<<<<< INTRODUCTION TO AFRICAN MUSIC SITE >>>>> ![]()
"fbeat" の紹介 これは「アフリカ音楽」のウェブ・サイトです。このページが対象とするのは、ポピュラー音楽が中心で、民族音楽は余り扱わないつもりです。地域的にも、時代的にも、なるべく広い範囲のアフリカ音楽を紹介していきたいと考えていますが、基本的にはごく普通の音楽ファンである私個人が興味を持ったものが中心になります。
バブルが弾けたことやワールド・ミュージック・ブームが一過性のものに終わってしまったことの影響で、日本ではアフリカ音楽がさほど話題にならなくなってしまいました。ところが、アフリカや欧米の状況を客観的に眺めていると、現在でもアフリカ音楽について興味深い動きが続いていることが分かります。
セネガルのユッスー・ンドゥールは、自身の音楽を更に深化させ世界の音楽を先導していることに変化はありません。98年ワールド・カップ、フランス大会での彼の活躍振りを見ると、欧州と日本とでのユッスーに対する認識の違いを感じざるを得ません(2002年大会でもユッスーが歌うことが決まっているようです)。
ナイジェリアのサニー・アデやキング・ワシウ・アインデ・マーシャル、ジンバブゥエのトーマス・マプフーモなど、一時代を築いた大物は毎年のように新作をリリースしています。それ以上に注目すべきなのは続々登場する新人たち。マリや在仏のグループなどが要注目です。
忘れてならないのがナイジェリアのフェラ・クティとフェミ・クティ。親父のフェラは、没後、日本でもクラブDJたちから熱い支持を受けていますが、息子のフェミにも勢いがあります。リミックス盤のリリース・ラッシュもさることながら、とにかく彼のライブが凄い。スタジオ録音からはとても想像できない位すばらしいステージを繰り広げています。
旧音源の復刻も大変な勢いで進んでいて、なぜ日本に入荷しないのか不思議なCDがたくさんあります。
今こんなにアフリカ音楽が面白いのに、これをひとりで楽しんでいるのは余りにもったいない。そう考えて衝動的に始めたのが、このアフリカ音楽のサイトです。
"fbeat" の主人 実は私はどこにでもいるような一サラリーマンでして、音楽やアフリカの専門家ではありません。また、アフリカ音楽のレコードを探し始めたのもそれほど古くなく、いわゆるコレクターとも言えません(それでも、平均的音楽ファンよりも多少は所有するレコード枚数は多いと思いますし、アフリカ音楽に対する関心が深まったここ3年間はブラジル盤と並行してアフリカ盤を探し歩いています)。時間的、経験的、経済的、体力的、もろもろの制約がある上、アフリカのミュージシャンや音楽関係者との特別なコネクションも持っていません。
そのことを認識しながらも、このサイトを立ち上げることにしました。私の探し方が悪いのかも知れないのですが、アフリカ音楽をきちんと紹介する音楽誌やサイトがほとんど見当たりません。実際その通りだとすると、これは問題だと思います。こうした情報不足をわずかでも補うことができればと考えてこのサイトを始めました。
お断りしておかなくてはならないことは他にもあります。このサイトを見てすぐお分かりになる通り、私はコンピュータやインターネットが苦手だということです。サイトを公開するからにはインターネットに関する基本知識を収得することも必要と考えながら、そのような時間はとてもありません。とりあえず一応アップロードできていることでご容赦願えればと思います。
参考までに、自己紹介のページもあります。
"fbeat" の姿勢 これからのアフリカ音楽について考えるならば、純粋なアフリカ音楽はもう十分だろうという意見を私自身は持っています。欧米音楽の要素が入り込まないアフリカ音楽、特にいわゆる「民族音楽」には特別な関心はありません。これからはアフリカの伝統にしっかりと立脚しながらも、アフリカ以外の音楽との理想的な混血が実現された(単なる足し算ではない)、新時代のアフリカ音楽を期待しています。
