苗木城趾
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<苗木城趾>
その城は、木曽川のほとりにそびえていた。標高432mの高森山に築かれてた。登り口に車を置き、東京からの車を待った。
東京と春日井の両方から車でここで落ち合うことにしたのである。
13時から登りだした。
途中に、大きな石が山のいたるところにある。山をうまく利用したのがよくわかる。
苗木城は、戦国の半ば頃、領主の遠山氏が信濃国方面に睨みをきかすこの場所に城郭を整備したとされる。いろいろ紆余曲折があるが幕末まで12代にわたりここの藩主は遠山氏が務めたという。
本丸など残っていれば国宝だろう。
ここにこんな城があったとは知らなかった。

途中ニホンカモシカがいた。
たくさんの観光客も気にせず悠然と草を食んでいた。こんな間近で国の特別天然記念動物に出会えるとはラッキーだった。
(2023年9月9日)


苗木城は多様な石垣が面白い。
切石で隙間なく組まれた石垣もあるが、自然のままにそれを活用した石垣もある。
風吹き門跡、大矢倉跡、御朱印門跡、天守、馬洗い岩などがある。
天守の位置に展望台がありずっと向こうまで見渡せるようになっている。よく晴れていたので恵那山までよく見えていた。

ハイキングとしてはもう少し天守までが長くてもいいと思ったが、普段歩き慣れていないのでちょうどいいかな。
かえり石垣の間にトカゲがいた。
カモシカといいトカゲといいこの辺りは自然が満ちている。
頃合いの歩きといろんな動物にであう機会に恵まれるいいところである。


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