●2021年2月●
2月28日(日)「最終回で突然名前が出てくるとか何かそういうの」

 本日のコント♪


A「我は千年前にエジプトで生まれ、ミイラにされた古代の女王なのである!長い間干物女をやっていたけど、千年ぶりに恋がしたくなって現代社会に蘇ったのだ!」

B「…いや…、事情は知ってますけど、だからって俺の家に住み込むのはちょっと止めて貰えます…?ていうかアパートの外に、悪魔祓いみたいな恰好をした人たちがやってきて、ミイラを討伐するとか言ってるんですけど!?」

A「ふふん…、とうとうこんな僻地にまでやって来たかザ・ミイラバスターズだなどと言わせるな恥ずかしい!奴らは我が復活した直後から、ちょくちょく命をつけ狙ってくる集団でな…、悪いが、ここでお別れのようじゃな桜太郎!久々に熱い恋が出来て嬉しかったぞ!

B「とか何とか言いつつ、女王ミイラが窓を突き破って思い切り外に逃げ出して行ったー!?べ、弁償代は…!?…って、あ…!


 こうしてアパートに弁償代代わりに置かれていった女王の腕輪を返すべく、今も彼がエジプトを旅しているのは、きっとなかなかに複雑な感情ではないかと筆者は想像するのです(完結!)


2月27日(土)「ルールは守るべきものか曲げるべきものか云々」

 本日のコント♪


A「グハハハ我は地獄のエンマ大王なり!キサマは生前、ウソをつきまくって人を騙しまくったので、有無を言わさず地獄行き決定なのである!」

B「だがちょっと待ってほしい!確かに、人を騙しまくった事は認めるが…、私は一度たりともウソをついたことなどありません!あの健康器具とか健康飲料とか、治療の効果があるかのようには語ったものの、『効果がある』とは一度も断言した事はない…!

A「何…だと…!?ウウム、確かにこの地獄のエンマ帳を見ても、きわどい発言は多いものの確かにウソだけはついていない…!ええい、本格ミステリーの叙述トリックの如く、地の文でだけはウソをついてない人生とか有り得ないだろ!?」


 こうしてエンマ様は悩みに悩んだ挙句、ウソをついてない彼を特例で地獄送りにするも、それは後に地獄の根幹を揺るがす大事件へと発展する事になるのですが…!

 そんな未来は、お釈迦様でも気が付くめぇ!(待て)


2月26日(金)「古い漫画のベタなパターンって今でも通用するのかしら」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は、ドラマの撮影で食パンをくわえながら登校する演技をやっていたら、うっかり本物のトラックをはねてしまったという少女漫画にありがちな展開!

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!それは少女漫画というより、どちらかというとそれをモチーフにしたギャグマンガの展開なんだけれども、それはそれとしてトラックの運転手さん大丈夫ですかアワワワ

A「アハハハメカ子ちゃんがとっさにトラックをみねうちするようブツかったので、ケガ一つしていないというか、それでもトラックを壊した分は流石にきちんと弁償させて頂きますよぅ!」

B「トラックをはねるのにみねうちとか存在するの!?


 こうしてドラマの撮影は無事再開し、その後 逆に手厚い弁償を狙ってメカ子ちゃんにぶつかってくるトラックの運転手さんが急増(待て)


2月25日(木)「一見普通ながら妙にトリッキーな二編」

 という訳で ちょっと諸事情で昨日に引き続き、本格ミステリー・レビュー第三期の第八十九回!

 今回紹介するのは、加藤元浩先生による本格ミステリーコミック「Q.E.D.iff ―証明終了―」第三巻なのであります!



●「三人の刺客」

 詐欺まがいの行為でお金儲けをしていた投資会社の社長が、パーティの最中死亡した!当日、彼に恨みを持つ三人の人物がパーティに訪れていて…?

 割とストレートなタイプの本格ミステリー。犯人側三人の視点から繰り広げられる物語はなかなかにトリッキーで、しかしながら死体消失に関しては…、完全に絵で嘘をついてない?(汗)

 複雑な状況に対して十分に意外な真相を用意した、なかなかにマニアックな中編です。


●「自転車泥棒」

 燈馬くんが幼少時代を過ごした日本の田舎から、廃屋の取り壊しの立会人になってほしいとの連絡が来た!そこには過去のとある事件が関わっていて…?

