街で見かけるWILLCOM(旧DDIポケット)のCS(基地局)あれこれ。
一番目にする事が出来るCSは。
自立柱設置タイプ

関東近辺でWILLCOM(旧DDIポケット)のCSとして数多く見られる自立型(専用の電柱を立てて設置)タイプです、基地局の基本・・と言って良い位に多く見られ、アンテナの直下にRFスイッチという小さな箱が付いているタイプと付いていないタイプが見られます。
自立型は4本有るエレメント(アンテナの素子)の間隔が広い物が多く見られます。
送信出力は500mw、64kbpsのデータ通信、パケット通信にも対応・・WILLCOMのCSはエレメント(アンテナの素子)が白い物のも特徴でしょうか。
CS本体のクローズアップ、一体型第二世代(G2)のタイプでよく見るとシールドケーブルが本体より6本出ています、RFスイッチ用の電源でしょうか?、私の地元では一番ポピュラーなタイプです。(この形状から勝手にクッキー缶型と呼んでいます。)
この一局で4回線ですが、その内1回線は”制御用”と呼ばれ通話には使われないため、実際には基地局1つで3回線と言われていますが現在ではその制御チャネルを用いパケット方式によるデータ通信を行っています。
WILLCOMのCSには当初より64kbpsのISDN、TA機能が内蔵されていた為、全国一斉にH11年7月より64kのDATA通信サービスが開始されました。
同じ外観で京セラ、エヌテクス等が製造していて見分けるのは難しいでしょう。
青空バックに・・タイプは良く見られるG2の一体型、基地局本体は水平設置・・今まで私の撮影した基地局に水平設置で単独の物が無かったのです・・身近に見られるのは基地局本体が垂直に付けられた物が多かったのです。

20mW局併設や付属機器が付いた物は有ったのですが・・で今回変わった物ではありませんが雲は有る物の青空バックで撮れたのでアップしました。
f(^^;)
地元に設置されたCSの中で本体がこの様なタイプの物も見られます。(その形状から勝手にオイル缶型と呼んでいます。)
このタイプのCSはアンテナ直下のRFスイッチと見られる箱が無く本体とアンテナが直に配線されています。
これも第二世代タイプでコンパクトなのですがこの基地局はデータ通信の回線交換方式で利用する場合は32kbpsに限定されてしまうとか。(^^;)
パケットの利用は制御チャネルを用いデータ通信を行っています。
製造メーカーは三洋で三洋の第1世代局と見られます。

CSの電子装置本体が収まっているケースが柱の先端に水平に取り付けられている物は割と初期に設置されたCSに多く見られます。

このタイプは電子機器の納められたケースが2つ見られる第一世代、開業がわりと早かった地域で見られます。
この場合は下がCS本体で上がRFアンプとの事でRFアンプの小型化が当初難しかったのでしょう。
(その形状から勝手に重箱型等と呼んでいます。)
このタイプはアンテナ直下にもRFスイッチと言われる小さな箱が付いています。

メーカーはエヌテクス社製と見られセパレート型と呼ばれている物です。

02.07.15画像入れ替え。

普段見られる自立型よりコンパクトで高さも低くビルの2階程度の基地局です。
アンテナエレメントの間隔も狭く、ビルの屋上に設置されている物と同じ物と見られます。
このタイプもアンテナ直下のRFスイッチと見られる箱が無く本体とアンテナが直に配線されています。

これはいつも行っているカーショップの目の前に設置されたCSです。(このCSが立ったおかげで今までカーショップ店内では弱かったのが快適になりました。)
そのCS本体のクローズアップ、比較する物が無いので解りづらいですがCS本体のケースもかなり小型化されています。
やはり電子機器の改良で小型化がされたのでしょう。
この本体を使った従来タイプの大きなCSも見られます。
三洋製の小型500mmWタイプ(K型)、コストパフォーマンスも良いとのことです。
(タイプとしては・・何に似ているかなぁ。)


私の地元に以前から有ったのですがなかなか撮影するチャンスが無かった基地局です。
自立柱型ですがコンパクトタイプ、支柱は茶色で細い物、普段あまり目にすることが少ない基地局と思われますす。

この上でこのタイプの基地局は紹介していますが上の基地局は本体が三洋のコンパクトタイプとの組み合わせでしたが、この基地局は私が勝手に”クッキー缶型”と呼んでいる第2世代の大きい物との組み合わせです、しかも手を伸ばせば届きそうな所に取り付けられています。
この画像は私が通勤に使っている道沿いに97年頃に設置された、よく見られるクッキー缶型のCSの支柱ですが、画像の様にアンテナの支柱に”POCKET”の文字が書かれています。
設置当初には文字は無かったのですが、すぐそばを走るモノレール乗車中にDポユーザーの友人が上空?から発見しました。
自立型のCSはよく見かけますがこの様に支柱に”POCKET”の文字が書き込まれている物は見た記憶が有りません。
探せばまだ有るかも知れませんが・・。
この自立型基地局は私の生まれ故郷(福島のいわき)で見つけました、真ん中に避雷針が付いたタイプですが回りには送電線鉄塔なども有りこのアンテナが一番背が高いとは思えなかったのですが・・。
基地局本体はよく見られるクッキー缶タイプです。
近くにはアンテナが2重になった自立型も見られました、宅地化が進み人工が増えたための対応かと思われます。
東北、電波が濃いですね。

WILLCOM基地局、ビル屋上設置タイプ。

私有のビルに設置されているWILLCOMのCSはこのタイプが一番多いです、アンテナエレメントの間隔が自立型より狭く作られコンパクトになっています。
CS本体は残念ながら下からは確認出来ませんがRFスイッチボックスの形状からクッキー缶タイプの一体型が設置されている物と思われます。

このタイプは基本的に上のタイプと同じですが真ん中にもう一本長めのエレメントが有ります、これは避雷針の様でアンテナが周りの建物より高い所に有る場合に見られます。
現在この場所には他に指向性タイプも追加設置されています。

こちらは同じタイプのアンテナが2段になったタイプ、駅の周辺など人が多く集まり、ビジーになりやすい所でで目にします。
RFスイッチボックスのケースが2つ見えますのでCS本体も2つ有る物と推測されます
設置する場所によっては真ん中に避雷針が付いている物もあります。


ビル設置型、高感度コーリニアアンテナとの組み合わせ。


このアンテナは地元近くを通る中央高速道路沿いに有り、以前から気になっていたアンテナです。
ビル設置型に多いエレメント間隔の狭い物ですがコーリニアタイプのエレメントが付き、しかもステーの間にRFスイッチボックスまで付いています。
このことから見て基地局本体は従来からのG2タイプの物が設置されていると推測されます、自立柱型ではコーリニアアンテナとG2タイプの基地局を組み合わせられた例は見ましたがビル設置型でもアンテナの更新などで今後は増えていくのかも知れません。
2004年春にこの基地局は最新型の8エレメントアンテナを用いた多回線型に更新さました。

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