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まずはパーティション

インストールするには、FreeBSD専用のパーティションを作らなければなりません。このパーティションを決める作業には、いつも頭を悩ましています。また、FreeBSDでは、パーティションを作った後、パーティション内部にスライスを作らなくてはなりません。余計に悩んでしまいます・・・。

私は、パーティションは2つ作成し、そのうち1つを/home専用(1パーティション=1スライス)にしています。この様にしておけば、OSのバージョンアップが簡単だからです。

追記
私はOSのバージョンアップをする場合、上書きインストールは嫌いなので、現在の設定ファイルのバックアップをとり、新規インストールの手順を取っています。この方が、前のバージョンのごみが残らないので気に入っています。

次は、スライス

/homeについては、パーティションと同時に決まりますが、それ以外のスライスも作成しなければなりません。自動でスライスを決めてくれるコマンドを使用すれば、次の4つが作成されます。

  • /
  • /var
  • /usr
  • swap

私は、他に「/tmp」のスライスを作成した方が良いと思います。その理由は作成しなかった場合、「/」パーティション内に作られるからです。「/usr/local」も別スライスにした方が良いとの記述も見たことがありますが、スライスを細かくしすぎるのも余り良くないかと思います。

スライスの容量は

自動でスライスを作成した場合、「/var」の容量が少なめに設定されます。クライアントとして使用する場合は、この設定でも良いのですが、キャッシュを必要とするサーバーアプリケーション(MAIL / NEWS / PROXY等)を使用する場合は、「/var」のサイズは大きくしていた方が良いです。その理由は、/var ディレクトリは、頻繁に更新されるファイルを格納するディレクトリとして使用しますので、キャッシュなどは/varディレクトリ配下に作成されます。また作成した方が良いからです。

 

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Last Updated: 2002/01/19