 若干重々しくはあるものの、タイプ的には日常の謎ミステリー…ですかね?何気ない自転車の盗難事件と、それに絡めた人物の生きざまからは、妙な生々しさを感じます。

 さりげないながらも、ミステリー的にはなかなかに丁寧且つテクニカルな、不思議な重さを持った中編です。


2月24日(水)「さりげないようでいて完成度の高い二編」

 という訳で、本格ミステリー・レビュー第三期の第八十八回!

 今回紹介するのは、加藤元浩先生による本格ミステリーコミック「Q.E.D.iff ―証明終了―」第二巻なのであります!



●「素っ裸の王様」

 売れないお笑い芸人の書いた喜劇の脚本が消えた?燈馬くんたちは、その騒動に巻き込まれて…?

 いわゆる騙し合いタイプの本格ミステリー。芸能界の光と闇をテーマに、敏腕マネージャーと丁々発止のやりとりを繰り広げる物語は、なかなかに見ごたえがありますね。

 シンプルな流れながら色々と考えさせられる、ライトかつ深みのある中編です。 


●「殺人のかたち」

 地中海のマルタ島で、大学教授の妻が殺される事件が起きた!警察が物取りの犯行と結論付けた事件を、教授は何とか再捜査しようとするのだが…?

 ストレートなタイプの本格ミステリー。非常に王道の物語ではあるものの、ちょっと捻った内容なので、若干マニア向けの本格といった印象がありますね。

 さりげなく使われる密室トリックも含め、全体的に非常にミステリーらしい中編です。


2月23日(火)「モノリスとか、オカルト的な話題はたまに出てくる」

 本日のコント♪


A「アッ!オラが畑のど真ん中に、見るも不可思議なミステリーサークルが!?こ、これは新聞社に連絡して記事にして貰って、一躍有名人になるチャンスだべぇ!」

B「フッフフ今どきはツイッターに画像投稿してバズらせた方が、余程有名人になれますよ農家のお方!そしてこれは実はミステリーサークルではなく、拳法家の私が編み出した、必殺「螺旋竜虎拳」を試し打ちしただけだったりする!」

A「何…だと…!?こ、こりゃついったーに投稿したら、大バズりする事間違いなしだべぇ!」


 こうして意気揚々とツイッターに画像投稿をした結果、全く人気が出なかったのでとりあえず螺旋竜虎拳は封印(待て)


2月22日(月)「休日が何気ない事で潰されるとか意外とある」

 本日のコント♪


A「拙者の名は、元ニンジャなOLのハットリ順子!今回はたまの休みに、大量に溜まった洗濯物を片づけちゃう、ちょっぴりお茶目な美人OLなのでござる!」

B「コラーッ、ハットリくん!休日に炊事から掃除洗濯まで、家事全般をこなすのは紳士のたしなみだから良いとしても、アイロンもかけずに雑に洗濯物をたたみ倒すとは何事かね!?この服は洗濯のりを塗ってから、アイロンのかけ方は こうの こうの こうだ!

A「ヒィエ〜奥さんにこき使われまくって家事のプロ気取りになったメイド上司が、ここぞとばかりに洗濯の仕方でマウントを取って来やがるでござる!?でも控えめに言って部下の洗濯物を勝手にたたむのは、変態上司丸出しでござる!


 こうして上司が去った後にはピカピカに折りたたまれた洗濯物が残り、そのまま袖を通すのは気持ち悪いのでもう一度洗濯し直す事にしたハットリくんだ(待て)


2月21日(日)「長い事やってると こういう回もアリかもしれない」

 本日のコント♪


A「私の名はエスパー・ナースの那須 桃子!今日も病人を相手に超能力で無双しちゃいますぅ!

