●2014年8月●
8月31日(日)「夏といえばやはりという」

 本日のコント♪


A「夏が超暑いので、どこでもいいから海に飛び込んで泳ぎたくってしょうがないぞう!という訳で手近な海に

B「アアッ!キサマ何オラの私有地のマイビーチに勝手に飛び込もうとしているだか!地主的には、不法侵入の疑いで警察ポリスを呼ばざるをえない

A「ギャー!?堪忍して下さいー!とにもかくにもストレスが溜まって、どこでもいいから海に飛び込みたかったんですぅ!」

B「ムゥ…!?ただの考え無しの若者かと思いきや、よもやそれほどの覚悟とは…!良かろう!この地主権限で、マイビーチで泳ぐ事を許可してやろうではないの!」

A「どうもありがとうございますー!という訳で、早速海に!」

B「いやァ…、しかし変わり者もいたもんだなァ…、海底火山が噴火して、温泉ビーチとすら呼ばれるウチの熱い海に飛び込みたいとは


 こうして温泉ビーチで茹った少年は、やはり夏泳ぐなら冷たい海だよねという当たり前の事実に気付いたのである!(待て)


8月30日(土)「種族の壁は越えられないとかいう話では絶対無い」

 本日のコント♪


A「夏の風物詩といえば海でのナンパ…!という訳で、可愛い女の子をガールハントしてやるぜぃ!」

B「ちょっと待ったー!?確かに海水浴場でナンパというのは割とよくあるパターンだけど、風物詩とか言っちゃうのはどうなのかしら!?

A「いいやこういうのは言い切った者勝ちさ!へーい彼女、オレと浜辺で日光浴でもしないかい?


B「そしてそれ以前に、海から出て来たナマモノのイカが、人間をナンパするというのはどうなのかしら…!?

A「ええい!細かい事を気にする可愛い子ちゃんめ!海生軟体動物が、ヒトの女性をナンパしちゃいけないという法律でも!?」

B「いや、別にいけなかないんだけれども!?


 こうしてナンパが成功し、日光浴をして気が付いた時にはイカがスルメになっていたけど、彼は凄い満足そうだったんだ…(待て)


8月29日(金)「ここまで紹介してきた中で、おそらく最極北の作家」

 例によって、本格ミステリーレビュー・第七回なのだぜだぜ!

 今回紹介するのは、本格ミステリー界の反逆児・麻耶 雄嵩先生による「鴉」であります!

 …例によって、講談社ノベルス版が出てこないのはもう諦めた!(汗)


 麻耶 雄嵩先生は、本格ミステリーの常識であるとか、あるいはその存在意義を真っ向から問いかけるような作品、いわゆるアンチ・ミステリの作家として有名な方です。

 普通のミステリ作品も多く執筆されているのですけど、常識的なミステリー、あるいは常識的な小説からは遠くかけ離れた作品も実に多く、推理を絶対視するあまりに現実の方が捻じ曲がってしまうとか普通にまかり通る事もあります(待て)

 その意味では ある程度本格ミステリーを読み慣れていないとなかなかに難しい部分も多く、とにかく文章も含めて個性的、且つクセの強い作家である事は間違いないです。


 そして「鴉」は、どちらかというと通常の本格ミステリー寄りな作品で、おそらくここで使われているトリックは、「あれ」を「ああ使う」という意味では、光野の知る限り本格ミステリー史上に前例が無い。

 ストーリー的には実に麻耶 雄嵩先生らしい感じなのですが、そちらの方の評価はうん…まあ…、光野以外の人に任せるとするよ(待て)


 とにもかくにも一風変わったミステリー(風?)が読みたい、常識的な本格ミステリーに飽きたマニアな方にオススメです。


8月28日(木)「なんかもうバタバタとしすぎている日々」

 という訳で、何やかんやで新しいPCを購入して、なんやかんやで現在移行作業を行っている真っ最中なのですけれども、サポートの切れたXPから一気にwin7へとOSがバージョンアップしたので、うむ…!超使いにくくって仕方がない!(待て)

 何もかも勝手に自動で行ってくれるせいか、動作がフワフワして仕方が無い…!何度本体を叩き壊そうと思った事か(待て)

 とにもかくにも、旧PCの動作が不安定には違いないので、なるべく早めに作業を済ませるべく今日もおそらく睡眠不足になる日々( ̄ω ̄;)


幾原邦彦監督のTVアニメ最新作「ユリ熊嵐」

 輪るピングドラム」「少女革命ウテナ」でおなじみ(おなじみか?)幾原邦彦監督の最新作がついに発表!

 コミック版は既に雑誌連載開始されているようなのですけど、うむ…!おそらくいつも通りのイクニチャウダー監督作品になると思う(待て)

 ファンなので例によって期待するだぜ( ̄ω ̄)*


武井咲 : 「すべてがFになる」で“リケジョ”に 綾野剛とダブル主演

 森博嗣のS&MシリーズがTVドラマ化される…だと…!?Σ( ̄□ ̄;)

 先日「全てがFになる」をレビューした所なので超タイムリーだなとは思いつつも、うん、まあ…、TVドラマなので原作の魅力の1%でも発揮出来れば良い所かな…(待て)

 しかし「冷たい密室と博士たち」から始まって、二話で一エピソード完結という事は、森先生の本来の執筆順で進んでラストに「全てがFになる」を持ってくるという事かしら(小説の刊行順は「全てがFになる」が最初)

 儀同さんの存在が生きてくるね( ̄ω ̄)


 ていうか、映画版の話もあった筈なんですけどそちらはもうあきらめた方が良いのですかね?(汗)


8月27日(水)「それっぽいけど間違ってる俗説とか結構ある」

 本日のコント♪

そろそろ小学校の花壇に植えたひまわりが干からびて全滅している時期(待て)

A「ひまわりは太陽の動きに沿って回るから、ひまわりって言うんだよねー」

B「へ〜、成る程そうなんだ…、って!ひまわり畑を見てみたら、明らかに全てのひまわりが違う方向を向いてるんですけど!?明らかにそれは俗説だよね!」

A「…彼らは一人一人が心の中の太陽を持っているんだよ…!だから太陽に沿って回る理論が間違ってる訳では決して無い

B「物凄い理屈で自らの論理を正当化してる!?


