HV400 
”測定値の記録(ストレージモード)”


機能詳細
測定は1μsごとに行われます。
この測定値をそのまま全部記録することは膨大な記憶容量が必要となります。そこで、有限の記憶容量を生かして、適切な測定を行うために、一定期間間隔で、測定値を出力します。この一定時間間隔を表示時間間隔と呼びます。
この表示時間間隔で記録されます。
1データは32ビットで記録されます。
測定開始の信号、および記録開始の信号により、測定が始まり、記録されます。
記録信号数、記録時間間隔を選択できます。
  
記録信号数   次の8種から選択してください。
     5k、10k、20k、30k、100k、200k、600k、1000k
  
記録内容
     5k点から10k点までの場合 ; 被測定物の測定量とベースの測定量の両者を記録
     20k点以上           ; 相対量のみ記録
  
表示(記録)時間間隔  次の13種から選択してください。
     1μs、2μs、4μs、8μs、16μs、32μs、64μs、128μs、256μs、512μs、1024μs、2048μs、4096μs
     (注意;サンプリング時間間隔は、1μsです。表示時間間隔は、サンプリング時間間隔で得られたデータを、相当数の数で平均化した値を、保持する時間です。例えば、表示時間4μsでは、4個のデータ平均を4μs間保持していることになります。)
  
ハード的な平均化操作
     記録時間が2μs以上の場合、複数のデータの平均値をもって出力します。記録時間間隔内のすべてのデータの平均値です。
記録信号数と記録時間間隔より測定時間が決まります。その値を一覧します

記録点数
表示時間間隔
5k 10k 20k 50k 100k 200k 500k  750k 1000k
1μs 5ms 10ms 20ms 50ms 0.1s 0.2s 0.6s  075s 1s
2μs 10ms 20ms 40ms 100ms 0.2s 0.4s 1.0s  1.5s 2s
4μs 20ms 40ms 80ms 200ms 0.4s 0.8s 2.0s  3s 4s
8μs 40ms 80ms 160ms 400ms 0.8s 1.6s 4.0s  6s 8s
16μs 80ms 160ms 320ms 800ms 1.6s 3.2s 8.0s  12s 16s
32μs 160ms 320ms 640ms 1.6s 3.2s 6.4s 16.0s  24s 32s
64μs 320ms 640ms 1.28s 3.2s 6.4s 12.8s 32.0s  48s 64s
128μs 640ms 1.28s 2.56s 6.4s 12.8s 25。6s 64s=1m4s  96s=1m36s 128s=2m8s
256μs 1.28s 2.56s 5.12s 12.8s 25.6s 51.2s 128s=2m8s  192s=3m12s 256s=4m16s
512μs 2.56s 5.12s 10.24s 25.6s 51.2s 102.4s=1m42.4s 256s=4m16s  384s=6m24s 512s=8m32s
1024μs 5.12s 10.24s 20.48s 51.2s 102.4s 204.8s=3m24.8s 512s=8m32s  768s=12m48s 1024s=16m44s
2048μs 10.24s 20.48s 40.96s 102.4s 204.8s 409.6s=6m49.6s 1024s=17m4s  1536s=25m36s 2048s=34m8s
4096μs 20.48s 40.96s 81.92s 204.8s 409.6s 819.2s=13m39.2s 2048s=34m8s  3072s=51m12s 4096s=68m16s=1h8m16s

(注意)記録点数が多いと、データをPCに取り込む時間が増大します。エクセル変換する際も時間を要します。


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      ”光で物理量を高精度に計測”

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