B「たたた大変ですナースの那須さん!入院していた患者さんが看護師の皆さんにお礼をと菓子折りを持ってきてくれたのですけど、病院の規定で患者さんからそういったものは受け取るのは禁止されているので持って帰って下さいね、と言ったら逆に相手が怒り出してしまってアワワワ

A「ウッフフ患者さんによって対応に差が出てしまうといけないから、病院では患者さんからの金品の受け取りを禁止している所が多いのですけど、それはそれとして好意の押し売りを絶対の善行だとカン違いしている人が多いのもまた事実…!国立病院の公務員とかだったら、金品の受領は普通に犯罪行為になっちゃいますので!」


 こうして元患者さんに受け取れない理由をきちんと説明した結果、納得してくれたというから今回は特に超能力も何も関係ない普通の病院の光景!(待て)


2月20日(土)「やっぱり虚空館が二つあるに違いないですぜダンナ(待て)」

 という訳で、「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その40)」1315〜1319ページを更新致しました〜!

 光野水人です。

 そんな訳で、とりあえず今回の謎が一通り説明された訳ですけれども、本格ミステリーではあまり例を見ないタイプの謎(少なくとも光野は知らない)だと思いますので、そもそも何が不思議かがちゃんと伝わっているかしら…?( ̄ω ̄;)

 光野がミステリ初心者の頃には、密室とかアリバイとかの「定型の謎」でも理解して咀嚼するのに結構時間がかかった記憶があるので、「何が不思議か?」を把握するのって、実は意外と困難な概念だとは思ったりする。


 次回は、三月の頭頃に更新予定です。


こ、公衆電話さあああぁぁん……! 歩き疲れた2本足の公衆電話が謎のエモさで「泣けてきた」と反響呼ぶ

 ボロボロになるまで歩き続けた公衆電話をイメージした、フィギュア作品の紹介記事。

 公衆電話の姿からドラマを感じる なかなかのアート作品だとは思うのですけど、光野的には実機じゃなくてフィギュアだった事の方にビックリしたなあΣ( ̄□ ̄;)

 最初は割と本物かと思ってしまった…、作品も凄いけど、元の公衆電話フィギュアもたぶん凄い…、これ…。


2月19日(金)「検索したけど割と普通にあるっぽいですね」

 本日のコント♪


A「ああっ!どうも最近、疲れているのか小さな事でイライラするなあ…、アッ!こんな所に一ミリサイズのホコリを発見!イライラ、イライラー!

B「あまりに小さすぎる事でイライラしているのはさておいて、そんな時にはアロマセラピーアロマキャンドルで精神を落ち着かせる匂いを充満させて、ゆっくりと過ごせばイライラも収まる!

A「そんな、たかがロウソクごときで人間の精神が落ち着くなんて事があろう筈が…、…!?これは…、いい匂いがスーッと鼻に効いて、精神が…落ち着く…!


 こうして墓場のど真ん中でイライラMAXだった亡霊は無事に成仏し、やはり幽霊にはロウソクなのだなと納得した住職なのです(待て)


2月18日(木)「相変わらずブラックなテイストが満載のミステリー」

 という訳で、去年の11月の秋色日記漫画家・根本 尚先生の「怪奇探偵・写楽炎シリーズ」の短編「妖刀屍丸(問題編)」のレビューを書いた訳ですけれども、その「解決編」が公開されましたので、再び感想など書いてみたり。


 さあ光野の考えていた推理は、きれいさっぱり ものの見事に完全大外れしてしまいましたぞ…!?Σ( ̄□ ̄;)

 光野が頭の中に浮かべていたのは、もしかして刀をバラバラにした上で、柄の中身に何かしら仕掛けしていないかな みたいなイメージだったのですけど、実際は思った以上に繊細かつ丁寧な感じのトリックだった…、でもこの小道具一体どこに隠してたの…?(汗)

 相変わらず昭和初期ミステリ感が満載で、物語の顛末までを含めて、実にこのシリーズらしい短編でしたね( ̄ω ̄)


 ところでアマゾンの電子書籍版の方は、いつか続きが出たりするのかしら…。


2月17日(水)「時をかける訳でもない西洋菓子」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はマイナス三日前がバレンタインデーだったので、たまにはマネージャーにチョコなんてあげてみようと思います!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!マイナス三日前がバレンタインとか言われても意味不明というか、アイドルが人にチョコをあげちゃうと場合によっては炎上案件になりかねないアワワワ

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!炎上対策だからこその三日過ぎてからのバレンタインといいますか、考えようによっては三百六十二日早いバレンタインと捉える事も不可能ではない

B「その理屈だと、いつチョコを貰っても未来か過去のバレンタイン分になっちゃうんだけど!?


