2019年7月
それにつけても米軍の飛行機はうるさい
米軍の横田基地は、滑走路がほぼ南北に走っている。そして概ね、南側から着陸する。飛行機に乗られた方はお分かりかと思うが、離陸すると急角度で上昇する。あっという間に高度が上がる。一方着陸の際は、ゆっくりと高度を下げる。日野市から八王子市は、横田基地の南に当たるので、着陸態勢になった軍用機(戦闘機よりも輸送機・警戒機・情報収集機、が多い)が、脚を出して降りてくるところが常に見られる。石を投げれば届くのではないかと思われる程度の低さである。識別番号も目視で判る。時速何百キロかは正確にわからないが、視界に入って消えるまでの、十数秒は本当にうるさい。基地周辺で生活している人は、このうるささを実感しているでしょう。
知り合いが神奈川県海老名市にいるので、時々伺うが、此処では、米軍(自衛隊も使用)の厚木基地がある。横田基地と異なるのは、戦闘機が配備されていることだ。空気を引き裂くような高くて強烈な騒音は、本社では感じたことの無いものだ。到底住めたものではない、と思ってしまった。時間は短くても、あの強烈さは、耳を覆う程度では対処できない。理化年表によると、100-120dBだそうだ。そして、音として認識できる限界が、130-135dBと記されている。幹線道路沿いで、70-80dB、大型トラックの通過を近傍で聞いた時が、80-105dB。ちなみに、10dB異なると音のエネルギーは10倍異なる。人間は音のエネルギーで大きさを判断していないので、気分的には10dBの相違は大きさとして数倍の感覚だろうか。ホーンであらわすと、概略100dBは100ホーン。ガード下が80ホーンとか言われるが。戦闘機が如何にうるさい音かわかるだろう。
このうるさい環境下で生活を余儀なくされている人々が非常に多い。彼らは我慢して毎日を過ごしているのだろう。
とにかく、本社は弊社のような事業内容ではありえない様な劣悪環境と言える。本社移転が内部で取りざたされているが、ここから脱出しないと大変だ。”米軍の飛行機はうるさい”。本当にうるさい。
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