8月26日(火)「2006年の12月に買ってから約8年」

 という訳で、六月にPCが起動しなくなる危機を乗り越えたかと思ったら、今度は起動が不安定になるという危機に直面したので(汗)、流石に新しいPCに移行する事を考えざるを得ない状況!Σ(T□T;)

 今年に入ってから、何だかこんな出費ばかりが増えているような気がするなぁ…( ̄ω ̄;)

 光野水人です。


 そんな訳で新しいPCを見繕いつつも、日記が数日止まるような事があったら そういう事なんだなと察して下さい(待て)

再起動が不安定すぎるので 電源付けっぱなしにせざるを得ない状況

カメラ:シャッター速度1兆分の1秒以下 東大と慶大開発

 一秒に一兆枚以上の写真撮影ができる世界最高速のカメラを、東京大と慶応大の共同研究チームが開発したのだそうで。

 もし一兆枚の写真を撮るとすれば、一兆枚のフィルムが居るし、一日十万枚ずつ確認しても全てチェックするのに一千万日かかる計算ですけれども(待て)、技術的にはとんでもないな、コレ…( ̄ω ̄;)

 性能があまりに高すぎるが故に、使いどころが難しそうだぜ。


8月25日(月)「言い方を変えるだけで随分と違うね」

 本日のコント♪

肩が凝らない若い肉体!

A「ぐっふっふ…、ワシの名前は若返り父さん!40を過ぎたいい年のオヤジが、とある拍子に若返ってしまったという奇跡の存在!」

B「ば、バカな…!40過ぎのオヤジがパンツ一丁でゴロ寝しながらビール片手に野球を見るだなんて、嫌悪の対象でしかない筈なのに…!格好よく見える…だと…!?」

A「ふっふっふ…!妙齢の美少年が、半裸でソファに横になりながら、ワイン片手に映画鑑賞する様がこれ程絵になるとはな…!正直父ちゃんもビックリよ?」

B「くっ…、くそう!相手が実の父親で無ければ、デッサンを取りまくった上に同人誌のネタにして、ブログにアップする所なのに…!」

A「ハッハッハ、若返った父さん的にもそのセリフはちょっと引くぞ娘よハッハッハ!


8月24日(日)「もう密着二十四時でいいんじゃないかな」

 本日のコント♪

プライベートが無いのがすなわちアイドルのプライベート!

A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回は再びプライベートビーチで海水浴を楽しんじゃうという…、優雅なアイドルならではの夏休み!

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!優雅な夏休みは良いけど、くれぐれもあちこちでスタンバってるマスコミの方々に、おかしな写真を撮られないようにね!?具体的に言うと妙な行動でスキャンダルされないようにね!」

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!チョイとスイカが消滅したくらいで超能力とか話題にされるのであれば、これはもう私が何をやってもスキャンダルされるフラグに等しい

B「いや確かにそうなんだけども!?それは世間的には開き直りって言うからね!」

A「そーれ、一つ全力の泳ぎを披露しちゃいますよぅ!


 こうしてクロールで水をかく度に海を真っ二つにしたメカ子ちゃんは、今度はモーゼの再来ではないかとその筋で話題に(待て)


8月23日(土)「夢と希望がファンタジーですのよ」

 本日のコント♪

こんなに可愛いバルーンがアラ不思議!

A「ほっほっほ…、さあさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!魔法のビーチバルーンを売ってあげるよぅ!」

B「わあーっ!海に浮かべて遊ぶタイプの、サメやライオンの風船が一杯だよぅ!おじさん、コレ本当に百円で買っていいの!?」

A「ほっほっほ…、私は子供に夢や希望を与えるのがお仕事ですから、勿論それで良いですとも!ただし…

B「ワーイ!それじゃあ百万円やるから在庫を洗いざらい貰っていくよぅ!ヒャッホーウ!

A「あからさまな金持ち小僧が経済という名の暴力を!?ちょ、ちょっと待った!そのバルーンの使い方は…!


 こうして海に浸けた途端に本物のサメやライオンになった魔法バルーンは、アレなお子様に現実の厳しさをイヤという程教えてあげたよ(待て)


8月22日(金)「おそらくこのスケール感は本格ミステリー界 随一」

 という訳で、本格ミステリーレビュー第六回!
 
 今回紹介するのは、二階堂 黎人先生による世界最長の本格ミステリー「人狼城の恐怖」・全四部作であります!

 …何で第一部だけ画像サイズが若干違っちゃってるんだコレ!?(汗)


 二階堂 黎人先生は、江戸川乱歩に代表される怪奇趣味をこよなく愛し、本格ミステリーに関しても奇抜なトリックを多々生み出しているという間違いなくトップクラスのミステリ愛に溢れた作家であります。

 とはいえ若干怪奇趣味に偏りすぎというか、ミステリ的にも素晴らしいトリックを必要以上に捻って使う傾向があって(汗)、光野の好みからは若干外れてしまうのですけど、それでもこれだけは認めない訳には行かないだろうという超大作が、この「人狼城の恐怖」・全四部作なのであります!

