July.18.1996 ALASKA ANIAK
18日。今日も雨です、今日のガイドはマイヤーとリッキーです。リッキーは
マイヤーの友達で前回もお世話になってます
先に中島氏と杉崎氏がマイヤーの運転で出発しました、後から私たち3人が出発です。杉崎氏達がフッキングクリークで釣りをしているのを横目に見て上流のポイントに入りました。ここはチャムサーモンが群れていましたのでフライで釣りをしました、チャムの入れ掛かりです、此処でフライ初挑戦の山本氏に是非初ヒットをと思いロールキャストを教えました、何回かキャストを繰り返したときそいつは来ました!#8のロッドが満月になりドラッグがうなりを上げて出ていきました。そのうち杉崎氏達も此処に到着しました、杉崎氏は此処に来る途中で35ポンドのキングを釣り上げてきました。リッパ!
この場所で全員でチャムを嫌と言うほど釣りました、まさしくドッグファイトでした。次のポイントもチャムばかりでいささか飽きてきましたので(贅沢なことです)昨日バラシたポイントに向かいました。途中でムースに会いました、近くで見ると迫力があります。
いよいよ昨日のポイントに入りましたが今日はあまりその気がないようで釣れるのはチャムでしたので。さらに上流のポイントのバックストックと言うところに向かいました。此処に行くのは大変でした川幅は狭くなるし浅瀬もあるし倒木も沢山あります。マイヤーを先頭にしてルートを探しながらの前進です。途中何度かスクリュウが沈木に当たる音がしましたが何とか目的地に着きました。此処まで来ると水も澄んでいてとても良い雰囲気です。まず加藤氏が2匹目のキングを釣りました。
続いて山本氏に此処では滅多に釣れないセッパリのレッドサーモンが釣れましたが、残念ながら写真がありません。此処でランチを取り、少し上流に移動しましたがキングの影もなくチャムが産卵をしていたので又昨日のポイントに行くことにしました。
さっき来たときより幾分動きがありますがなかなか口を使いません、杉崎氏が上で何度か掛け損なったというので場所を変わってもらい慎重にリトリーブをしました、ゴツゴツと鈍いアタリが来ましたすかさず合わせをくれるといきなりジャンプをしましたキングです!
小さいけどキング!フライで釣りました
最後の日に目的達成!とても嬉しかった。その後レインボーとチャーをフライで釣りました。
チャー
今日が最後なので1時間延長して貰い昨日掛けたポイントに入りました、そしたら又来たんです40ポンドクラスが!うそみたい、しかしリールが外れて直している間にどこかに行ってしまいました。ドジな話です、これはもう終わりにしろと言うことだなと思いました。帰りがけに熊を見ました。
そしてテント場の帰ってみるとピートがライフルを持ってウロウロしているでは有りませんか!なんとテント場に熊が3匹(親子)出たと言います、丸太小屋の階段にくっきり熊の爪痕がありました、やはりアラスカだなと思いました。晩御飯にフライドチキンを作ったのですが、その時の匂いが良かったので来たのではないかと言ってました。
美味しい晩御飯を食べてビールを飲んでアニアック最後の夜を過ごしました。
釣りのページ
ANIAK July 19
この日は釣りをしてません、全体の感想とアニアックに行く人への心得等を書いときました。