第14章 デネブの決意 − ヴァレリア島 フィダック城 − ex. 〔無神論者〕 >ヴァイスが教えるだろう…… >お前が殺した女には、バルマムッサで死んだはずの兄がいたと >プレザンスが思い出すだろう…… >その風貌、その男の名は、……おそらく「フィリニオン」だと デネブが叫ぶだろう…… 「ラシュじい〜! あのおじいちゃま捕まえてやるわ! ガラスのカボチャのこと、やっぱり、ハッタリじゃないのよ! 100人作ったって、何にも起きゃ〜しないわ! 見てらっしゃい!」 −挿入歌− 肌をたずねて三千リーグ ♪遙か草原を ひとつかみのカボチャが 当てもなくさまよい 飛んでゆく 山もなく 谷もなく 何も見えはしない けれど デネブ お前は来たんだ ローディスに続く この道へ さあ出発だ 今、日が昇る 希望の光、両手につかみ 帽子に夜明けの風はらませて 爺さんのいる あの空の下 遙かな北を目指せ ※1リーグ=約5キロメートル、三千リーグ=14,000〜15,000キロメートルぐらい まあ、そんな感じ……だけど、物語の内容には関係なし。^^; 「でも、ハイムでランスらしき騎士を見たっていう噂も聞いたし、 とりあえず、ハイム攻略までは、お付き合いしちゃおうかなぁ〜♪」 ≪ Next Chapter ≫ |