 四百字詰め原稿用紙換算で四千枚を超えるという、名実共に世界最長の本格ミステリー小説であるこの作品には、それに相応しい大トリック、そしてそれを中心とした数々のトリックが詰め込まれており、その読み味はこれだけの長さを持つ超大作の本格ミステリー小説ならでは。

 特に解決編で次々と明かされる真相の絨毯爆撃は、他作品ではなかなかに得難い感覚であるといえるでしょう(敢えて似た例を挙げるなら、京極夏彦の京極堂シリーズが一番近い)


 ただ、一つの本格ミステリーとしてはこれ単体で完結しているのですが、この「人狼城の恐怖」は名探偵・二階堂蘭子シリーズの中の一作であり、彼女のストーリーという意味では、むしろ完全に話の途中となってしまっているのが一見の読者には厳しい所かもしれません(現在もシリーズ完結はしていないので、その意味で謎は残っていると言える)

 何よりとにかく長い超大作でありますので、短編集のバラ迷宮 ユリ迷宮辺りから入って、物語の雰囲気を掴んでから挑んだ方が より確実に楽しめるのではないでしょうか。


 とにかく全身全霊を持って超大作 本格ミステリーを楽しみたいぜ!という方にオススメです。


8月21日(木)「とりあえず謎の組織に謎の薬を飲まされたとかで良いですかね」

 本日のコント♪

見た目は若者、中身はオッサン!

A「ぐっふっふ…、ワシの名前は若返り父さん!40を過ぎたいい年のオヤジが、とある拍子に若返ってしまったという奇跡の存在!」

B「ば、バカな…!昨日まで四十腹で禿げ上がった頭のオッサンだったのが、見るからに私好みの好青年に若返った…だと…!?」

A「はっはっは、照れるな照れるな我が娘よ…!別に若返る前から、ずっと父さんが好みだったと正直に言って良いんだぞ?」

B「はァ?流石にそれはあり得ないんですけど!?ハゲでデブなオヤジなんて、近付くのも汚らわしいレベルだったんですけど!」

A「ハッハッハ、若返った父さんにもそのセリフは少しツラいぞ娘よハッハッハ!


8月20日(水)「少しずつでも頻繁に更新した方がいいのか はたまたその逆なのか」

 という訳で、「都島燈理は推理する」第十話「この凍れる世界で、望む君と(その2)」34〜47.5ページまでを更新致しました〜!( ̄ω ̄)

 光野水人です。

 作画の進行具合と更新頻度のバランスを考えた結果、微妙に分割となってしまいましたが(汗)、多分今後も進み具合によっては、分割で更新したり 更新の間隔が微妙に空いたりする事 ご容赦頂きたく!( ̄ω ̄;)

 ていうか、コマ単位で「続く」が出来るのは、Webコミックならではの利点だよなあ…。

アマゾンで手に入り辛い本は、リアル書店ではどれくらい手に入り辛いのかしら

 さて、ここまでそれなりに本格ミステリーレビューを重ねてきた秋色日記でありますけれども、Amazonへの商品リンクを貼り続けて気付いた事が一つ。

 …紹介する作品が古すぎて、取り扱いが無くなってたり 本屋さんでも既に手に入りづらくなっている本が多くない?( ̄ω ̄;)

 光野的には「本格ミステリー小説なんて、手に入り辛くて本屋を探し回るのが基本だぜ!」みたいな所はあるし、実際その程度にはマイナーな趣味ではあると思うのですけど(待て)、完全に手に入らないミステリばかり紹介するのもそれはそれで微妙にアレな気がしないでもない。

 本格ミステリー小説は常に手に入り辛くはあるけれど、それでも細く長くロングセラーを誇っているものだとばかり思っていたんだけどなあ…(遠い目)

 まあ、でも今なら電子書籍版なんかもある訳で、絶対に手に入らないという事も無いのかもしれない。


 微妙にその辺りに疑問を抱きつつも、当初の予定通り本格ミステリーレビューは続けさせて頂きます也…!

 最新のミステリ小説とかになると、逆に光野の方が分からないしね!(待て)


8月19日(火)「スイカ割りとか多分片手で数えるくらいしかやった事無いなあ」

 本日のコント♪

スクープ!謎の消失現象!(待て)

A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はプライベートビーチでスイカ割りを楽しんじゃうという真夏のバカンス!

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!プライベートビーチとはいえ、最近はどこにマスコミの目が光ってるか分からないから気を付けないと…!」

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!この完璧アイドルメカ子ちゃんが、マスコミに撮られて困るようなおかしな行動とか取る訳が無い

B「そういうのは、体からミサイル砲とか撃たないアイドルが言うべき言葉だよね…」

A「そーれ、目隠ししてぐるぐる回って、スイカ割りでどーん!…あれ…?全力で叩きすぎて、粒子レベルにコナゴナになったスイカが完全消滅しちゃいました!


 こうして決定的瞬間を撮られたメカ子ちゃんは、実は超能力持ちのエスパーアイドルではないかと話題に(待て)


8月18日(月)「Bブロックはギリギリでなくて良かった」

 という訳で、裏サンデー第三回連載投稿トーナメント・Bブロックの方も、何とかえっちらおっちら読み終わりまして、Bブロックはミステリやホラー寄りの作品が微妙に多い印象を受けるなあ( ̄ω ̄)

 例によって今回も光野的に面白かった作品の感想を上げる物也!


