2つの部族間の抗争から始まったモアイ倒しによってモアイ信仰が終焉を迎
え、マケマケ信仰(鳥人儀礼)が始まった。1年間の王(マケマケ神が化身した
姿であるタンガタ・マヌ、鳥人)を選ぶ行事へとなっていった。
部族の戦士が1名の部下を選び、オロンゴ岬から沖合の島(モツ・ニュイ)
にマヌ・タラ(グンカン鳥)の卵を取りに行かせた。1番早く持ってきた部下の
上官である戦士が次の1年間、王(鳥人)としてすべての実権を握ることができ
た。戦士は鳥人としての証をもらい、踊りながら、アナカイ・タンガタのあるマ
タベリまで降りてきて、その
洞窟
で食人したという。