一度だけ、OK JAZZ のライブを見たことがある。
キンシャサのディスコで、当時の大統領モブツの親類の男と飲んでいた。FRANCOの音楽が好きだと話すと別の店に連れて行かれた。そこのステージに立っていたのがOK JAZZ(BANA OK)の面々だった。もちろんボスのFRANCOは他界しており、長年FRANCOの片腕を努めてきたSIMAROがバンドを取り仕切っていたが、その音楽は私に至福をもたらすのに十分なものだった。
実はこのときはまだ、アフリカ音楽もFRANCOも私にとって特別な存在ではなかった。しかし彼らの生の演奏に触れることで初めてアフリカの音楽の楽しさを知ったように思う。
ザイール(現在のコンゴ)の旅についても、近いうちにまとめてみたい。
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