●1116『雀学無双』
 現在U−2リーグに参加している「勝込学園」作者の作品。ただの熱血麻雀バトルかと思いきや、脱衣麻雀…だと…!?Σ( ̄□ ̄;)非常に安心出来る面白さ。

●1126『ジジイが空から降ってきた』
 ただのネタ作品かと思いきや、案外真面目にSFしてました。続きの展開が気になる所。

●1131『イケメン・デッドパレード』
 オウ…!言われなきゃU−2リーグ「多数欠」作者の作品だと気付かなかったぜ…!物凄く一発ネタマンガなので、第二話どうするんだろう、これ。

●1166『人生はゲームではないので、』
 世にも奇妙な読みきり短編風。オムニバスだったりするのかしらねー。

●1170『神殺シ』
 思わぬ方向からミステリ的展開来ちゃったよコレ!?Σ( ̄□ ̄;)格好良い設定には憧れます。

●1205『人生万事吹矢の的』
 独特の絵柄が独特のギャグ空間をかもし出しておられる…!たまにはギャグ枠が勝ち残ってほしいなあ。


 とまあこんな感じで、例によって他にも面白い作品は幾つかありました長くなるので割愛!(待て)

 一気読みは普通に疲れるのだぜ…!( ̄ω ̄;)


8月17日(日)「きっと幸運に限界なんて無いのだ」

 本日のコント♪

あのスパイ子ちゃんがついに…!?

A「アタシは伝説の幸運と呼ばれる女スパイのスパイ子ちゃん!今回は敵スパイとの攻防の末に心臓を撃ち抜かれて、流石のスパイ子ちゃんも…死んじゃうぜ…!

 ガクリ


 〜数百年後〜

B「ヒャヒャヒャ!長年の研究により完成した細胞からのクローン技術!まずは世界一の幸運と呼ばれた女スパイでも復活させてやるのじゃヒャヒャヒャ!」

A「何だかよく分からない内によく分からない所に復活しちゃった!?

B「ああっ!ま、待て勝手に動くな!その装置は、まだ研究途中のタイムマシン…!

 バリバリバリ!


A「何だかよく分かりませんけど、とにかく死んだ筈なのに復活して戻ってきましたよスパイ局長!

ハッハッハ、いつもながらスパイ子くんの幸運には参るねハッハッハ!


8月16日(土)「近代本格ミステリー小説の基本形、といったら真っ先に思い浮かぶのがこの人」

 という訳で本格ミステリーレビュー・第五回でございますえ!

 今回紹介するのは、綾辻 行人先生の館シリーズ第五弾「時計館の殺人」であります!


 綾辻 行人先生といえばかつての新本格ブームの筆頭作家で、奇妙な館を題材とした「館シリーズ」は本格ミステリー界隈では超有名。

 このシリーズはどれもガッチガチの本格ミステリ全開で、ミステリ的にフェアな文章と構成にこだわるあまり「人間が書けていない」等と評される事もありますが、光野的には全然そんな事は無く、むしろ非常に明快で分かりやすく読みやすい文章。

 どれも名作揃いなのですが、その中でも光野的にはこの第五作「時計館の殺人」を押したい…!主にトリック的な意味で!

 この作品に使われているトリックは、まさに「大トリック」と呼ぶべきもので、まあここまでに紹介したミステリ小説は全部大トリックだったんですけど(待て)、トリックと物語がここまで密接に絡み合っている作品というのもなかなか無い。


 とにかく人を驚かそうという心意気、本格ミステリー魂に溢れた綾辻作品の中でも、名作として上げられる事が多いこの作品。

 奇抜なトリックに支えられた、端正な本格ミステリーを読みたい方に、オススメです。


8月15日(金)「そもそもメカに心はあるのかないのか問題」

 本日のコント♪

ファンよりSPの人数の方が多いという矛盾!(待て)

A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はまっとうなアイドルらしく、ファンとの握手会を開いちゃうよ!」

B「めめめメカ子ちゃ〜ん!握手会をするのはいいんだけれども、SP2000人による大統領並みの厳戒態勢とかちょっと物々しすぎるんじゃないかな!?

A「ぷんぷん何を言ってるんですかマネージャー!最近は某握手会でもファンが暴れて大騒ぎになったりしたんですから、メカ子ちゃんを守るためならこの程度の警備は当然

B「バズーカ砲で撃たれても無傷の鉄の塊が何か言ってるよ!?どちらかというと、その気になれば握手でファンを握り潰せる方だよね!?」

A「SPさん達が守るのはメカ子ちゃんの体じゃなくて、私の…心です!

B「いい事言った風な振りしてるけど、遠回しに物理攻撃は無駄だと断言してるよね!?


8月14日(木)「時代遅れだなんて言わないでね」

 本日のコント♪

怒りの熱気で室温が三度は上がっている…!?

A「我が名はハイパー扇風機!真夏のクーラーに売り上げで敗北していった祖先の恨み、今こそ晴らさせて貰おうぞ…!」

B「え、だってクーラーと扇風機を比べたら、クーラーの方が段違いで涼しい

A「そんな事を言われない為に、我は修行を重ねてきたのだーッ!弱・中・強の首振り機能に付け加え、室内の空気を涼しい空気と入れ替える事によりクーラー以上の涼しさを実現!…ちょっと室外機が必要にはなるが…」

B「え、それって既に扇風機じゃなくてクーラーじゃない?敵を超えようとして敵と同化しちゃってない?

A「何…だと…!?畜生こうなったらーッ!扇風機の十八番の風力を強めて、台風並みの風を起こせるようになったらァーッ!!


 こうして部屋中の物を吹き飛ばしたハイパー扇風機は当然のように粗大ゴミに出されてしまったという…、家電的に決して超えられない壁!(待て)


8月13日(水)「新しすぎても読者は受け入れ難くなるというのがよく分かる」

 本格ミステリーレビュー・第四回ィィィ!(待て)

 という訳で、今回紹介するのは再び森博嗣先生の作品より、怪作・「そして二人だけになった」であります!

