20mW局併設、2段アンテナタイプ、局本体とアンテナの組み合わせ
設置場所、方法のバリエーションなど。



WILLCOMのCSでよく見かけるタイプの自立型で4本有るエレメント下にもう2本エレメントを追加した物もみられます、回線数を増やしビジー対策の為だと思われます。(推測)
画像では見にくいですがCSの本体が収まっているケースはクッキー缶タイプで水平に取り付けられている物、設置もサービス開始初期でしたが設置当初は上の4本だけしか見られませんでした。



下の画像は後に追加されたアンテナ部分をクローズアップ、水平に付けられたクッキー缶タイプの本体以外に小型のケースが追加されそこからケーブルが配線されています。
20mWクラスの基地局ですがこのタイプの場合扱えるのは2回線まで、従ってこの基地局では親子合わせて通話、通信用に5回線収納されている事になります。
20mW局は松下製の物と見られます。



この基地局はちょっと出かけた時に発見、カメラを持っていたので帰りに道路から撮影。
500mWと20mWの2局付いているタイプ、最初は電柱に併設されている様に見えて珍しいと思ったのですが・・・。


もっと近づいて・・と車を回したら・・あらら、自立柱タイプでした。(^_^;)
こんなに近づけても大丈夫なのでしょうか?。
住宅地の真ん中で回線数確保のため20mW局を併設し5回線確保している物と思われます。
こちらは自立型のですがアンテナが二組付いたスタックタイプ、この場合は二組付いていても制御チャネルは一つで済むため7回線(制御1、通話7)利用することが出来る物です、この画像ではCS本体は重箱タイプが一組のみでRFスイッチのBOXも一つしか見られませんが建物の影の支柱にもう一台従動型(後にも出てきますが追加して回線を増やす本体)が設置されているのかも知れません、状態から見て初期に設置された物では・・。
大船駅の側で撮影、近くのビルにはビル設置タイプのスタック型も見られました。
さすがに駅の近辺は密度が濃いです。
(撮影時逆光のため暗くなってしまいました。)
500mW通常型基地局のスタックタイプですが基地局本体の付け方に違いがあるのがよく解ります。
1台は自立柱先端に水平に設置され、もう1台は柱の中程に設置されています。
後から追加されたのかも知れません、(従動型、接続型と言われるタイプ)基地局のタイプが違う為上のアンテナには直下にRFスイッチの箱が見られますが下のアンテナには見られません。
集合住宅の側なので回線を増強したのでしょう、7回線収容局と見られます。




最近は国道などの主要幹線道路沿いにも基地局、アンテナが目立ちますので移動中のデータ通信も十分可能でしょう。
その中でも目立つのがアンテナエレメントの長い高利得(高感度型)コーリニアタイプが増えて来た事。
この局は道路横の民家庭先に立っていた物です。





基地局本体はよく見られるクッキー缶タイプ、同じケース筐体を用い複数のメーカーが製造しているので外観からは製造メーカーを特定する事は無理でしょう。

三社製・・とでもしましょうか?、アンテナ直下にRFスイッチと呼ばれる小さな箱が付いたタイプの第2世代型です。





アンテナも複数のメーカーが製造しています、このアンテナはエレメントの長いタイプ。

DDIポケットの基地局にはアダプティブアレー型と呼ばれる物も有りますが、それは基地局本体の機能でありアンテナの機能では無いためこの基地局本体はアダプティブアレー型では無さそうです。
従来から有ったG2タイプ基地局とコーリニア型アンテナの組み合わせに寄る自立柱基地局、以前にもこのタイプは紹介していますが青空バックで再度アップ。

アンテナエレメントはまだきれいで汚れていませんがエレメントを支えるブームやその下のRFスイッチはちょっと煤け気味、アンテナエレメントを更新したのではないかと推測されます。
このアンテナが有る側に高校と大学が有りその為か電波が濃く、このアンテナから左に目を向けると4本のアンテナが見えます。
高感度型の無指向性アンテナを使用した基地局も増えて来ました、当初はG3型の局本体と組み合わされて設置される例が多かったのですが、この基地局は初代型で1995年サービス開始時より設置されている”セパレートタイプ”(G1)との組み合わせでした。
一体型コンパクトタイプ(G2)との組み合わせは見ていたのですがセパレートタイプとの組み合わせは珍しいと思われます。
RFスイッチボックスも大きめなので窮屈そうに取り付けられていますね。
駅前ロータリー側なので後に局本体も交換される可能性もあります。
アンテナが天井からつり下げられた基地局、色々な催し物が行われる東京のビックサイト、国際展示場西ホールで見つけました。
幕張メッセとは違い国際展示場は開業間もなくからDDIポケットは快適に使用出来ました、その後局数も増えWILLCOMなってからは新型基地局の設置も見られます。
エレメントが逆さに天井からぶら下がった物も有るようですがこちらは上に向いた状態です。
RFスイッチボックスが見える事からG2タイプの一体型が設置されている様です。

自立柱G2タイプ番外編

地元ではよく見られる自立柱型の基地局ですが、アンテナ部分がビルに設置されている物と同じようなエレメント間隔が狭いタイプが使われていました。

ほぼ同じ尺度にした下の画像で見ると右が一般的な自立柱型基地局に使われているアンテナエレメント、左はこの基地局のアンテナエレメント、エレメントの狭いアンテナが小型タイプ(支柱の細いタイプ)の自立型以外に使われているのは私が今まで見た基地局では初めての組み合わせでした。


 
  この基地局のアンテナ部分   一般的な自立局のアンテナ部分


看板併設タイプの基地局。


ゴールデンウィークに浜松まで出かけた時に、ご一緒した友人の紹介で撮影する事が出来ました。
お寿司やさんの看板に併設された基地局です。
今までに自立柱型、ビル屋上設置型、携帯電話鉄塔併設型などは見てきましたがお店の看板にアンテナが取り付けられたタイプは初めて見ました。



基地局本体は看板の間のこんな所に設置されていました。


看板上部に取り付けられたアンテナ、アンテナ自体はよく見られる自立柱型と同じエレメント間隔の広いタイプ、直下にRFスイッチボックスが見られます。



基地局はメーカーは不明ですが3社タイプの初期(G1)セパレート型、エリア化初期に設置された物と推測されます。
(情報提供Cさん)


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