♪よっちょれ、よっちょれ・・・♪
今年も参加、南国土佐のよさこい祭2006(3)
高知での3日目、これまた暑い中高知城を見物。

自宅に居るときよりもしっかり睡眠を取っている感じがします・・適度な運動に適度なお酒が良いのでしょうね、高知での3日目・・午後には東京に向けて出発するのですが今まで入り口までは来ていたものの見る機会が無かった高知城を見物する事にしました。

高知城の追手門を入ったところに設営してあるよさこいの舞台、既に町中での踊りは終わりましたがここでは他府県から参加しているチームや受賞チームが最後に踊る全国大会が催されるとか・・スタッフが舞台や機器の確認作業をおこなっていました。
高知城の受付案内所では希望者に鳴子型の受信機を貸してくれます、要所要所に有る送信機から説明音声が流れていてこの受信機で聞くことが出来る・・と言う物。
この当時はNHKで”功名が辻”と言う時代劇ドラマを放映していてその舞台がここ高知、そのイメージキャラクターやイベントがあちこちで行われていました、右は山内一豊の像(私は当初”板垣退助像”と思っていましたが地元高知のHさんよりそ〜っと誤字のご指摘と共に訂正が入りました)・・。(^^;
こちらは一豊婦人、千代さんと馬の像・・馬に比べ婦人像が大きく見えますが・・当時の女性としては体格が良かったのかな?。 この像を含め要所要所にはこの様な物が設置してあります、先ほどの鳴子型受信機に説明案内を流すための送信機ですが電波ではなく赤外線を用いている模様で鳴子のスピーカー部を耳に当てて赤外線受信部をこの送信機に向けると音声が流れ3分程の解説が聞けます。
高知城本丸を角度を変えて撮影、石垣もきれいに積み上げられています、このお城も数少ない築城当時のままで補修はされていますが再建されたお城では有りません、私が行ったお城では松本城が同じように築城当時からのお城でした。


見学コースの入り口付近・・。

築城時そのままの構造なので内部の階段もご覧の通りかなり急です、攻め込まれても甲冑を着た姿では簡単に上れない様にしてあるのでしょう、足を踏み外すと大変・・前の見学者が登り切るまで待機のFさんと地元Hさん。


天守閣より追手筋方面を望む・・。
真ん中辺りが昨日踊った追手筋通りです。


天守閣より伊野方面を見る・・。
ちょっと手ブレ・・(^^;


高知城にも鯱が有りました。


高知城築城当時の再現模型。
こちらも模型なのですが人形も置いてあり当時の生活風景も再現されています、海では鯨漁をしていたり・・。
ただ建物と人形の大きさ・・人形の方が大きく表現されています、でも雰囲気はよく伝わってきます。
暑い日でしたが天守閣の中はとても風通しがよく快適した、昼寝をしたら気持ちよさそう・・がお仲間全員の意見、汗が自然に引いていきます。
他の見学者皆さんも風通しの良い最上階で一休み、冷房など無い時代・・この辺りの事も考えて作られているのでしょうね。
よさこい祭りの広告を身にまとった土佐電鉄の車両、専用に用意された物なので乗客は乗っていません、花電車・・の部類になるのでしょうか、トランペットスピーカーながら音楽も流していた様で土佐電の地方車・・と言ったところでしょうか。
Hさんの走る車の中から撮影したのですが車両のパンタグラフがバックの屋根と丁度重なり面白い画になりました
昼食は珍しくカツオから離れうどんを・・地元Hさんが当初予定していたうどん店は個人経営の為かこの日からお盆休みに・・チェーン店の様なお店に入りました。
私はこの暑い中カレーうどんを・・何時も第2日曜に食べるうどん屋さんのカレーうどんよりスープはさらっとしています、丁度良い辛さでスープまでしっかり頂きました、高松の讃岐うどんも食べ比べてみたいですね。
地元Hさんとまた来年会えることを楽しみにして高知駅でお別れ・・冷たい飲み物を楽しみながら帰りの列車時間まで一息・・14時丁度発の特急南風で帰路につきました、車両は行きに乗った”しまんと”と同じ2000系気動車です、高知駅は定刻に出発したのですが途中下り列車との交換・・すれ違いで下り列車が遅れていてこちらもその影響を受け6分程遅れが出てしまいました。
列車はその遅れを取り戻そうとリミットギリギリに豪快に走ります、振り子機能と高出力エンジンに物を言わせ曲線と上り坂の続く路線をグイグイ走行・・ホント爆走と言う感じに、運転手の操縦も確かな物で乗っていて不安は感じません・・昔の気動車が山道を走る場合並行する道路の車に抜き去られた物ですが南風は逆に抜き去ります、山道でもピークでは100Km/h位のスピードが出ていましたねぇ。(^^;;;
列車は四国を離れ本州へ・・直線区間も増え列車は快走し流石に定刻には着けませんでしたが遅れを3分程取り戻していました、あの山道路線で3分取り戻すのは大した物です。
岡山に着いた南風はまた下り列車として戻りますがホームで待つ乗客の人数が凄い、この日は8月12日・・お盆の帰省ラッシュが始まっていたのです。
岡山から東京までは新幹線のぞみ号の700系にお世話になりました、岡山から東京まで3時間35分程度で走りきります、25年以上前に米子からの帰り道でやはり岡山から東京まで乗りましたがそのころは0系の車両・・4時間を大きく超える乗車時間でした、ホント速くなった物です・・新幹線。
700系の車内・・私としては2回目の乗車になる700系、豪華さは有りませんがシートも良く長時間の乗車も楽になりました、0系の転換クロスシートは4時間を超す乗車では辛かった想い出が残ります。 今回の旅で最後の食事になったお弁当、自宅到着が遅くなるので車内で食べる事に・・お弁当では代表的な幕の内弁当です。
その幕の内弁当の中身・・結構色々入っています、冷えていますがご飯も固くなく関西風の感じですが味付けもしっかりしていたし・・まだ明るく車窓を眺めながらの夕食です、私はしっかりたいらげました。 のぞみ号は定刻に東京駅ホームに滑り込みました、新幹線ホームと私の地元に帰る中央線ホームは東京駅のあっちの端とこっちの端・・中央線ホームに着いたらこれまた具合良く青梅線直通の電車が・・席にもありつけ途中乗り換え無しで地元駅まで行けます、画像は地元駅下車後走り去る今回の最終ランナー201系・・。

お世話になった乗車券、地元駅と高知の往復で購入したため往復割引にて少し安くなっています、でも運賃だけでこのお値段・・しかし乗って座っていれば時間通りに移動出来お金はかかりましたが楽ちんな旅でした。
車に乗り合いでワイワイ行くのもまた楽しいですが時間には気を使うけどコーヒーなど飲みながら流れる車窓を楽しみながら行く旅も良いですね、特に夜行・・夜汽車(ちょっと表現が古いかな)の旅はまた独特な雰囲気が有るし・・既に来年のよさこい見物に向けて一部の方は動き出しています・・。(^^;
今回もまた高知のHさんにはお世話になりっぱなし・・レア物?のお土産まで頂いてしまいました、有り難うございました。
旅の記憶の一ページが・・また心に追加されましたね・・。(^^ゞ

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