2月16日(火)「割とあちこちで名作扱いされてたりする」

 という訳で、最近はニンテンドースイッチの人狼シミュレーションADV「グノーシア」をチョコチョコとプレイしている所の光野水人です。

 「グノーシア」は、いわゆる人狼ゲームのシステムをほぼそのまま一人用ゲームに落とし込んだテキスト シミュレーションADVで、SFの物語を背景にした、実に完成度の高い一人用人狼ゲームとして仕上がっています。

 宇宙船の乗員の中に紛れ込んだ謎の存在「グノーシア」を排除する為、人間側は一日一人怪しい乗員を選んではコールドスリープさせ、一方グノーシア側は人間を毎夜一人ずつ消滅させていく。

 この「人狼ゲーム」のシステムを知っている方なら、これだけでもその面白さは理解できると思うのですけど、このゲームではそれに加え、経験値獲得による様々な形のスキル習得や数々のイベント等、ゲーム自体を飽きさせない作りになっているのは勿論の事、ゲームを繰り返すごとに進んでいくストーリーが、またSF的に超面白い。

 現在既に数十回程度のループを繰り返しているのですけど、人狼ゲームを知らなくても、物凄い丁寧な形でルールを学べて行くのに加え、キャラもモリモリ増えて複雑さが増していくので、これはかなり…、頭を使う…!(絶対ではないですけど、論理的思考がかなり有効活用出来るゲームなので)

 こういった形でゲーム的に頭を使うのは久々なので、そういった意味でも良い刺激になる、非常に面白い作品だなあ…( ̄ω ̄)*


 人狼ゲームという形を取りながらも、決してストーリー自体は重くなりすぎず実に良い塩梅で、しばらくはちまちまと周回するゲームを丁寧にこなしつつ、物語を楽しんでいこうと思います。


2月15日(月)「誰も実物を見たわけじゃないから可能性としてはあるかもしれない」

 本日のコント♪


A「古い地層から見つかった化石を集めて、まるでパズルのように一つの形にする骨格標本…!だがその形は本当に真実なのか?間違って、違う形に組み立ててしまう事もあるのではないか…!?」

B「ああ、まあ古い恐竜の骨の化石が、最新の研究では形が違ってたりとか普通にある事だからねぇ」

A「なのでその理屈に従って、僕の理想の恐竜の骨格標本を形にしてみました!ティラノサウルスの形をベースに、プテラノドンの羽を加え…!あと首は二つ三つ足してもいいかもしれない…!

B「いや、そんなキングギドラみたいな生き物がこの世に存在した訳ないだろ!?


 こうしてA夫君のその後の研究により、謎のキングギドラ骨格標本が実在したものだと判明するのは、遠い…未来のお話…!(待て)


2月14日(日)「バレンがタインで何かそんな日」

 本日のコント♪


A「拙者の名は、元ニンジャなOLのハットリ順子!今回はニンジャの里からちょっと暗殺依頼を頼まれたので、取引先のターゲットに痕跡の残らない毒入りチョコを渡すという、我ながら完璧な暗殺計画なのでござる!」

B「コラーッ、ハットリくん!せっかくのバレンタインだというのに、親愛なる上司じゃなくて、付き合い渋めの取引先に渡すチョコを用意しているとは一体どういう了見かね!?」

A「ヒィエ〜相変わらずお邪魔キャラとしか言いようのないムーブをかます変態上司が、毒入りチョコを勝手に持って行った上に あまつさえその場で齧りやがったでござる!?これで上司が死んでも、流石に不慮の事故すぎるでござる!」


 こうして毒入りチョコを食べきった上司が、その後 腹痛以外は特に何もなく元気だったので、もしかして貧乏で残飯ばかり食べているから毒耐性が付いたのかな、と逆に疑ってかかっているハットリくんだ(待て)


2月13日(土)「インスタント食品は現代の技術力の粋だなって思う」

 本日のコント♪


A「我は千年前にエジプトで生まれ、ミイラにされた古代の女王なのである!長い間干物女をやっていたけど、千年ぶりに恋がしたくなって現代社会に蘇ったのだ!」

B「…いや…、事情は知ってますけど、だからって俺の家に住み込むのはちょっと止めて貰えます…?ていうか、どうしてコンビニで買ってきたインスタント食品なんて眺めているんです…?」

A「ふふん…、エジプト王朝時代には無かった文明の利器に、純粋に感心しているだなどと言わせるな恥ずかしい!温めたり電子レンジにかけたりする事で、すぐに食べられるのがインスタント食品の良い所だのう…ボリボリ

B「とりあえずそのフリーズドライ食品は、お湯もかけずに丸かじりする物じゃないんですけどね!?