 …例によって、検索しても古すぎてハードカバー版が出てこないなオイ!(汗)


 森博嗣先生が、その独特のクールなセンスと新しさに満ちた作家なのは 前回のレビューで言わずもがなとして、この作品は特に新しすぎて賛否両論という珍しい立ち位置(待て)

 メインとなるトリックは実に素晴らしく、それ単体では絶賛する人が多いのはアマゾンレビューからも分かると思いますが(レビュー内で他のレビューに振っちゃったよ!?)、ところがどっこい!その程度の新しさでは満足せず、そこから更に捻ってくるのが森博嗣節。

 ストレートに書けば本格ミステリーとして相当な高評価を叩き出していたであろう所に、敢えて一ひねりを加えたが故に賛否両論の嵐というのが、何ていうか…凄いよなぁ…( ̄ω ̄;)

 後に森先生がこの作品を語った時に、「ありきたりな終わり方ではなく、新しいブレーキを試してみたかった」的な発言していたと思うのですけど、そんなもん…!作り手的には光野だって試してみたいわ!(待て)


 という訳で、作者の心情は理解出来るものの、読者にとっては「あれが無ければ傑作だったのに…!」を地で行く評価となってしまったこの作品。

 このレビューは基本、トリックの凄さをメインに評価をしているので、その意味では間違いなく凄い作品だと思うのですけど、ストーリー単体で評価するなら、賛否両論となるのも頷ける。

 光野的には好きなものの、その辺り許せる読者さんだけにオススメしたいちょいヒネ・ミステリーです。


8月12日(火)「何かもう今日は、絵無しで(汗)」

 という訳で、裏サンデー第三回連載投稿トーナメント・Aブロックの作品を、掲載が終わるまでに何とか一通り読み終わりまして、何だかどこかで見たような常連さんの作品が結構多い…!Σ( ̄□ ̄)

 そして今回も光野的に面白かった作品の感想をちらほらと。


●1018『人間コンテスト』
 SF的にはかなり王道なテーマだけども、最近の漫画では珍しいというか新しい。先のお話が気になるタイプ。

●1030『マジシャンしるく〜夢を継ぐ者〜』
 あのマジシャンしるくが復活した…だと…!?Σ( ̄□ ̄;)前回の投稿時よりも画力が格段にアップしていて非常に読みやすい。そして相変わらず手品を綺麗に物語に絡めてくるね。

●1033『ゆるいぞ。0001』
 非常にゆるいギャグマンガ。絵的にも味があり、地味に面白い。

●1043『MIND』
 この人のネーム力凄いな…!?Σ( ̄□ ̄;)非常に余裕たっぷりの展開であるにも関わらず、次回への引きも強くてお見事。Aブロック作品の中ではイチオシ。

●1074『リーガル・タイム・クライム』
 SF短編。一つの話としてきっちりとまとまっており、ネーム力の高さを伺わせる。こういうの好きだなー。

●1075『鉱熱機関 銅月』
 絶対に前回『恋愛無双レオ』で参加してた方の作品だと思うんですが、今度はファンタジー…だと…!?相変わらず独特のセンスが遺憾なく発揮されています。ていうかラスボスがどう見ても(以下略)



 他にも面白い作品がかなりありましたが、全部は流石に書き切れないので(汗)とりあえずはこの辺で( ̄ω ̄;)

 再出場されてる方々のレベルが軒並みアップしている風に感じるので、もし次の機会があれば、光野も燃え滾らねばなるまい…!


8月11日(月)「それはきっと、ひと夏の」

 現在、10日 日曜日の午前中ですが、地元の台風の暴風雨が過去例を見ないレベルになってて(汗)、何か普通にとんでもないよ!外から格ゲーの真空衝撃波みたいな音が響いてくるよ!Σ(T□T;)

 家もさながら遊園地の海賊船クルーズのように揺れまくっていて(汗)、これ程まともに台風に恐怖するのは久しぶりだぜ…!

 光野水人です。


 本日のコント♪

危険物の放置ダメ、絶対!

A「オイラの名前は花火三太郎!夏祭り用に作られたのはいいが、倉庫の隅っこで一つだけ忘れ去られてしまったという悲劇の三尺玉なのさ!」

B「あら…、まあ!こんな所に、まだ火の付いていない花火があるだなんて…!」

A「な…何だと…!?来年の夏まで誰一人来ない筈のこの倉庫に、見るからに儚げな美人が訪れた…だと…!?フォーリンラヴー!

B「うふふ…面白い花火さんね!良ければこのお姉さんと、ひと夏だけの危険な火遊びをしない?」

A「ムゥ…!?三尺玉に向かってその台詞…!アンタ相当な玄人と見たね!」

B「うふふ、その通り!私は」


 こうして通りがかりの放火魔によって火を付けられた三尺玉は、前代未聞の大火事を起こす事になるのですが…。

 しかし恋に燃え尽きて悔い無し!(待て)


8月10日(日)「そして彼女の欠点は続く」

 本日のコント♪

あらゆる欠点を無くせば完璧になるに違いない理論

A「私の名前は剣道部センパイ!文武両道、眉目秀麗な私だが、実はたった一つだけ欠点がある…!

B「ぶっちゃけセンパイは弱点だらけのような気がしますが、一体何が欠点だっていうんです…?」

A「実は私は…脇の下が弱い!

