名古屋鉄道乗り歩き1。
目が覚めたら8時、着替えて朝食へ・・このホテルはトーストと飲み物だけだがサービスされている、セルフサービスだけど好きなだけ食べることが出来る、少し料金がかかっても良いか
ら何かおかずも欲しい所、さて今回の乗り歩き最終日どの様に過ごそうか・・。

一晩ゆっくりと休んだ為頭痛が直ったと言う名古屋の友人と名鉄の駅で合流する事に・・しかし私は違う改札口に一旦行ってしまい慌てて軌道修正。
名古屋鉄道には一日乗り放題の切符が有るそうなのでそれを利用、何とか元は取るぞ〜・・(^^;)。

名鉄にはアルウェーグ方式の元祖とも言えるモノレールが今も運転されており、折角名古屋まで来たので乗りに行くことに。
移動にはまたパノラマスーパーの展望席を利用、列車は全て指定席μシートの4両編成でした、通常は豊橋寄り2両が指定席車になるのですがこの様な編成も有ります。
μシートで快適に犬山線を犬山遊園駅まで・・右の画像、パノラマ車の上にモノレール車両が見えます、しかし・・今日も暑い〜・・。

犬山モンキーパークへのモノレール、詳しくはモノレールコーナーに枠を 設けることにしてここでは簡単に・・編成は3両編成が2編成有りますが路線は全て単線、全線で1閉塞なのですれ違いは出来ません、多客期は重連で運転されるのでしょう。
室内は右の画像・・車体断面は東京モノレールに似ています、その為台車等の走り装置が室内に張り出しています。
設置が古いので非冷房・・ファンが回るのみです、しかし日曜の午前中・・天気も良いのに乗客は私と友人だけ・・後は運転手・・皆さん車で上に上がってしまうのでしょうね・・存続できるかが心配に。


厳つい感じの運転台、オーソドックスな2ハンドルですが面白いのはブレーキハンドル、脱着式なのですが黒いノブが付いています。(運転手の右手から少し見えています)
駅を発車すると路線はかなりの急勾配ですがゴムタイヤの威力で力強くグイグイ上っていきます、画像右の様な所も走り、アルウェーグ方式は割と高いところを走っているイメージが有りここの様に地面すれすれ走るとちょっと違和感があります。

途中駅に成田山駅があり、名鉄の列車の運転台には必ずここ成田山のお守りが付けて有るとか・・。
あまりノンビリもしていられないので動物園駅まで行って直ぐに折り返しに乗車、犬山遊園駅まで戻りました。
時間が有れば走行画像も撮影したいところでした、でもこの日に歩き回ると干からびてしまいそうな天気だった・・。

ここ犬山遊園と新鵜沼の間に鉄橋が有るのですが以前は道路との兼用で有名なポイントでした、現在は道路用の橋を新製し分離しました。
左の画像はその鉄橋を渡るパノラマ車、兼用橋の頃は20Km/h以下の最徐行で渡っていた様です、その頃の雰囲気は鉄道シミュレーターに有る名古屋鉄道編で体験する事が出来ます。
右の画像はその鉄橋を道路側から見たところ、かなり年代を感じさせます。

兼用橋の頃から複線だったのですが橋部分で上下線の間隔が狭く橋の上でのすれ違いは出来なかったそうです、専用になったときに上下線の間隔を広げ、晴れて正規の複線に・・、兼用の時代に来てみたかったですね・・。
徒歩でも新鵜沼まで行ける距離ですがフリー切符も有るので列車で渡ることにしました。

道路との兼用だったので一般的な鉄橋より幅が広いです、この橋の上で車と一緒に走っていたのですね、運転手もかなり気を使った事でしょう、車の方から見ても路面電車の様な車両ではなくフルサイズの電車が一緒に走った訳ですから初めての人は驚いたでしょうね・・。

この鉄橋を渡りきり右にカーブすると新鵜沼に到着・・、愛知県から岐阜県に入ります、この駅からJRの鵜沼駅間に連絡線が有り今はもう走っていませんが名鉄のディーゼル特急で”北アルプス”がJR高山本線に乗り入れ、高山まで走っていました。
列車は各務原線に入り新岐阜を目指します、この線にもちょっと変わった所が有り路線は複線ですが一部区間はすれ違いが出来ないとか・・カーブでも上下線の間隔が空けられず車両同士が干渉してしまうらしく同時に進入しないよう専用の信号機が授けられていました。
何となく時間がのんびり過ぎていく様な感覚です、列車は順調に走り新岐阜へ。

名古屋鉄道乗り歩き2、家路へ。
最後のページ・・ちょっと重いです。
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