2月12日(金)「当時は突然新シリーズになってびっくりした記憶がある」

 という訳で、本格ミステリー・レビュー第三期の第八十七回!

 今回紹介するのは、加藤元浩先生による本格ミステリーコミック「Q.E.D.iff ―証明終了―」第一巻なのであります!


 そんな訳で、QEDのシリーズが五十巻に到達した所で唐突に始まった「iff」な訳ですけれども、同じタイトルで巻数が多すぎると新規の方が手に取り辛くなるので、同内容でもタイトルを変えて続ける場合があるというのは果たして本当なのかしら…?


●「iff」

 剣道部の道場建て替えの出資者の彫刻家が殺され、事件に関わる事になった水原さん。果たして事件の真相は…?

 非常にスタンダードなタイプの本格ミステリー。新シリーズという事で物語の簡単な説明を導入に入れつつ、手堅くまとまってはいるものの、トリックは流石に絶対にバレる…、せめて長袖に…!( ̄ω ̄;)

 ミステリ的にはシリーズタイトルの回収を優先したのかな、と思いつつも、物語的には綺麗にまとまった中編です。


●「量子力学の年に」

 山奥の小屋から、百年前の新興宗教教祖のミイラが見つかった!ひょんな事から、燈馬くんたちはその事件に関わる事になってしまって…?

 量子力学をテーマにしたサスペンス・ミステリー。科学と宗教の両軸から語られる物語は、色々と考えさせられる所がありますね。

 人間心理のうねりに鋭く切り込んだ、なかなかに深みのある中編です。


2月11日(木)「世界観の違う対決は普通に気になるなあと思うの」

 本日のコント♪


A「私の名はエスパー・ナースの那須 桃子!今日も病人を相手に超能力で無双しちゃいますぅ!

B「たたた大変ですナースの那須さん!我こそはマジックナースを自称する魔法看護士が、那須さんと直接対決をしたいと名指しで挑戦しに来ています!これはマスコミに情報を流して、イベントとして盛り上げるべきアワワワ

A「ウッフフいくら珍妙すぎる事態だからって、すかさずお金儲けに走らないで下さいね黒井さん!でもそれはそれとして、魔法と超能力のどちらが優れているのか、一人の看護師として非常に私、気になります!


 こうして二人が直接対決した結果、マジックナースは診療中にマジックで場を和ませるマジシャンナースだった事が判明したのでとりあえず黒井さんはボコっておいた(待て)


2月10日(水)「解説と検証を見てると本格ミステリーらしいなって思うの」

 という訳で、「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その40)」1310〜1314ページを更新致しました〜!

 光野水人です。

 状況から考えられる可能性を検証しつつ、梨花ちゃんがちょっと滅茶苦茶な事実を言い出した所で次回へ続く!(待て)


 次回は、二月の二十日頃に更新予定です。


分身ロボットで在宅学習 挙手して質問、愛らしく 筑紫高が試験導入

 流行り病の影響で在宅学習する生徒たちを支援するため、福岡の高校で遠隔操作が可能な小型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を試験導入しているのだそうで。

 見た目がかなり小さいのでオモチャ感があるのですけど、スマホアプリを使ってカメラを動かしたり、マイクを使って質問したりと、成る程 単なるオンライン授業よりも、かなり授業を受ける為の幅が広がるなあ( ̄ω ̄)

 将来的には、こういったシステムで学習、あるいはイベントへの参加などが、当たり前になる未来が来るかもしれませんね。


2月9日(火)「現代ではそもそもワラが貴重な気がする」

 本日のコント♪


A「2月9日といえばやはり肉の日!お高い牛肉とか豚肉を、売って売って売りまくるぞーぅ!」

B「ちょっと待ったー!2・9のゴロ合わせは何もお肉ばかりでは無い!カタキ憎しと積もりに積もった恨みを晴らす、ニクイの日でもあるんですよ!?」

A「何…だと…!?…いや、でもニクイの日で一体何を売りさばくと」

B「そりゃあまあ…、高名な霊能力者直々の念がこもったワラ人形とか、それを防ぐためのお札とか…?」

A「それ自前でマッチポンプする気満々じゃないの!?


