キーボードのブラインド入力について       1998.9.4 作成  2001.1.28更新

 
 キーボードのブラインド入力ができるようになりましょう  

1.ブラインド入力は仕事で必要な能力です。
  パソコンは現在仕事にかかせない道具です。そして、キーボード入力がストレス無くできることがパソコンを
 十分に使いこなせる条件です。
  キーボード入力は、慣れれば一本指操作でもかなり早く操作ができますが、(10分400字程度は打てるら
 しい)指がすぐに疲労しますし、キー位置を都度目で確認するのが大変です。
  ブラインド入力のメリットは、ほとんどキーボードを見なくても良いので、原稿に集中することができます。
 また、キー位置を探す都度思考を中断されないので、考えながら作業することに向いています。
  オペレータではないから、ブラインド入力は必要ないと思う人もいるかもしれませんが、実はこれができない
 とパソコンを効率的に使いこなすことができません。

2.ブラインド入力は誰でもマスター可能です
  95年にH部長(当時)、K部長を交えて約10日間講習を実施しましたが、全員がブラインド入力ができる
 ようになりました。ただし、講習終了時点では入力速度にかなり個人差があり、同じように練習してもほぼ年齢
 に比例して入力時間が増えることが解りました。若い内に覚えるのが効率的と言えます。
  ただし、全員マスターしたのは良いのですが、また一本指に逆戻りしたり、普段キーボードを操作する頻度が
 少ないために一向に速度が上がらず効果を実感できない人もいます。例えばパソコンをメモ代わりにでも毎日文
 字入力をする習慣をつけると次第に上達します。毎日メールを使うような人は自然に上達するでしょう。
  私の場合は新たに書き起こすような提案書を作成する場合は、ほとんど全部自分で打ち込んでしまいます。手
 書きで原稿を作るよりも早く、かつ手も疲れません。しかし定型の文書や絵混じりの文書、仕様書のようにひな
 形があって部分的な修正だけを行う場合は、紙の上での作業の方が早いかもしれません。
  ブラインド入力をマスターすれば最も効率の良い方法を選択できます。仕事のやり方が変わります。

3.ブラインド入力の練習方法について
  カナ入力よりもローマ字入力が覚えやすいでしょう。ローマ字入力は仮名入力に比べて3割程度キー操作が増
 えると言われていますが、文字の種類が少ないのでキーボードの操作が3段の範囲で済むためです。仮名入力も
 ブラインドでできないことは有りませんが、覚え安さと打ち易さからローマ字入力を勧めます。ちなみにローマ
 字入力ができるようになっても英語がブラインド入力できると言うわけではありません。ひらがなをイメージす
 ると指が反射的に動くようになると言うことです。
  10日間、毎日1時間程度の練習を要します。10日目にはだいたい200字/10分ぐらいは誰でも打てる
 ようになります。ただし、300字/10分以上にならないと気分良く打てません。35歳以上の人はもう少し
 練習する必要があるかもしれません。個人差があり、楽器などで指を動かしていた人は10日で十分上達します。
 300字でワープロ検定4級。400字で3級。1級は900字です。400字/10分が一応の目標です。

 ブラインド入力の練習をする、または練習方法を知りたい。

 END

                                  以 上