決勝  8月 5日 11時30分スタート  晴れ




午前11時30分毎年の様にルマン式でレースはスタート!ホールショットは
ポールの梁(7)が獲るが、2周目は柳川(3)がトップに。そしてその後に
トップを虎視眈々と狙うキャビンホンダ軍団が一糸乱れぬライディングで続く。



その後トップ争いは梁、柳川の間で争われたが、8周目3番手に付けていた
ロッシ(11)が先頭の2台をパスし、トップに立つ!





トップに立ったロッシはリードを広げて行く。同時に梁も柳川をパス!さらに
キャビンホンダ軍団が次々と柳川に襲いかかる。





柳川は5位に落ち、さらに19週目シケイン出口シフトミスした周回遅れに
接触し、転倒!順位を大きく落とした。





去年のワークスマシンを駆る桜井ホンダの武田/山口組(71)。序盤チェーン
シャフトのトラブルで順位を落としたが、その後着実に周回を重ねる。




毎度お馴染みPIAAマルタクレーバ-ウルフレーシング(29) 今年は
斉藤/深見/青柳のトリオで挑戦!12位でフィニッシュした。




こちらはスーパープロダクション スズキGSX-R100でエントリーのZONGSHEN 
TEAM(2)。元GPライダーのステファン・メルテンスとワーイック・ナウランドは
9位にフィンシュした。マシンの素性の良さとライダーの安定した走りが光って
いました。



さて柳川/井筒組(3) 柳川の転倒後、井筒にライダーチェンジしたが、1周
走った後にピットイン。部品交換後、追い上げを開始。41位まで落ちた順位
を10位までに挽回したが、145周ヘアピンで井筒が転倒した。



レース中盤、トップ争いはキャビンホンダのエドワーズ(11)と




それを追うバロス(33)、二人のライダーは抜きつ、抜かれつの2分9秒台の
タイムで走行を行いながらバトルを繰り返し、各々ロッシ(11)岡田(33)にバ
トンタッチ。しかし117周岡田(33)がシケインで転倒!これで一旦勝負が決
着した様に思われた。





ところがトップが156周に入った所、なんと逆バンクで転倒したマシンが炎上
ここでペースカーが入りバロス、エドワーズの差が1秒に縮じまった。





一方、3番手の宇川(4)はトップグループのペースカーとは別グループとなり、
宇川とバロスの差は1分30秒に広がり、逆に梁/加賀山/渡辺組(7)に接近
を許す結果となった。レース再開後、再びエドワーズとバロスのバトルが再開
した。162周バロスがエドワースをシケインでパスしトップに立つ。



そしてライダー交代。164周のエドワーズからロッシに交代、さらに次周に
バロスから岡田に交代した。岡田はトップでピットアウトしたが、タイヤが温
まっていない為、S字でロッシがトップに立つ。その後167周目にロッシが2分
8秒398のラップを叩き出し、33号車を引き離しにかかる。しかし190周の
岡田→バロスの交代でリアタイヤの交換に手間取り40秒のピットストップ。
これでトップ争いに決着がついた。
その後のバロスの追い上げも虚しく14秒差でロッシ/エドワーズ/鎌田学組(11)
が優勝した。





一方、3位走行の宇川/加藤組/玉田(4)。レース前はダンロップの
優勢が伝えられたが、さすが暑さに強いミシュランのせいか?なか
なかトップに追いつけない。走行時間を延ばしてトップを狙うが、169
周のライダー交代時に、梁/加賀山/渡辺組(7)に抜かれた。






キャビンホンダ軍団に、割って入ったのが、梁/加賀山/渡辺組(7)新レギュ
レーションに対応した3人体制、12秒代のピットワークとチームの総合力で
ホンダに対抗した。34週に加賀山がスプーンでスリップダウンして4位に落ち
キャビンホンダの1・2・3フォーメーションが形成されたが、その後も激しく追い
あげ、169周に3位浮上!加藤(4)の追い上げを梁がなんとか逃げ切り3位を
ゲットした。




さてレースはいよいよ夕暮れ近く。ナイトランが始まる。




度重なるトラブルを克服しながら走行する、柳川/井筒組(3)なんとか
走りきり21位でフィニッシュ。来年こそ優勝だ!





毎年プライベータながらワークスを喰う活躍を見せる阪神ライディングスクール
しかし今年はゴール1時間前に転倒!(この写真を撮った直後)それでもなん
とか走り、19位フィニッシュ!





序盤のトラブルを克服し、6位フィニッシュとなった、武田/山口組(71)
来年はワークスマシンでの走りを見てみたいものです。

これでレースのレポートはおしまいです。ともかく暑い週末でした。後
画像はUP出来ませんでしたが、5位に入ったケンツJトラストレーシング
の北川 圭一/新垣 敏之組(8)X−Formulaクラスでこの成績は立派!
但し規定により、マシン買取の希望が殺到!チームとしては別マシンを
再び作りあげる苦労がまっている。

順位 No チーム ライダー 周回数
1位 11 チームキャビン
ホンダ
バレンチーノ・ロッシ
コーリン・エドワーズ
鎌田学
217周
2位 33 チームキャビン
ホンダ
岡田忠之
アレクサンドレ・バロス
伊藤真一
217周
3位 7 TEAM SUZUKI 梁明
加賀山就臣
渡辺篤
217周



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