2月8日(月)「初夢を見るには流石にちょっと遅すぎですかね」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はマネージャーに、長年隠していたメカ子ちゃんの秘密を告白しちゃおうかと思います!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!人気アイドルをやっていたら隠し事の一つや二つは当然出てくるものだと思うけれども、それはそれとして実は地球を吹き飛ばしかねない自爆装置が内蔵されてるとか告白されてもちょっと困るアワワワ

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!そんな周知の事実はさておくとしても、メカ子ちゃんは、実は…メカに見せかけた生身の美少女で、外側にヨロイみたいにメカを着込んで、周囲の皆さんをずっとだまし続けていたのですよぅ!」

B「何…だと…!?だとしたら、相手がメカ故に成立していた二十四時間労働とか、最低賃金の違反とかの全てが、未成年者への強要として犯罪行為になってしまう…!?ウワァーッ!!


 こうして悪夢にうなされるマネージャーは目覚めて、ただの夢で良かったと思うものの、それはそれとして地球自爆装置は単なる事実だ(待て)


2月7日(日)「ちょっと意識するだけでも大分変わるものらしいとは聞く」

 本日のコント♪


A「拙者の名は、元ニンジャなOLのハットリ順子!今回は美人OLが より美しさを得る為、美顔のエステサロンになんて行ってきちゃうでござる!」

B「コラーッ、ハットリくん!連日の超過勤務で疲れ切っている上司のこの私が、なけなしのおこづかいで美顔エステに通っているというのに、部下のキミがその憩いのひとときを邪魔しに来るとは何事かね!?」

A「ヒィエ〜シャレオツな美顔エステをわざわざ予約してきてみたら、全身を妙にツルツルにされたテカテカ上司が文句を言ってきやがるでござる!?エステの腕前はとんでもないけど、拙者的にも上司と同じ場所でキレイになるのは御免被る!


 こうしてハットリ君は今回は美顔エステはあきらめたものの、仕事中にやたら顔がツヤツヤになってきた上司を見て予約がもったいなかったかなとほんの少しだけ後悔している(待て)


2月6日(土)「シンプルに力強さを感じる良作二編」

 という訳で、本格ミステリー・レビュー第三期の第八十六回!

 今回紹介するのは、加藤元浩先生による本格ミステリーコミック「Q.E.D. 証明終了」第五十巻なのであります!


●「観測」

 MIT時代の研究仲間の少女に、LHCで起きた不可思議な事件について相談を受ける燈馬くんたち。ダークマターの観測施設で、次々と起きる事件の犯人は果たして…?

 世界各地で起きる事件を追う、サスペンスタイプの本格ミステリー。未だ観測されない物質・ダークマターをテーマに最新の研究に触れていく物語は、ミステリーというより知識的な意味で興味深いですね。

 ミステリー的には非常に手堅く、ゲストキャラの物語としても なかなかに深みを感じる、良い中編です。


●「脱出」

 謎の人物から、エスケープゲームの製作と実行を頼まれた水原さん。そのイベントを進める内に、過去に起きた密室事件の謎が浮上してきて…?

 脱出ゲームの要素がプラスされた、少々トリッキーな構成の本格ミステリー。謎の主催者の意図が気になるのも さる事ながら、脱出ゲーム自体の完成度が高く、作者の力量が如何なく発揮されているなあ( ̄ω ̄)

 ストレートな密室脱出トリックをも含め、変化球ながらも直球の力強さを感じる本格中編です。


2月5日(金)「今年は総合的に見て完全に暖冬だと思うの」

 という訳で、二月は例年だと最寒期の筈なんですけれども、連日の天気予報では地元が10℃超えの日々が続いて(汗)、これは大分暖かめだなあ…( ̄ω ̄;)