ただし「親指ピアノ」についてはしっかり紹介していくつもりです。日本ではこのところ「親指ピアノ」への関心が高まっていますが、私にとっても「親指ピアノ」は大好きな楽器です。限り無い魅力を感じており、「親指ピアノ」のコレクションも行っていますので、これらも紹介できればと考えています。
ひとつ思うことは、アフリカ音楽関連の情報が本当に少なくなってしまったなということです。アフリカ各地の音楽事情は言うに及ばず、欧米からの情報もほとんど届きません。理想としては実際にアフリカやフランスに足を運んで、自分の目と耳で現場の状況を感じることだと思いますが、これは日本人とってはなかなか困難なことでしょう。やはりある種の代替手段としてレコード等を聞くしかないという一面は認めざるを得ません。
海外盤のリリース状況と日本のショップの品揃えとを比較すると、確かにある程度選択されたものが日本に入って来ていることが分かる一方で、個人的にはもう少しいろいろなものを聞いてみたい気持ちが起こります。時折時間を見つけて海外でリリースされた新譜をチェックをしているのですが、中には日本に入ってこないことが残念に思えるものもあります。
また、個人的には新録ものよりも、復刻音源の方に興奮することが年々多くなってきました。何となく今は、アフリカ音楽を総括する時期に来ているのかなという気もしています。そのような理由もあって、最近はディスコグラフィーをいろいろ作成しながらアフリカ音楽の歴史について調べなおしているところです。
アフリカのポピュラー音楽の好きな方の中には、私と同じように情報不足や国内リリースの減少に物足りなさを感じている方も多少は存在するのではないでしょうか。大したことはできないとは思いますが、私の知り得た情報をみなさんと共有することで、こうした情報不足をわずかでも補うことができればとても嬉しく思います。
そして恐らく将来的には、みなさんから教えていただくことの方が多くなるように予想していますので、どうぞよろしくお願いします。
"fbeat" とは 「fbeat」は「FOREST BEAT」の略です。私は、世界中に存在するさまざまな音楽よりも、森の音に耳を傾けている方が心地よく感じます。また「森の民」ピグミーの音楽も大好きです。そうしたことから、「fbeat」という名称を思い付きました。同時に「f」には、敬愛するFRANK ZAPPA、FRANCO、FELA KUTI の意味も含めています。
"fbeat" の内容 このウェブ・サイトの自己紹介ページです。更新履歴なども、ここにあります。
これからアフリカ音楽を聞いてみようという方のためのページです。初心者向けのディスク・ガイドも用意しています。
アフリカ音楽に関する話題やニュース取り上げます。
アフリカ音楽に関する個人的感想などを紹介します。
アフリカ音楽の稀少盤を紹介します。
新譜紹介のページです。特別な作品を除けば、他のメディアで取り上げているものよりも、見落とされている秀作、力作を中心に紹介します。
ディスク・リビューのページです。
主要ミュージシャンと代表的レーベルのレコードについてまとめていきます。
ピグミーの音楽、ブッシュマンの音楽、親指ピアノを紹介するページです。
アフリカの旅の記録です。このところ一年に一度の割合でアフリカを旅行しています。現地の情報や出会ったミュージシャンについても紹介していきます。
(10) REGION
国単位でアフリカ音楽を紹介していくページです(現在、休止中)。
(11) INDEX
ミュージシャンのインデックス(現在、休止中)。
新着図書と参考文献を紹介するページです
アフリカ音楽に関するリンク集。
アフリカ音楽のディスク取り扱い店を紹介するページです。
アフリカ音楽に関する情報とディスクを募集するページです。
雑記欄です。アフリカ音楽以外の話題も扱います。
このウェブ・サイトの日記ページであり、最新情報の紹介ページでもあります。
(2000/04/03 Ver.1.7)
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