行って来ました北海道、今度は1人旅。(1)


出発進行!今回はJRでスタート、青梅線の地元駅より青梅線、中央線直通の電車に乗り込み東京駅まで向かいます。
青梅線は103系電車が主に運用されているのですが中央線直通はこの201系が入ります、今回利用したのは通常の快速でかなり都心よりから快速運転になりますが、1時間に1本は停車駅の少ない直通の特別快速として運転されます。
201系も大分車歴が古くなりました、ブレーキ減速時に主電動機で発電した電力を架線に返すという電力回生ブレーキを備えた省エネ電車として最初に登場しましたが、電機子チョッパ制御機のコストが高く付き、その後の203系以降は使われなくなってしまいました。



201系、試作車が開発されたのは1979年、通勤タイプとしては地下鉄乗り入れ用の301系に次いで空気バネ台車を履き乗り心地の向上、半導体を用いた制御装置サイリスタチョッパ制御を採用、現在ではパンタグラフを折り畳み高さの低いPS26(以前はPS22)を付けた車両、又はシングルアームタイプのパンタグラフを搭載した車両に統一され、全ての編成が中央線の高尾以西にある小さな断面のトンネルを通過できる様になりました、これにより車両のやりくりに制限がなくなり効率がよくなった事と、ダイヤが乱れた時の対応がやりやすくなりました。
(以前はパンタグラフの種類により高尾から西では運転出来ない編成があったのです。)
余談ですが、総武線中央線各駅停車用に新型のE231系が導入され、古い103系が淘汰、同線の黄色塗装の201系も捻出され一部はスカイブルー塗装となり京葉線へ、一部は中央線と同じオレンジに塗装されました。
しかしパンタグラフがPS22のままなのと先頭車に特別快速表示用の機器が無いので中央線の運用に使えず、青梅五日市線のステッカーを貼り青梅線と五日市線専用で使われています。





東京から盛岡までは東北新幹線を利用、車両はE2系のやまびこ25号、盛岡寄りに秋田まで向かうこまち号のE3系を併結しています。
この列車は停車駅の少ない速達タイプ、以前のスーパーやまびこと同じダイヤで走ります。
その為やまびこがやまびこを追い抜くと言う事も発生します。
東京、上野、大宮と停車した後は仙台に停車、その後は盛岡までノンストップ、最高速度275Km/hの俊足です。
前回と同じくこの列車内で夕食の駅弁をほおばりました。



E2、E3系新幹線車両はインバーター制御車でE2系は同じ型式でも、あさま用のN編成、やまびこ用のJ編成があります、J編成は275Km/h運転に対応、あさま用のN編成は260Km/hで仕様が異なっています。
E2系やまびこは1997年3月から運用開始、こまちのE3系と併結用に開発されました。
E3系にはこまち用とつばさ用が有り、それぞれ最高運転速度が違います、つばさ用は400系と共に運用されるため240Km/h運転となっています。

東京駅東北新幹線ホームのキヨスクにて発見!、冷凍みかん・・やはり夏の鉄道旅行にはこれが必需品?、時期によっては網に入ったみかんも売っていましたよね・・何だか懐かしい感じがしました。
北に向かう上野駅の長距離列車や特急発着ホームならお似合いかも知れませんが新型新幹線電車の発着するホームなので余計に目立ってしまいました。

最近の車両は方向幕や以前のサボに当たる物までLED化されています、表示は一定時間ごとに漢字と英語又はローマ字に切り替わり表示されます、幕の様によれたり巻き取り機構のトラブルもなく、半導体が劣化しない限りメンテナンスは要らないでしょう。
プログラムを変えればどの様な表示も可能になります。

はつかり号に乗り換えです。