♪よっちょれ、よっちょれ・・・♪
南国土佐のよさこい祭りオフ会(4)
よさこい祭りに飛び入り参加、しかし思っていたよりハード

よさこい祭り、ちょこっとメモ
よさこい祭り・・高知市で毎年8月9日から12日まで、四日間にわたって開催される祭り・・昭和29年から始まったお祭りだそうです、案外最近の事なのですね。
「よさこい」「夜さ来い」と書き「夜に来てください。」「今夜いらっしゃい」と言う意味なんだとか・・。
お祭りに参加するグループの人数は150人以内で衣装は自由、鳴子(そのルーツは田畑の「雀脅し」だそうです)を持つ事、踊りに使う曲、アレンジは自由ですが必ず”よさこい節”のフレーズを1部に使っている事・・等のルールが有るとの事でした。
踊りのグループには上の画像の様な音楽を流すPA機材を積んだ”地方車”(じかたしゃ)と言う車が1台付きます、この車から踊り用の音楽を流し踊る訳です。
この車にも高さ長さに規定が有りその規定に沿いながらデザインにも工夫が凝らされています、地方車にもデザインなどの審査があり表彰されるそうです。
今ではあちこちで催されていますが北海道の”よさこいソーラン祭り”の方が大きくなってしまった感があります。

音楽はバンドが乗りライブ演奏するグループも有ればCDやMD等の音楽ソースを流すグループも有った様な・・。
しかしその音量がもの凄い・・半端では無いのです、でも音が割れたり歪んだりしていないのは流石です。
よく車を改造してとてつもないスピーカーとアンプを積み”ドンチャン、ドンチャン・・・”と大きな音を鳴らす人もいますがとても比べ物になりませんね。

衣装にも工夫を凝らし、踊りにも個性を出す・・、時々”決め”の部分があり鳴子をビシッと鳴らす。
見ていても気持ちが良いです、皆さん良い汗をかいています、光っています。
しばし他のグループの音と踊りに包まれて・・”我々の様な飛び入り参加で踊れるのだろうか?”と少々不安も・・。


宿から受け付け会場に向かっていたら大粒の雨が・・受付の有る小学校に着く頃には本降りに。
受付で住所と氏名を書き込むと特殊加工されたお揃いの紙で出来たハッピがもらえます、背中に協賛企業の社名が入っているのがご愛敬?、鳴子は記念にもなるので皆さん買い求めます、2つ一組で800円なり。
ハッピを着てHさんにフェイスペイントをしてもらい準備OK・・しかしどしゃ降りになって予定していた踊りの練習が出来ない・・さて困った・・ぶっつけ本番である。
(ぶっつけ本番、当たって砕けて木っ端微塵・・?(f^^))


私たちが参加したのは”市民憲章”と言うグループで
市民憲章踊り子隊と呼ばれています。
「市民憲章踊り子隊」は事実上”高知市役所”が中心に運営されていますが、それとは別に「高知市役所チーム」も有りこちらは市役所の方々がメンバーだそうです。
「市民憲章踊り子隊」は「高知市まちづくり推進課とボランティアスタッフによって運営されている一般飛び入りも可能なチーム」(地元のHさん談)との事で
、上の画像がそのグループの地方車で演奏はバンドによるライブです、なんでもPA装置はある有名バンドグループが使用した物の一部を積み込んだ物で音の良さは筋金いりだとか。
飛び入り参加歓迎で私たちの様に他府県から来た人、お盆なので帰郷して参加する人子供から大人まで鳴子を鳴らし楽しんでしまう・・、お祭りは違いますが”同じアホなら踊らにゃ損損・・”で下手でも参加した方が良い記念になるでしょう、何でも1000人以上の人が2日間で参加し踊ったと言う事でした。


この画像2枚は高知放送のテレビから、しっかり皆さん写ってしまいました。
しかし何故か私だけフーレムアウト、私の姿が放送コードに引っかかったかな?。

さて、我々は練習も無しで大人のグループ最前列に並ばされてしまった・・しかし目の前で模範の踊りを見ることが出来るのでとにかく踊りの動き、パターンシーケンスを覚えてしまうしか無いでしょう。
まずは全てのグループが必ず踊り、通過するメイン会場を踊り通す・・。(上の画像の道)
さあ、カウントが入り演奏が始まった、凄いパワー・・音圧に圧倒されるしかし音は良い、気持ちよく抜けていく、何とか前の人の踊り模範を覚えて行かなくては・・鳴子を右に左に、上に下に・・誰でも踊れるように簡単なパターンの繰り返しになっていると思うのだけど間違えてオタオタ右往左往・・鳴子もなかなか”ビシッ”と鳴ってくれない・・手首のスナップが必要な様ですねぇ、屈伸運動の様な動きも多く思っていたよりハード・・体力が心配になってくる。(^^;;;

いや〜・・思ったよりもこのメイン会場の長さが短くて助かった、会場の外れには冷たい麦茶のサービスが有りました、なにしろこの時点で汗びっしょり・・小休止と記念撮影後今度は一本南側のアーケードで踊る・・踊り出したのは良いがなかなか終わりが見えて来ない・・長い〜・・途中でめげそうになるが大勢の観客を前にして踏ん張り”ヨッチョレヨッチョレ・・”と何とか踊りきったがもうヘロヘロ、ここにも麦茶のサービスが有り流れた汗の水分を取り戻すべく給水・・一気に3杯ほど飲み込む。フゥ〜・・
ここから最後の会場中央公園までクールダウンしながらのんびり歩く、しかし足が限界か・・日頃の運動不足がたたっていますなこれは・・。f(^^;)

さて、踊りもこれが最後、気合いをいれて地方車が演奏開始し動き出す、舞台の上は子供達、我々はステージの回りをグルグル回りながら踊る、途中スロープがありステージ後方に上がるのだがこのスロープを昇っている時に足にトラブル・・つった〜・・コントロールが効かない、下りのスロープで転けそうになった、ここで転けたらスロープを転がり落ちて前の人をなぎ倒す事になるでしょう・・お〜怖い。

でも何とかステージを3周し無事に終了・・いや〜・・いい汗をかきました、私などは1年分の汗を3時間でかいた・・そんな感じ・・音圧の為か少し難聴・・余韻を感じながら受付場所の学校まで移動しそこで解散、本来ならここの校庭で踊り納めをして解散だそうな・・しかし雨のため校庭がぬかるんでしまい、荒らしてしまうとまずいので中止となりました。(内心ホッとしていたりして・・)
この画像は私たちの参加した”市民憲章”の地方車、すばらしいサウンドを有り難うございました、リズムがしっかり焼き込まれました。



気持ちの良い汗の後はもちろん・・