hisayo-sanが作ってくれたバナーです♪
トップページへ

第10回レッスン

今日は3連休の谷間の土曜日。午前中、久しぶりにアルペジオの串田さんのお宅で二重奏の練習をした後、鎌田さんのレッスンに向かった。
レッスン室に着くと大井さんのレッスン中だったが、見知らぬ若い(可愛い)女性が見学されていた。残念ながら話は出来なかったが(コラコラ何を考えているんだか)彼女が持っているギルバートというアメリカの製作家の楽器を弾かせていただいた。楽器は素晴らしいもののようだが、弦が・・・とにかく古い。換えてないので低音はボロボロ。ギターは良くても弦が古くては勿体無い話。たまには換えてやりましょう。
ところで大井さんはF.ソルの「マルボローは戦争に行った(?)」(本当の意味はマルボローは戦争に行くで過去形ではない由)をレッスンされていた。この曲はいつかレッスンを受けたいと思っていたので大井さんが受けてくれると私も参考になる。次回早めに来て聴かせてもらうつもり。この曲の原曲は、フランス民謡でマザーグースのように歌詞が何番も延々と続くかなり有名な曲らしい。原曲のテンポは2拍子でかなり早い曲だが、ソルは8分の6でゆったりとした曲に仕上げている。

 プレリュードBWV.999、フーガBWV.1001〜J.S.バッハ作曲

阿部保夫編曲の演奏会用バッハ名曲選集(全音楽譜)使用。古い楽譜の為、現在出版されている譜面とは大分異なっているようだ。
右手薬指の爪が半分剥がれている為、負担のかかり難い曲ということで選曲に悩んだが、来年のギターコンクールの課題曲に決定したバッハのフーガでレッスン受けることにした。ついでにプレリュードも。
フーガは学生時代ちょこっとトライしたが結構難しく左手が疲れてしまう為挫折した曲。
まあ昔より左手のテクニックは上がったという事か。右手は大幅に退化してしまったが・・・。

 プレリュード
低音を歌わせることと、アルペジオの1弦のメロディーを歌わせることが大切。
最初アルペジオの練習曲みたいにあっさりと速めのテンポで弾いてしまったが、ゆっくりと低音とアルペジオの1弦の音を歌わせるように弾くように指摘された。
右手aの爪が強く弾けないので、人差し指 i で代替して弾いてみた。
このプレリュードとフーガを一緒に続けて演奏するのであれば、今回持参した楽譜BWV1001ではなくBWV1000の譜面を参考に弾いた方が良いと教えて頂いた。
理由はBWV.1001はバイオリンソナタ1番からの曲であり、リュート用に編曲されたBWV.1000番をチョイスすべき。BWV.1000は、おそらくバッハではなく例えばバイス等がリュート用にアレンジした楽譜だろう由。

 フーガ
1小節目の3拍目のミの音をスタッカート気味に切って弾かない。
6小節目2拍目の音符が間違い。2拍目が8分音符+16分音符×2ではなく16分音符×2+8分音符。
7から8小節はフレージングに注意。単調にならないよう旋律をうたわせる。
10小節目2拍目の低音のミ(6弦開放)頭に入れる。(もし低音を入れるならば)
13小節目2拍目及び3拍目の6弦のシは♭ではなくナチュラル。(間違って覚えていた)
14小節目最初の8部音符がフレーズの切れ目。少し間をとって次のミ(1弦12フレット)のメロディへ。
14小節目3拍目のミ(スラーの直前のミ)をスタッカート気味に切って弾かない。
30小節1拍目、2拍目、3拍目、4拍目の和音に続く音は全てスラーで。
30小節3拍目〜クレッシェンド、4拍目〜デクレッシェンドで。
31小節1拍目〜クレッシェンド、2拍目〜デクレッシェンド、3拍目〜クレッシェンド、4拍目〜デクレッシェンド。
32小節目1拍目〜クレッシェンド、2拍目〜デクレッシェンド。
36小節目3拍目の和音が一つ抜けていた。(暗譜ミス)
47、48、49、50小節〜各小節の1拍目、3拍目の低音(47であれば、最初のラ(5弦開放)をしっかりと弾く。)
52小節の第一拍目の和音(8分音符)がフレーズの切れ目。次の音との間に少し間を取る。
64小節1拍目の低音はミ(6弦開放)ではなくド(5弦3フレット)。楽譜のミス。
69小節の最初の低音ミをしっかり弾く。(70、71,72,73小節も同じ。小節内f〜p)
81小節目3拍目のミドシの和音の後、ラソ#ではなくドシ。暗譜ミス。
84小節4拍目のスラーの位置が間違い(楽譜のミス)8分音符+16分音符×2ではなく16分音符×2+8部音符)
86小節4拍目の和音にトリルとつける場合ミ(6弦)、レ(2or3弦)、ソ(1弦)でソにトリル。楽譜では四声になっていたが2弦のミ(5フレット)は省いても可。(省かないとトリル出来ない)
87小節の一拍目の低音ラ(5弦開放)を十分響かせ、続くアルペジオとの間にやや間を置く感じで弾く。
93小節目の和音の1弦ソ#は、続く64分音符のスラーの最初の音との間がタイで繋がっている。(BWV.1000)
93小節目4拍目の8分音符はレ#ではなくミ。(暗譜ミス)

おまけ

11日の鎌田先生のGGサロンのチケット二人分予約お願いする。(私と家内の分)
リュートの楽譜(タブラチュア譜)には消音という記譜は無かったという話。なる程、気が付かなかった。
バッハのバイオリン版の楽譜を買うなら運指が書いていないリュートブルガー(?名前が思い出せない)みたいな名前の出版社の版が安く良いと薦められる。今度1階の楽譜売り場で買う予定。