カヌー漕ぎ漕ぎ川
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■カヌーマラソン記録
 熊野川は毎年、熊野川町主催のカヌーマラソンがあり、全国からカヌーファンがレースに出場していた。私もマラソンがあるのを知ってから毎年参加を重ね、5回出場した。
そして昨年は大雨で水量が多くなり当日になって中止であった。残念である。
上右の写真はご存じ瀞八丁であるが、こんないいところを漕ぎ下れるのである。ウォータージェット船が走るので、水深もあり障害物もなく安心である。
ただし、ウォータージェット寄せ波には気を付けなければいけない
 
カヌーマラソンに来る人は、ほとんどがアウトドア派で、河原や土手の空き地で思い思いにキャンプをしていた。
リッチなチームはバーベキューで楽しみ、私のようにプアなカヌーイストは、ひっそりと焼酎でイカ足をかじりながら本を読む。ま、それもそれなりに充足感があり楽しい。
一人で寝るテントにゆらめくローソクの火はロマンチックな気分にさせる。 カヌーを漕いでいても水がきれいだと気分も晴れやかになる。

ここは上流の発電所からの排水口。泥水が噴き出すように熊野川(十津川)に流れ込んでいる。私が小学生の頃はダムもなく、本宮までプロペラ船が上がっていたのである。
水は透きとおり、スズキがその大きな体を光らせて泳いでいるのが、山の上からでも見えた。
今はこの通りである。とても川の本来の姿だとは言い難い。ここから下流の水流が、きれいではあるが何となくすっきりしない原因が、この排水口にあるのは一目瞭然である。
ダムをなくすのは今更不可能であるが、この排水をきれいにする方策を講じてほしいと思うのは、私だけではない。


■熊野古道熊野川ルート

【泥水と清流と】