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2000弦楽器フェア
JSIMA


 2000.10.28(土曜) 科学技術館
出展作品による小演奏会 サイエンスホール
会期は10.27〜29の3日間




小演奏会プログラム

演奏 鎌田慶昭

大序曲(作品61)〜1回目
アストリアス&アルハンブラの思い出〜2回目
ジュリアーニ
アルベニス&F.タルレガ
郷愁のショーロ
A.バリオス
大聖堂
A.バリオス
森に夢見る
A.バリオス



鎌田さんからチケットを頂き、今回初めて弦楽器フェアに行った。場所は皇居に近い科学技術館。
小演奏会は科学技術館地下にあるサイエンスホールにて行われた。鎌田先生は、ジュリアーニやバリオスの大曲を1曲毎に製作者の異なる楽器で演奏され、まさにアクロバット的であったが、演奏者に取ってはかなり厳しい企画。特に小ぶりな19世紀ギターからすぐさまモダンギターに持ち替えて演奏するのはプロと言えどもシンドイ作業だと思う。新しい楽器のせいか鳴りが今ひとつという楽器が多かったように感じた。続く漆原朝子さんのバイオリンコンサートは小品ばかりだったが判り易い選曲で楽しめた。

ギターの出展作品数は、思っていたよりは少なく感じたが、来場者が自由に試奏出来るようスペースをゆったり取った為であれば仕方無いのかもしれない。展示会場では、CRANEホームページの作者で有名な鶴田さんや19世紀ギターホームページのびわりんさん等と初めてお会いする事が出来た。お二人とも想像していたよりずっとお若く驚いた。またギター製作者である今井さんにお会いし、娘共々ギター製作について色々お話を聞くことが出来たのも有意義であった。小演奏会では鎌田先生のギターの他、漆原朝子さんのバイオリン(ピアノ伴奏は中川賢一)演奏を聴けたのも大きな収穫。

Photography

鎌田先生演奏直前写真(中国語みたい)
製作者もステージに上がり紹介された。
ステージ左で歩いているのが、19世紀ギターの製作家、黒田さん


鶴田さん製作のバロックギター
サウンドホールの内側の細工は素晴らしい出来でした。



鶴田さん 自作のバロックギターをバックに
娘がサウンドホールの中の素晴らしい装飾に感激していました。



鶴田さんのお蔭でびわりんさんとも会えました。
びわりんさんの右手の爪はほとんど伸ばしてありませんでした。
写真向かって左がびわりんさん、髪の毛の少ないのが私です。