生まれ故郷
禁教・潜伏の時代、切支丹の人たちが受けた弾圧と迫害そして殉教………。それらは私たちに何を語りかけているのだろうか、訪ね歩きつつまとめてみたい。
親友のたぬき絵作家・堤けんじ君は、料亭「新富」の三男坊。包丁を握るのが本職だが、仕事の合間に絵筆を握り、愛らしい「たぬきの家族」を登場させて「ふるさと長崎」を紹介し続けている。
生まれ故郷のこの町は、かつては長崎県西彼杵郡三重村とよばれていた。昭和48年に長崎市に吸収され三重町となった。都会化がすすむなか美しかった村の風景が変わりつつある。
長崎のこと
たぬき絵のアトリエ
                               ◆製作者より
  このホームページは、最初は家族のページをとおもって作り出したのですが、生まれ故郷の長崎の名所・旧跡なども掲載していこう、そのなかでも、おもに長崎のキリシタンの歴史にスポットをあてみようという思いが浮かんできました。
 長崎の歴史には「名」と「暗」があります。「明」は開港以来、長崎の港を中心にこの日本に西洋文化がもたらされ日本の文明の礎となったこと。「暗」は、長崎のキリシタンの人々がうけた苦難と殉教の歴史があることです。しかし長崎の人たちは、苦難の歴史を乗り越えて今日を築いてきました。そしてなによりも信仰の自由がもたらされた背景に、長崎のキリシタンの人々への迫害があったことを忘れてはならないという思いでつくりだしています。いろいろとお教えしていただきながら、そして手直しもしていきながら順次、仕上げていきたいと思っています。疑問や感想などもお寄せ下さい。

                       ◆サイトに使用している写真と絵について
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◆本ホームページ作成のために参考にした文献・書籍 順不同
  長崎のキリシタン学校、大航海時代の長崎、長崎県の文化財(長崎教育委員会編)、長崎市史・地誌編名名所旧跡部、長崎市の文化財(長崎市役所編)、長崎県の歴史散歩(長崎県高等学校教育研究会・山川出版)長崎歴史散歩(原田博二著・河出書房)長崎県の歴史(瀬野清一郎著・山川出版)長崎(原田伴彦著・中央新書)街道を行く/島原半島・天草の諸街道(司馬遼太郎)、日本史探訪/キリシタンと鉄砲伝来(角川文庫)、浦上四番崩れ(片岡弥吉著・ちくま文庫)、切支丹の里、母なるもの、女の一生/一部・キクの場合 女の一生/二部・サチ子の場合、最後の殉教者、沈黙(遠藤周作)、日本26聖人殉教記(ルイス・フロイス著 結城了悟訳)イエズス会士日本通信上・下(村上直次郎訳・雄松堂出版)、月間「聖母の騎士」(2001.4.7)、ぶらーりぶらぶら・狸のふるさと漫遊記(堤けんじ作・狸企画)
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