・・。 自分もその一人だったりして・・・(笑)。
 というふうに、初めてのフライトは終了したのである。
 パラグライダーは、風が強すぎても飛べないので、インストラクターがきっちりと指示をしてくれるのだが、 私たちが行ったときは、いい風が来るのを待つことが結構あったが、なんとか初日が終わった。
 その日の晩は、スクールのあるロッジに泊まったのだが、ほとんどの人が一緒にパラグライダーをした人なので、 飛んでみてどうだったとかいろんな話をして寝たのである。

空を飛んでいるとき        


 2日目になり、飛ぶことの楽しみも覚えたところであったが、午前中は1日目と同じように地上での練習から始まり、 中腹から飛ぶだけだった。何事も基本が大切!
 午後からは、もう一度中腹から全員が一回ずつ飛び、さらに高いところから飛ぶことになった。中腹から飛ぶときは、 グライダーを担いで移動するのだが、これが結構きつかったりするのだが、今度はリフトを使って移動するので、 楽だった。
 リフトで登ってみると結構高い(100mぐらい?)ので、高所恐怖症の人はかなり怖いと思う。 どちらかといえば、私は高いところは大丈夫な方なのだが、それでもちょっと怖かった。

 しかし、空を飛ぶことは、なんともいえない楽しさがあるので、飛んだ人はほとんどがまた飛びたいと思うと思います。 実際に、参加していたほとんどの人がまた来たいと言っていた。
 はまってしまえば、グライダーを買ったり、ライセンスを取ったりする人もいるようだが、私たちはそこまでは思わなかった。
 というのも、道具を一式揃えるには50万ぐらいかかるようだし、また、ライセンスを取るために何回も来るには、 交通費もかなりかかるので、なかなか難しいと思います。
 だけど、一度は飛ぶのもいいと思います。

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