July.16.1996 ALASKA ANIAK
16日寒くて目が覚める、寝袋を2枚重ねにしてフリースを着込む。今日は朝から雨だ、夏とはいえ雨が降るととても寒い。
今日はピートがガイドだ、雨のなかボートに乗って出発、寒い!
最初のポイントにはいるがアタリ無し、次のポイントもアタリ無し、今日はキングの動きがないとピートは言う。少し下ってチャムのポイントに入る。
最初の内はアタリがなかったが、良く見るとチャムが頭を並べてるのが見えてきた。そのうちあちこちで跳ね出したのでこれは絶対フライだと確信した!
9ft#8をセットして、跳ねめがけて何投かする内ガツガツとアタリがきた。合わせをくれたとたんにジャンプそしてドラックをギャーッと何度も引きずり出された!
9〜10ポンドクラスの雄のチャムサーモンだ。
それからは入れ掛かり状態でした。チャムはルアーよりフライのが良く釣れます、水面までフライを追ってきます。そのうち杉崎氏にレインボー(ここは北限で滅多に釣れません)トラウトがきました、それから今年の最初のシルバーサーモンが釣れました、このファイトがすごかった、ジャンプに次ぐジャンプで走りも早くだいぶ手こずっていました(杉崎氏)
レインボートラウト シルバーサーモン
両方ともフライでしとめました!立派 (実は杉崎氏は私の実の兄です、釣りはほとんどシロートです)この場所では全員良い釣りをしました(チャム)加藤氏も初めてフライでチャムを釣りました、とても感激してました。
ランチの後少し下ってフッキングクリークというポイントに入りました、ここは前回もキングが上がっている名ポイントです、前回は水が多くて入れなかった対岸に入りました。
暫くして加藤氏にキングがきました待望のファーストキングです。
15ポンドクラスだが立派!
今回のツアーの目的は`94年に18人という大勢で押し掛けたのですがやはり半分はキングが釣れませんでした、私も1本30ポンドクラスを掛けたのですがバラシてしまいました、これが悔しくて今回キング釣れない組を結成したのですが、やはり全員は来れません。釣れない組は私と加藤氏です、兄は初めてで山本氏は前回35ポンドを2本も釣りました。
ですので加藤氏がキングを釣った時点で今回のツアーの目的は90パーセント終わりました、後は私がフライでキングを釣れば100パーセントです。しかしこの場所はフライは出来ないのでルアーをおもいきり飛ばしました、底を取ってリールを2〜3巻きしたところで根掛かりのようなおもいアタリがありました、すかさず合わせをしたとたんドラッグがジリジリと出ていきました、これはでかい!おもわず2回3回と合わせをしました(何せ口が硬いので)10分以上格闘の末上がったのは35ポンドのキングでした、うれしい!
ここのキングは皆赤いのです
それから杉崎氏にドリーバーデンが釣れました。
なかなかの型です
今日の釣りはこれまで!
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ANIAK July.17