基地局本体の色々・・。(500mW局)
基地局本体全種類・・とは行きませんが目にした基地局本体を並べて見ました、結構種類がある物です。
こちらはDDIポケットとしてサービス開始当初に多数設置された基地局(G1、GENERATION-1)、セパレート型(R型)と呼ばれているタイプです。 画像左、この箱はアンテナの直下に付いている物でRFスイッチと呼ばれている箱です、送信受信を決められたタイミングで切り換える動作をしている物と推測します。 |
このタイプは三洋電気製の基地局(B型)、本体とRFアンプが一体型となりコンパクトにまとまった三洋の第1世代の機種です。 アンテナ直下のRFスイッチボックスが付いていないのも特徴ですがこの基地局では回線交換によるデータ通信時32kbpsに制限されてしまうとのことです。 |
この基地局も三洋製(K型)、他の機種に比べかなりコンパクトに仕上げられています。 |
G2、第2世代の基地局で一番目にすることが多いと思われる基地局(D型)、本体とRFアンプが一体になったタイプで出力は500mW、64kbps通信にも対応している物、このタイプにはアンテナ直下のRFスイッチボックスが取り付けられています。 |
こちらはG3(GENERATION-3)と呼ばれる第3世代の局(L型)でアダプティブアレー動作が可能、アンテナの組み合わせにより通話通信中の端末に向けて指向性のある電波を送ってきます、通話中の端末が移動してもそれに合わせて電波を送ってくれるため安定した通話が可能という優れもの。 |
左上の基地局によく似ていますがこの局は京セラ製のG3接続型(F型)と見られます、接続型は単独でISDN回線(I’ライン)を繋ぐ事はできず、他の基地局に繋ぐ事で回線を増やす事が出来る基地局です。 エントランスシステム中継器受信部 → |
電子機器の展示会にて 静かに展示されていた本体。
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親亀の上に小亀・・では無いですが比較のために私が愛用している電話端末(PS-C2)を乗せて見ました、基地局本体としては大きい方になりますね。 アンテナへ接続される同軸ケーブル用コネクタが4つ・・それぞれのエレメントに配線されます、このタイプの基地局にはアンテナ直下のRFスイッチボックスは有りません。 |
20mWの基地局(E型)でよく目にするタイプです、単独型で小さいながらも7回線収容している多回線型、やはり同一仕様で3社が製造。 |
20mW局の従属(接続)型基地局(T型)で東芝製と見られます、500mW局に接続され回線を増やしたりエリアを拡大、延長させるのに使用されている模様。 |
こちらのタイプの20mW局は松下製の従属(接続)型基地局(M型)としてよく目にするタイプ、500mW局と共に設置され回線数を増やす働きをしています、ただこのタイプの局は2回線しかまかなえない模様です、アンテナは4本タイプと同じ物を2本付けている事が多いですが中にはリフレクター(反射器)を付けた物も見られます。 |