B「え…!?そ、それはいわゆるくすぐられるのに弱いとかそういう意味で…?」

A「恥を忍んで言うのだが…!私は脇の下から銃弾で撃ち抜かれると死んでしまうのだ…!ぐぬぬ

B「いやそんなもん誰だって撃たれたら死にますよ!?骨の間を貫通して内蔵に届いちゃってるんですから!」

A「…脇の下以外の部分だったら、超人的反射力で皮膚の上で逸らしたり出来るのになあ…」

B「どちらかというとそれが出来る方が人間業じゃないですよセンパイ


8月9日(土)「ここしばらく曇天しか見てない気がする」

 という訳で、例によって近付きつつある台風のせいで天気が大荒れに荒れまくっている地元であります。

 光野水人です( ̄ω ̄;)

 …何か、今年に入ってから荒れた天気がやたら多くてしょうがない気がする…(遠い目)

触れる立体表示装置、というのが素晴らしいね

「3次元物体の形状をリアルタイムに立体として『再現』する表示装置」

 空間内の物体の形と動きをトレースして、立体的に盛り上がる棒を使って表示する装置「inFORM」の紹介記事。

 例えば空間内で手を動かせば、棒が盛り上がって手の形と動きを再現するというΣ( ̄□ ̄;)、これは…!3Dメガネとかを使わない いわゆるモノホンの3D立体映像装置…!(待て)

 実際に触れる物体で「立体」を表現するところが非常に面白いといいますか、こういうので次世代ゲーム機とか作れないかなあ…、子供が触ったら隙間に指を挟みそうだからダメか…(遠い目)

 光野的にはこういうあからさまに新しい発想は大好きですので、一般に普及してくれると凄く嬉しい。


8月8日(金)「光野的にはこの人と京極夏彦先生が新本格にトドメを刺したイメージ」

 本格ミステリーレビュー第三回。

 今回紹介するのは、理系ミステリ作家・森博嗣先生のデビュー作「全てがFになる」なのであります!

 Amazonで検索しても、講談社ノベルス版が出てこなかったのがちょっと残念!( ̄ω ̄;)


 森先生は非常にクールかつ新しい発想をされる方で、その独特の文章は読者によって非常に好き嫌いが分かれるのですけど、光野的には超大好き!

 「本格ミステリー」抜きの文章のみの評価であれば、光野の中では最も好きな作家の一人にランクインされる程であります。

 作品タイトルやセンスもさる事ながら、ストーリー全体に「思想」を乗せる傾向が多く、トリックのみならず事件自体に深く考えさせられる部分がある所がファンの心を掴んで止みません。


 「全てがFになる」を含めた初期十作の「S&Mシリーズ」は、この文章が肌に合う本格ミステリ好きなら間違いなくオススメ出来る作品群なのですが、その中でもイチオシしたいのがやはりこの第一作目。

 事件、舞台、探偵、そして犯人…、その全てのパーツから感じる新しさからは、読んだ当時、新時代の息吹を感じたものです。

 コンピュータ関連の知識が 書かれた当時のものなので、今見るとやや古びた感はあるものの、それがトリック自体の本質を貶める事は全く無く、やはり新しい思想というのは時代を超える物なのだなと思います。 

 本質的な意味で、この「密室トリック」を越える密室は、なかなか出てはこないだろうなあ…( ̄ω ̄)


 とかく「天才」の多く出てくる作品なだけに、クールな謎解き体験をしたい方にオススメです。


8月7日(木)「寝耳に水とはまさにこの事」

 という訳で、裏サンデー第三回連載投稿トーナメント・Aブロックの掲載が始まった訳ですけれども、現在は大量の作品を一気に読める程の時間が無いので(汗)今回は割とゆっくり目に読み進めて行きそうな予感!( ̄ω ̄;)

 よく考えたら、投稿に参加せずに完全読者の目で読むのはこれが初めてなんだなあ…。

 光野水人です。

そういえばゲーム漫画は著作権的に鬼門と昔から言われてたなあ…(遠い目)

人気漫画に他社のゲームキャラが…ドラクエの「スクエニ」を著作権侵害容疑で捜索 大阪府警

 ホゲェ…!Σ(◎□◎;)

 ハイスコアガール」は90年代の格闘ゲーム世代の青春を描いたゲーム漫画で、漫画内にリアルゲームがポンポン出てくるのですけど まさかのゲーム会社に許可を取っていなかったのかよ!(汗)

 出版社って昔から、例えば漫画の原稿料であるとか まともな会社なら当然きちんとすべき内容をなあなあで済ませている部分が多々あるのですけど、いきなり著作権侵害容疑で家宅捜索とかあまりに対応不味すぎるだろ…(汗)

 光野が単行本で追いかけている数少ないシリーズの一つですので、正直これはめっちゃ驚いた…、決まっていたアニメ化これは絶望的になってきたでぇ…!( ̄ω ̄;)

 ていうか、九月頃に次の単行本が出る予定だったと思うのですけど…、続きが読めるかすら怪しくなってきたよコレ(汗)


8月6日(水)「世界でもっとも有名!かつ」

 また台風が近付いているせいか、風がやたらと強い日々。

 光野水人でヤンス!


 本日のコント♪

夏休みの自由研究にはきっと丁度いい

A「うわーい!道端の行商のオッサンから面白い物を買ってきたぞぅ!」

B「道端の行商のオッサンとかいう時点で騙されてる感満々だけど、一体何を買ってきたというのかね!?」

A「ジャーン!何と水をやって育てるとゲームがなるという『ゲームの種』!くっくっく…!これであのTVゲームもこのモバゲーもやりたい放題じゃぜ…?」

B「いや幾らなんでも植物の種からゲームなんて出来る訳ないだろ!?それ完璧に騙されてるよ!」

A「いいや!そんな事は無いね!オッサンは大変澄んだ目で『世界で最も面白いゲームが育つ』と言ってくれたのだから!」


 こうして育った植物からは、トランプ模様の葉っぱが沢山取れたというからまあ台詞は間違ってはいない(待て)


8月5日(火)「ここ数日はちょっと雨が続いて涼しかったり」

 という訳で新サイト立ち上げから数日が経って、多少はサイト更新作業の雰囲気も変わるのかなーと思いきや、全く変わった気がしない今日この頃(待て)

 多少ページが見やすくなったかな、とは思うものの、基本的内容はそんなに変わっていませんからね…( ̄ω ̄;)

 光野水人です。

もっと劇的に3Dサイトとかにすべきだったですかね(待て)

 さて、「都島燈理」第十話はなるべく定期的更新を目標にしてはいるものの、それはそれとして現在は「WMW」の続きを描いていたりします(待て)

 …いや…、一応「別館」の方で次タイトル予告しちゃってますので…( ̄ω ̄;)、出来ればキリのいい所までは、「都島燈理」と平行して進めたくはある(具体的には電子書籍のvol.2が出せるくらいまで)

 とはいえ「都島燈理」第十話の方が優先ではあるので、これまで以上にWMWの更新の進みが遅くなるのはご容赦願いたい(汗)

 とりあえず続きをモリモリ描いております…モリモリ!


