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第12回レッスン

今夜大学ギター部の定期演奏会が南大沢である為、レッスン時間を1時からに変更して頂いた。
ギターの弦の止め方についてレクチャーしていただく。自分の止め方は上下反対。ブリッジには細い弦は1回多く巻く等アドバイス。
今回ハナバッハの新製品(一番値段の高い奴)を始めて張ってみた。高音弦は、カーボン弦との事だが、こいつは比重が重いので弦の太さを通常のナイロン弦並にすると張りが強くなってしまう為、細く作ってあるらしい。

明日のホームコンサートで大聖堂を弾くため、直前レッスンになった。従って細かい点より曲の表情のつけ方、フレージング、和声、音色変化等について音楽の常識的知識をレクチャーして頂いた。

 大聖堂〜アグスティン・バリオス作曲

プレリュード
和音の変化を意識してメロディーを弾く(アーティキュレーションと関連)。
1弦のメロディーのフレーングを音楽として自然に流れるように。(上記と関連するが詳細略)
平坦にならないようメリハリをつける。→音量変化で工夫。(〃)

宗教的アンダンテ
出だしのレを弾くならレ→ファ#のグリッサンドのファの音を改めて弾かない。(ポルタメントにしない)
付点音符をきちんと付点で弾く。和音が一緒だと付点音符の切れが悪くなり勝ち。

荘重なアレグロ
アルペジオの中にクレッシェンド/デクレッシェンドを入れて表情をつける。
和音の解決を考え、強弱つける。低音の音量も同様。
エコー(同じパターン繰り返し)は通常ピアノが原則。自分の表現は逆に弾いたが、決して駄目とは言わないがバッハ等の作品で有れば解釈として不自然。
中間部のエンディングの字余り部 ソ(ナチュラル)ファ#ファファ#ファファを省略。
最後のロ短調の上降するアルペジオに入る直前でデクレッシェンドする弾き方を自分は、やっていたがそうしない方が良いとのアドバイス。

次回の練習曲としてポンセのイ短調組曲を考えている旨相談したところ、先生が師である渡辺範彦氏に教わったというイ短調組曲のサワリを弾いていただいた。セゴビアのレコードを彷彿とさせる歌わせ方が懐かしい。
スラーの位置、左手の運指等、色々参考になった。爪が剥がれかかっているのでスケールが問題。

おまけ

忘年会の日程〜12月16日高田馬場に決定。
辛子高菜(九州お土産)を忘れないようにしなくては。