July.19.1996 ALASKA ANIAK



19日、今日もやれば半日釣りが出来ると言いますが、ピート達の朝はとても遅いので(毎日寝るのが遅い)船に乗っている時間のが釣りをする時間より長いのです、それと濡れたウエーダー等をしまうのが面倒なので今日は釣りをしません。遅い朝御飯を食べ(11時過ぎなのでほとんど昼御飯)アニアックの町に出て少し買い物をして3時50分の飛行機でアンカレッジに帰ってきました。
アニアックへ行く人への注意点
酒類がないのでアンカレッジで買ってから持ち込むしか有りません。 
シャワーを浴びると虫よけが落ちるので、蚊の猛襲を受けます。
夏でも雨が降るととても寒いです。(フリースが必要)
今回は値段の関係で大韓航空を使いましたが、サービスは悪いし食うものはまずい
多少の差額ならばノースウェストを勧めます。
大体こんな所かな、一寸日を於いてから作成したので細かいことは忘れてしまったので
多少前後していたりしますが悪しからず。

 使用タックル
ルアー
 ピクシー7/8オンス・シングルフック・ガマカツ4/0
 又は1/2オンス・シングルフック・ガマカツ2/0
 色は、オレンジ・チャートルーズが良かった(何でも良いかも)
キングには大きいスプーンが良いのですが日本ではなかなか手に入りません。現地でシングルフックに替えるのは面倒ですのでバスプロ等で通反するのがベストです、なぜピクシーかと言うと、まず安い(根掛かりが多い1日12〜13個無くします)そして丈夫、底をごりごり流すので普通の塗り物ですと1回流すとペンキが剥げます。そして実績があります、日本でも桜マスに使えば釣れると思うのですが・・・、日本では人気がありません。
ラインは14lbを使いましたが2日で伸びきりました、予備のラインを持っていった方がベストです。(12lb以下なら毎日替えるのがベスト)行く直前に巻いたほうが良い、なぜならモノフィララインはリールに巻いたときから劣化が始まります、いくら新品のラインでも1年前に巻いたヤツはやめた方がよいです、特に大物を釣るときには。目安はスイベル等に縛ったとき、ヨレヨレになったときです。使用ルアーが1オンス近いしラインは見ませんので14lbが良いと思います。
ロッドはシーバス用の9フィート前後がよいです(1オンスが投げられるロッド)あまり長いとじゃまになります。
フライは、私のこだわりで9フィート#8を使いました。(ルーミスのGLX)
リールはバテンキル・ディスク8/9にバッキングを200ヤード以上しました。
淡水に於いてはこのリールが一番コストパフォーマンスがよいと思います。
#8を使う注意点は、1/0以上のフックは使わないことです、フッキングが難しくなります。ラインはシンクティップかフローティングで良いです。もっとフライを沈めたいときはガンダマを使いました。キングもチャムもフライに対する反応が良いです、水面まで追いかけてきますが基本は鼻先を流すことです、頭上をいくら流してもあまり反応しませんが、鼻先を流すといきなり追いかけてきます。しかし全部の魚が反応するわけではありません、一番反応するのはジャンプしてるヤツです、後は偏光メガネをして反応する奴を捜します。
フライはエッグサックリーチかウーリーバーガー(エッグサック)で色は黒かオレンジ、沢山無くすので種類より数を巻いた方がよいです。リーダーはフローティングの時は9フィートぐらいでシンクティップの時はラインの先に30ポンドを1フィート付けてその先にチチワで16ポンドのリーダーを2〜3フィート付けました、リーダーは短い方が良く沈みます。16ポンドを使用した理由は思いきりフッキングをするためです、キングの口はすごく硬いのです。
 今回も前回と同じピートの所を利用しました、何故かというと、日本人になれている(日本語は分からないが日本人の英語が分かる)時間を気にしない、普通のガイドは1日5時間とか決まっていますが、ピートはいつでも行ってくれるし延長もしてくれます、それとテントサイトでも釣りが出来ます。


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