2016年3月
サクラさく
東京も春を迎えました。例年より、サクラの開花が早かったようです。
近くの団地では、4月上旬に例年祭りを行うのですが、今年は早く開催するようです。
各地のサクラ祭りは賑わいそうですね。
日本各地に、有名な桜があるそうですが、ほとんど行ったことがありません。
”紅葉狩り”とはいうものの、”桜狩り”、とは言いませんね。なぜでしょうか。
勝手な推測を。
日本人は農耕民族で、稲作を中心に縄文時代から生活圏が構築されてきました。定住生活を必要とし、ムラ意識の下、協力して事に当たる生活態度で暮らしてきました。そこで大事なのは、稲の植え付けと、刈り取りです。”いつごろ植えればよいか”、は大きな問題だったのではないでしょうか。そのときの目安としたのが、木々の成長ではなかったか。そして、枯れ木から花の咲く”サクラ”は、重要な区切りを教えてくれる大事な木ではなかったのでしょうか。こんな大事な”木”を、仮にも”狩る”、などとは言えなかったのではないでしょうか。一方、収穫・刈り取りは、目の前の状況で判断すればよいわけで、特に目安となる木は必要なかったのでは。そして収穫のめでたい時期に、木が紅葉する状況は、祭りそのものです。ならば、盛大に祝おうとしたのではないでしょうか。時間も出来たので、山にいるイノシシなどを、狩る。その意識が、”紅葉狩り”につながったのでは。
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