GP500 決勝 (21LAPS) 14時スタート 曇り
レーススタートすると、まず予選で驚異の2分4秒台を叩いたカピロッシ(65)
がホールショットを決まる。
が3週目にはマッコイ(5)がトップに、さらに2位にはカピロッシを抜いた
中野 真矢(56)が続く。
その頃ホンダの救世主ロッシ(46)5位を走行。前を行くビアッジ(3)を
ホームストレートでオーバーテイクをしようと横に並ぶと。なんとビアッジ
が肘鉄を喰らわす。これでロッシは一時ダートを走る事に。
しかし逆にこれでロッシに火がついた。7週目ロッシは遂にビアッジを1コーナ
で抜きいた。抜いた瞬間ロッシは左手を上げ、「どんなもんだい」とビアッジに
アピール。さらに先頭を行くマッコイを追う。
そして次の周、ロッシは遂にトップに立つ。それ以降ロッシはトップを独走。
そのままゴールへと突き進む。
昨年のチャンピオン、ケニ―・ロバーツJrは予選9位、決勝7位とやや振るわず。
2列目でスタートした 宇川 徹。13週から2番手に上がったが、17週目の
最終コーナーでハイサイド。この時、後ろを走っていた、ビアッジもよけた為
後退。これによりマッコイの2位は確定した。
昨年の優勝者、阿部 典史、レース前半では優勝争いに食い込んだが、
一時後退。再度3位争いをビアッジと争ったが、最終ラップでビアッジに
パスされ4位でフィニッシュ。
ヤマハは今年8台のワークスマシンを投入。その1台に乗る、芳賀 紀行(41)
序盤は上位争いをしていたが、10週目3コーナーで転倒。速さを見せていた
だけに残念。
今年から500cc参戦のレオン・ハスラム(9)13位でフィニシュ。早く親父
譲りのロケットスタートが見たい!
優勝した、ロッシ。ホンダGP500勝を決めた。観客の声援に答えるロッシ。
それにしても今年はトップが次々と変わる、楽しいレースでした。
やっぱりWGPはやめられない。
順位 | No | チーム | ライダー | 所要時間(差) |
1位 | 46 | ナストロ・アズ―ロ・ホンダ | バレンティーノ・ ロッシ |
45分51秒501 |
2位 | 5 | レッドブル・ヤマハ・WCM | ギャリー・マッコイ | +0.724 |
3位 | 3 | マールボロ・ヤマハ・チーム | マックス・ビアッジ | +0.956 |