2019年1月
平成時代も終わり近し
天皇が退位を表明してから、平成の時代も終わりを迎えようとしています。30歳未満の日本人は、平成生まれです。年長の多くは、昭和生まれ、少ないですが、大正生まれもおられます。長生きすると(94歳以上)、大正・昭和・平成・令和、と4つの時代を、さらに長生きする(109歳以上)と、明治・大正・昭和・平成・令和、と5つの時代を経験することになります。歴史では、数年で変わった時代もありましたが、現代日本では、大正の14年間、平成の30年間、昭和の63年間、と比較的長いので、3時代を経験する多くの国民(30歳以上93歳未満)は今後の令和時代をどのように捉えているのでしょう。
昔から、気になっていたことは、昭和、平成、令和の語句を使って年を表現する場合と、西暦を使って表現する場合が混在しています。前者は、役所関連に多いですが、身近な例では、運転免許証、車検のステッカー、があります。役所窓口や銀行では、使用者の選択に任せてどちらもOKにしている場合がほとんどです。年号を使って表現すると、自分の年も少し計算が必要になり、ましてや、親の年となると、”えーと”、ですぐには出てこないことがあります。会社関連は後者を使うところが圧倒的です。弊社も西暦で表現し、すべての書類・メールは西暦表示です。
しかし、個人の立場に戻ると、年賀状は”令和2年元旦”などとしています。使い分けていると思われるかもしれませんが、長年の日本の風習には、年号のほうがしっくりきます。神社・仏閣で西暦表示されていると、多少の不快感を感じます(特に初詣)。日本人は、情緒の感性で年号を使い分けているのではないでしょうか
年号・西暦どちらを使うかは、各個人の自由ですが、令和2年=平成32年=昭和95年=西暦2020年、この関係だけは覚えざるを得ませんね。
令和元年は8ヶ月、平成31年は4ヶ月。昭和64年の7日間より長いのですが、切り替えが大変そうですね。
ご意見・反論は、弊社メールアドレスで、黒川まで。(戯言にむきにならないでください)
おまけ 本社作業員の独り言 に戻る
経営理念