天才バカボン :初の長編劇場版アニメに 名作「フランダースの犬」をパロディー

 「今更天才バカボンの劇場版て!」と思いつつも、製作が「鷹の爪」シリーズの蛙男商会さんならまあ仕方が無い(待て)

 うん…、何だろう…、生粋の赤塚不二雄ファンならまた違う感想なのかもしれないですけど、光野的には「鷹の爪」と「バカボン」に非常に似た空気を感じる。


8月4日(月)「かの名探偵・御手洗潔の鮮烈デビュー作」

 という訳で、本格ミステリレビュー第二回!

 今回紹介するのは、再び本格ミステリー界の巨人・島田荘司氏の作品から!

 著者のデビュー作にして第一長編「占星術殺人事件」であります!


 かつて、松本清張が築き上げた社会派ミステリーの全盛期…!いわゆる現代社会の闇に鋭いメスを入れつつ大人のミステリしていた作品が流行っていた頃!

 その一方で、謎解き中心の「本格ミステリー」が「トリック・謎解きなんてお子ちゃまだぜ!」とか言われて息も絶え絶えだった頃に、発表されたのがこの作品!

 そりゃあもう、「本格」ミステリーに飢えていた全ての読者がこの作品を歓迎したとかいう話で、実際、後に一大ブームメントを築き上げた「新本格」の作家の多くが、この作品に少なからず影響を受けています。

 それ程の名作では…あるのですがッ…!


 後にコミック「金田一少年の事件簿」の某話にて、トリックをほぼそのままパクられてます(待て)

 この件に関しては割と長期に渡って議論があって、そもそもは島田先生がそういった盗作問題について非常におおらかな態度だった事にも一因があると思われますが(汗)、とにもかくにも、島田先生が一度は盗作問題について言及し、「金田一少年」の側も非を認めた上で謝罪をし、ひとまずこの件に関しては決着!

 決着は…しましたが…!


 かたや、TVアニメ化やドラマ化・映画化までされ、歴代コミックの売り上げベスト10に入る程の人気マンガ。

 かたや、本格ミステリー界においては大巨匠なものの、そもそも本格ミステリー「小説」というジャンルがマニアックなものである為、未だに知る人ぞ知る作家の域を出ない島田先生。

 トリックの元祖は間違いなく「占星術殺人事件」であるのですが、読者がどちらを先に目にするかといったら、圧倒的に「金田一少年」に軍配が上がってしまうのですよね…!( ̄ω ̄;)(実際、光野が目にしたのも金田一少年が最初だった)


 そういった訳で、トリックから何から間違いなく超一流の「本格ミステリ」であり、光野の本格ミステリベスト10に間違いなくランク入りする作品ではあるのですがッ…!

 紹介順としては、色々と鑑みた上で二番目になってしまったのじゃぜ…!( ̄ω ̄;)

 本格ミステリにおける意図的なパクリ&ネタバレダメ、絶対!(汗)


 しかしながら、その辺りの点を差し引いても この作品が超名作である事は間違いなく、特にメイントリックのオリジナリティに関しては他の追随を許さない。

 物語の中心となる謎を一つ解くだけで、その他のパーツが全てパタパタカラカラとあるべき場所にピッタリと収まる。

 そんな強烈な謎解き体験をしたい方に、オススメです( ̄ω ̄)*


8月3日(日)「コントは続くよどこまでも(どこまでもなのか)」

 という訳で、サイトリニューアルをしてみた所でやはりコントの日々は続くのである!(待て)

 光野水人です。

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 本日のコント♪

秋色メロンでも大活躍!…予定!(待て)

A「私の名前は永遠理想のロボットアイドル・松田メカ子!今回はリニューアルに相応しく、真っ当にコンサートを開いてみちゃうよ!」

B「そのリニューアルというのが何を差しているかは分からないけど、とにかくアイドルがアイドルらしく活動するのは良い事だよ!何かもう最近破壊活動しかしてなかった気がするから

A「アハハハ何を言ってるんですかマネージャー!日本一のアイドルが活躍するからには夢と希望を振りまくのが当然っていいますか、破壊活動だって建築屋さん視点からすれば仕事が増えて大助かり

B「そりゃ確かにそういう側面もあるだろうけどー!?

A「そしてコンサートだって、アイドルに熱を上げるファンから全てを搾り取る活動だと思えばすっごい暗黒だと思いません?

B「そのセリフをアイドル自身が言うのは凄い問題あると思うな!?


8月2日(土)「秋色本格ミステリ レビュー第一回」

 という訳で、ほぼリニューアル時の勢いだけで始めてしまいました本格ミステリーレビュー(勢いだけだったのか)!

 記念すべき第一回目は、本格ミステリー界の大巨匠・島田荘司氏の「斜め屋敷の犯罪」であります!


 その昔「新本格」なるものが立ち上がって本格ミステリ界隈が大変賑わい、綾辻行人や有栖川有栖、歌野晶午や法月綸太郎といった本格ミステリの名手が次々と生まれ、その後金田一少年やら名探偵コナン君やらの本格推理コミックが連載され始めたのも、全て島田荘司氏の影響といっても過言ではない(過言だったらどうしよう)

 その島田荘司氏の記念すべき「第二長編」が、この「斜め屋敷の犯罪」なのであります!