 光野水人です。

 防寒装備を一歩間違うと、温度が上がりすぎてユデダコ気味になってしまうので(汗)、逆に調整に気を遣う日々。


パペットキャラ・アニメの新鋭 見里朝希 TVシリーズ初監督作品「PUI PUI モルカー」

 テレビ東京系で放映中の、モルモットを車にしたパペットアニメ「PUI PUI モルカー」の公式サイト。

 SNSなどで人気が出ているらしいので、YouTubeで見逃し配信をちょろりと見てみたのですけど、これは実にNHKを彷彿とさせるシュールアニメだなあ( ̄ω ̄)

 可愛いながらも毒のある内容といいますか、深く考えたらアンパンマンの構造が圧倒的闇みたいに思える理屈に近い(待て)

 こういう幅広い層に訴求できる作品に人気が出るのは、とても良い事だと思います。


2月4日(木)「滑るスキーは風切りすぎるの」

 本日のコント♪


A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は雪山でスキーのCM撮影をしちゃうという実に美少女アイドルらしい正統派のお仕事

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!スキーウェアの広告なんかでアイドルを起用するのは定番だとは思うけれど、メカ子ちゃんの場合は自重が重すぎて雪にめっちゃ沈みそうというか既に半分くらい雪に埋まっているアワワワ

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!あくまでスキ―板とウェアのCMなんですから、メカ子ちゃんが埋まっているカットなんて使用しないといいますか、滑るシーンだってメカ子ちゃんジェットを使えば、雪に触れずにスキーで滑る所が撮影出来ちゃいますよぅ!」

B「地上50メートルの高さを飛ぶのは、個人用飛行ジェットのCMみたいになっちゃってない!?


2月3日(水)「実際、一日ずれるのなんて生きてて初めての体験ではある」

 本日のコント♪


A「ガーハハハハ!人間どもよ、泣けわめけ叫べ!2月3日の節分は、鬼が大活躍する日なのじゃあ〜!」

B「…いや…、今年の節分はもう昨日の2月2日で終わっていますよ…?従って鬼の出番は昨日で既に終了して、貴方 大分恥ずかしい感じのムーブをかましていますよ…?」

A「何…だと…!?い、一年かけて、この日の為にツノも磨いたし、パンチパーマも整えてきたし、パンツだってクリーニングに出してピッカピカにしてきたというのに…!」

B「…いや、まあ気合いを入れてきたのはもう見ただけで分かるんですけど…、体中の筋肉が、ツヤ出しクリームでテカテカですし…、あと金棒にまだバーコードと値札が貼りついたままだし…


 こうして散々街中の人に見られてしまった鬼さんは、その恥ずかしさのあまり来年はズル休みしてしまおうかと本気で考えているのです(待て)


2月2日(火)「今年は暦の関係で、今日が節分になるのだそうで」

 本日のコント♪


A「我は千年前にエジプトで生まれ、ミイラにされた古代の女王なのである!長い間干物女をやっていたけど、千年ぶりに恋がしたくなって現代社会に蘇ったのだ!」

B「…いや…、事情は知ってますけど、だからって俺の家に住み込むのはちょっと止めて貰えます…?ていうか、大豆を抱えてウキウキと嬉しそうにしてるのはどうしてなんです…?」

A「ふふん…、日本の節分とかいう土着の行事を楽しみにしているだなどと言わせるな恥ずかしい!まずは恵方巻に、イワシの頭に…、「鬼は外〜!」とか言ってオニに豆をブツけるのが特に楽しみだな!」

B「個人的には、『ミイラは外〜!』とかいってトネリコの枝をいぶしたい所なんですけどね!?


2月1日(月)「そろそろ寒さ的には最盛期っぽい」

 という訳で、「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その40)」1304〜1309ページを更新致しました〜!

 光野水人です。

 新たな謎の状況に直面しつつ、その解説と検証は続きます( ̄ω ̄)


 次回は、二月の十日頃に更新予定です。


「叩くと光が飛び出すクッション」「印を結ぶと動く忍者扇風機」―― 技術×アイデアの実験で生まれた体験型作品たちが楽しすぎる

 体験型展示クリエイター・本多大和さん制作の「体験型展示の種」の紹介記事。

 実物と映像を組み合わせた体験型のデザイン作品なのですけれども、叩くと光と音の飛び出すクッションとか、見ていて楽しいものが多いなあ( ̄ω ̄)*

 日常ではなかなか体験出来なさそうなものが多いだけに、機会があれば触れてみたい所ですね。



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