決勝 天気 晴れ  15時00分スタート(54周)


決勝のレポートの前にサポートレースを紹介します。プログラムにはサポート
レース1、2、3と書いてあるだけでしたが、翌日の新聞を見るとSupercar
Challenge 、Sahabat EON Race、Perodura Challengeの3つのレースが行
われたと書いてました。多分最後のPerodura Challengeでは4WDの様な
車も走っており、面白しろかったです。少し写真を紹介します。




Supercar Challenge のポルシェ。




後2枚はSahabat EON Raceの参加車の写真です。



ちなにみ、この車はJimmy Lowがドライブ。Sahabat EON Raceの優勝者
だそうです。(なにせエントリーリストもないので詳しく判りません。申し訳
ないです。)


それではお待ちかね、GTのレースのレポートに行きます。


レーススタート。ポールを獲った、Auがトップ、次はエッソのスープラ勢が
1・2で1コーナーに侵入した。







GT-300はユニシアジェックスシルビア、モスラーMT-900、クスコインプレッサ
の順番で1コーナーへ。





さて序盤、1コーナーの観客を沸かせたのが、土屋 武士の乗る、トクホン・
セルモ・スープラ。まずはTAKATA童夢を抜き。





さらにMobil 1 NSXを料理。





こんな光景が見られた、1コーナーの観客は幸せ!




さらに13週目 ザナヴィ・ヒロトをオーバーテイク!これで3位。しかし激しい
追い上げにタイヤが悲鳴を上げ、22周目にピットイン。ガードナーに交代す
るが、ガードナーはマシントラブルで、29週目にリタイア!残念!






免停でレース出場中止だった、星野 一義。ようやくマレーシアで開幕戦
それにしても、ペンゾイルの激しいアタック!文字通り、テールツーノーズ
でした。これって接触したのかな?でも1コーナーの観客は大興奮!





ところでこのレース、最も歓声を浴びたのはGT-300クラスに参戦する、
地元マレーシアドライバーK・S・ユー/I・リディックの乗るポルシェ933
速さは今2つがだ・・・





GT-500のマシンに抜かれ様が何しようが、観客は大歓声!






一方トップ争いは相変わらずAuとエッソのスープラ勢にて争われた。






エッソ・スープラは27週にピットイン。素早いピット作業でauを逆転!





しかし、ポールを獲ったauの速さは伊達ではなかった、素早くエッソの後に
着き、プレッシャーをエッソに掛ける。そして38週目周回遅れに引っ掛かって
加速が鈍ったエッソを最終コーナーで抜いてトップに。しかし、クールスーツ
のトラブルで、立川は脱水症状となり、ピットイン。これでトップはエッソ・スー
プラの手に。



さて、レイブリックは予選7番手からスタート。一旦はMobil NSXを抜いて5位
に上がるが、その後タイヤの磨耗が激しくなり、再度Mobil NSXに抜かれ、
7位でチェッカーを受けた。但しMobil NSXの10秒ペナルティで6位に。





このレースから本来のイエローコーンをドライブする事になった、服部 尚貴。
予選は、11位。決勝は10位に終わった。ピット作業でエンジンが掛からず、
コースに出たときは周回遅れ。その後周回遅れながらも、カルソニック・スカ
イラインをオーバーテイクし、レース中のベストタイム2番手を叩く奮闘ぶり。

服部の走りには感激しました。



GT-300は終始、ユニシアジェックスシルビアが独走。優勝しました。




そしてチェッカーフラッグ!トップはエッソウルトラフロースープラ。観客の地響
きのように聞こえる歓声に感激した、野田 英樹
、チェッカー後にスピンターン
を披露。これで罰金2000ドルだそうです。





3位は最終周でザナヴィ・ヒロト・GT-R抜いた、Mobil NSX.しかし黄旗
追い抜きで3位はザナヴィ・ヒロト・GT-Rに。




周回送れながら、頑張った服部 尚貴。両扉を開いて観客の声援に答えます。
ともかく興奮の決勝はこれで終わりました。

GT 500クラス 結果(54週)
順位 No 車名 ドライバー 所要時間(差)
1位 6 エッソウルトラフロー
スープラ
脇阪 寿一/
野田 英樹
1時間52分34秒377
2位 8 TAKATA 童夢
 NSX
加藤 寛規/
セバスチャン・フィリップ
+4秒956
3位 22 ザナヴィ・ヒロト・GT-R ミハエル・クルム/
田中 哲
+22秒143


GT 300クラス 結果
順位 No 車名 ドライバー 所要時間(差)
1位 3 ユニシアジェックス
シルビア
井出有治/
柳田真孝
1時間52分34秒377
2位 77 クスコ
インプレッサ
小林且雄/
谷川達也
+44秒515
3位 31 ARTA・
アペックスMR-S
新田守男/
高木真一
+48秒527


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