 …え?どうして「第一長編」から紹介しないのかって?

 …第一作目は…、後に金田一少年がトリックをパク…ゲフンゲフン。

 色んな理由でその辺りは次に回す!(待て)


 という訳で、光野水人が理想とする本格ミステリーに最も近い形であり、光野がオススメするミステリベスト10で文句無くトップに躍り出るのがこの作品。

 いわゆる「読者への挑戦状」が途中で挟まる辺り本格ミステリを名乗るのであればまあ当然として(待て)、思わず目の前が真っ暗になりそうな程の強烈な謎が、名探偵・御手洗潔の手によって快刀乱麻を断つが如くバッサバッサと解かれていく様と来たら…もう!

 ぶっちゃけた話、光野はこれに匹敵するかそれ以上の作品を描く為だけに、本格ミステリ漫画を描き続けているようなものです。


 メイントリックは発想の転換が必要なだけのワンアイデアなので、多分気付く人はパッと気付く。

 故に人によっては「こんなの簡単すぎる!」という評価になるのかもしれないですけれども、そもそも読者に解答可能が前提の本格ミステリにやたらな緻密さ難しさを求めている人間は、数学者にでもなって永遠に数式でも解き続けていればいいんじゃないかな(待て)

 トリックの大きさ、難易度、探偵のキャラクター性、その行動から導かれる結末など、光野基準で考えるならこの上ない高水準を満たしているこの作品。

 …惜しむらくは、謎解きに対して一箇所だけヒントを隠している部分があって、それは作中でも指摘されてはいるのですけど、そこだけはホント普通に堂々と示してくれれば全く文句の付けようもない傑作に仕上がっていたと思う。


 トリックメインの本格ミステリーをこよなく愛する全ての人に、心からオススメしたい作品です( ̄ω ̄)*

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 …といった感じの本日の本格ミステリーレビューですが、思った以上に独断と偏見に満ちているというか、いわゆる一般的な本格ミステリのイメージにありがちなマニアックさになってきたな…(汗)

 自らミステリレビューの存在意義を疑いつつ(待て)、レビューは続いたり続かなかったり。


バナー広告的に画像を貼ってブログ風に(待て)
8月1日(金)「秋色メロン始めました」

 という訳で、捨てる神あれば拾う神あり!散る花あれば咲く花あり!

 Webコミック「都島燈理は推理する」第十話の掲載開始に伴い、サイトをリニューアルする事に致しました〜!

 管理人の光野水人です。

 リニューアル計画自体は数年前から、具体的に言うと2008年12月30日の秋色日記の時点で既に話題に触れてるのですけど(汗)、…まあ…、当時の光野も、実行がこんなに先になるとは全く予想していなかったなあ…( ̄ω ̄;)

 とにもかくにも「秋色西瓜」改め、「秋色メロン」として今後も細々とサイト運営をしていく所存也。

 宜しくお願い致します。

スイカは英語でウォーターメロンといいましてね?

 そして、「都島燈理」第九話更新終了から丸八年。

 都島燈理は推理する・第十話「この凍れる世界で、望む君と(その1)」をようやく更新する事が出来ました〜!

 …長かった…、ホンマに長かったんやでこれェ…!(TωT;)

 既に読者に見捨てられていても全くおかしくないっていうか、とっくの昔に見捨てられてる感が無くは無いですけれども(汗)、それでも今後は可能な限り定期的に、連載継続して行きたいと思います。

 …終了までには、また多分とんでもない年月が掛かると思いますけど( ̄ω ̄;)


 ちなみに「事件」が起きるのはまだかなり先です。

 現在は思いっきりプロローグ。

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 さてさて、リニューアルに当たってサイト構成にも色々と変化が出ている訳ですけれども、新サイトのコンセプトは「可能な限りシンプルに、そして本格ミステリ色をなるべく強く」

 まあガワ以外はあまり変わっていない気もしますけれど(汗)、それでもなるべく使いやすく、サイト内のムダ情報・構成はなるべく削って、シンプルに。

 日記をトップの方に持って行かなかったのは、日記内で本編に触れる事もあるので、その若干のネタばれを防ぐ為。

 本当は、日記も色文字や大文字を無くして真面目風のテキストにしようかと思ったのですけど(汗)、うん、まあ…、こういうゴチャゴチャした日記の方が正直光野には合ってるよね…( ̄ω ̄;)


 「本格ミステリ色」については、近年 本格ミステリーというジャンルの衰退が著しいので(汗)、光野も本格ミステリ系サイトの端くれとして、少しでも盛り上げられないかなーと愚考してみた次第です。

 具体的に言うと、秋色日記で「本格ミステリー作品の感想」なんかをぽつぽつと書いて行こうかなと思っています。

 これまでも皆無では無かったですけど、ある程度は意図的に、多少多めに。 


 ↑のように、アマゾンアフィリエイトから引っ張ってきた画像を貼って、ネタバレはしない方向で、トリックやロジックのみに重点を置いた独断と偏見丸出しのレビューを展開する予定です。

 基本、画像を引っ張ってくるためだけにアフィリエイト登録したのですけど、このリンクから飛んで商品を買う人が居れば、光野が僅かに儲かる仕組みなのでその辺りはまあゴニョゴニョ…(待て)

 レビューの傾向としては、一昔前の新本格、あるいは推理マンガとかゲームが多くなるかと思います。


 まあそんな感じで、変わっているようで変わっていない、でもちょっと変わっているラー油のような新サイトではありますけれども、新規の人も古参の人も、良ければお付き合い頂ければ幸いです。
 
 といった感じの、秋色メロン始動初日のご挨拶( ̄ω ̄)



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