琵琶湖でカヌー
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 長浜

琵琶湖を始めてこいだのがここ長浜である。
宿泊したホテル近くに港があり、車も自由におけた。長浜市バスボートを牽引した車がたくさんあり、湖に向けて並べていた。こういうスペースは
長浜市ありがたい。
なかなかないので、カヌーをおろすときはいつも困る。

漕ぎ始めて感じたのは、水がきれいと言うことである。南と比べて格段に透明度が高い。これは開発の度合いによるのだろうか。

この日は時間もあまりなかったので1時間くらい漕いだが、初めての琵琶湖に少し感動した。景色も霧にけぶる湖国がきれいであった。

長浜市
(エリの立っている景色が好きである)
長浜市 長浜市 長浜市
(バスボートがおろされようとしている)

大津市坂本から

琵琶湖はいうまでもなく、日本一大きい湖である。
カヌーをするものにとって、一度は漕いでおかなくてはいけないところである。琵琶湖逍遙 カヌー
この日は、先日宿泊したホテルの横から漕ぎ出した。
天気はすばらしくよく、風もなかったのでカヌーの漕ぎ漕ぎには最高の日だった。
緩やかに揺れる湖面に向かって漕ぎ出した。坂本から左に漕ぎ、琵琶湖大橋の下でもくぐることが出来たらと思ったが、かなり遠いことがわかり、片道1時間あまりの沿岸近くを往復した。 いつもながら釣りボートがたくさん出ていた。
その中の一隻のそばに漕いでいくと、ちょうど釣り上げたところで、うれしそうに見せてくれた。37,8センチのいいバスだった。こちらも負けじとルアーを打つと、30センチに少し足りないくらいのがヒットした。
琵琶湖でのファーストヒットである。ルアーはもちろん必殺ラパラシャドラップSR5。このルアーは坊主なし。 琵琶湖も大津市周辺は水が汚い。しかしこうして水草が繁茂していると綺麗になっている。我が家のメダカの水槽でもこの草が枯れると水はすぐに汚くなるが、この草が伸びてくると水は一気に綺麗になる。
琵琶湖の水質悪化がいわれ出して久しいが、生態系を研究して、何とか昔の琵琶湖に戻していってほしいものである。
琵琶湖は400万年前に出来、現在の形になったのは40万年前という。太古から種を守ってきたのが、ワタカは絶滅危惧種になり、他の全ての魚がその数を減らしているという。ワタカなどは少し以前までは投網が沈まないほどたくさんいたという。そんなところに外来種のバスやブルーギル。
私は琵琶湖の生態系のバランスが崩れたのは、無謀な土木工事がまず第一番だと思っている。外来種を目の敵にするが、確かのそれも種の減少の一因ではあるが、それ以上に護岸工事や水路工事で、本来のあるべき姿を壊してしまったからではないかと思っている。これは私のふるさと串本でも同じである。
もうこれ以上無益な工事でこの琵琶湖を壊してほしくない。そんなことを思いながら、カヌーのパドルを動かし続けた。

琵琶湖逍遙 カヌー 琵琶湖逍遙 カヌー 琵琶湖逍遙 カヌー
(何を思ったかギンヤンマが舳先に)
琵琶湖逍遙 カヌー ブラックバス
琵琶湖逍遙 カヌー 琵琶湖逍遙 カヌー
(鴨君達も忙しそうに)
琵琶湖逍遙 カヌー
(ちょうど蓮の花があちこちで満開)
琵琶湖逍遙 カヌー 琵琶湖逍遙 カヌー
(満開の蓮)
  
琵琶湖逍遙 カヌー
(水草。これがあると水は汚れない)

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近江八幡市沖島町2006年5月4日

5月の連休。遠出は避けて、近くでカヌーが漕げてという場所を探した。
近江八幡国民休暇村のキャンプサイトを予約した。なかなか快適なキャンプサイトであった。ここに2泊した。費用は当然リーズナブル。
一夜明けて、早速カヌーを組み、休暇村の下に広がる浜から漕ぎ出した。琵琶湖で人が住んでいるのはここと竹生島だけである。やはりわたる価値がある。
琵琶湖は、波も風もなく快適な漕ぎ漕ぎとなった。漕ぎ出して50分足らずで着いた。港の方は漁船がたくさん停泊していたので、少しはずれたところを探した。結局、厳島神社の鳥居の当たりが最適だったので、そこから下船した。

一応神様の許可を得なければいけないので、お参りをした。
少しの石段を上がると厳島神社がある。途中なぜかハンミョウがたくさん飛んでいて、わたしたちがあるく先を、その別名の通りに「みちしるべ」をしてくれた。繁殖期だったのかも知れない。
参道に道路表示板がたくさん敷かれていた。
お参りをしてから湖岸の道に戻り、集落への道をたどった。
沖島は花のおおい島であった。いろんな野菜に混じってたくさんの花が植えられ時期的にもよく咲いており目を楽しませてくれた。
道の途中には昔懐かしい木造の小学校校舎があった。堤防の脇にはいろんな漁具があり、いかにも漁師の町という感じで、ふるさと串本と共通点が多く、はじめてきたとは思えない雰囲気があった。

琵琶湖 沖島
(朝食。ささやか)
琵琶湖 沖島
(気持ちのいい浜。ここから漕ぎ出す)
琵琶湖 沖島
(厳島神社鳥居。ここから上陸)
琵琶湖 沖島
琵琶湖 沖島 琵琶湖 沖島 
(気楽に漕ぐ息子)
琵琶湖 沖島
(参道になぜか国道の表示板が)
琵琶湖 沖島
(厳島神社本殿)
琵琶湖 沖島
(木造の小学校。いい雰囲気である)
琵琶湖 沖島
(お店のモニュメント。鯉かな)
琵琶湖 沖島
(5月だから鯉のぼり)
 
琵琶湖 沖島
(沖島は花が多いところである)
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(キャンプの夜の超豪華?晩餐)

(懐かしい雰囲気)

近江八幡市沖島町 2008年5月4日

度目の沖島は一隻で漕いだ。
上陸地点は前の厳島神社ではなく、小学校前の堤防にした。村の中をしばらく散策した後、尾山に登った。225mしかない低い山だが、途中から見下ろす近江の地はきれいであった。
沖島は湖の中に人が住む島としては、世界的にも非常に珍しらしい。
ほかにもありそうだが、意外や意外である。
電気は昭和23年、水道は昭和35年に、昭和55年に簡易水道、そして昭和57年に下水道が完備されたという。それ以前は、島には井戸が無いため、早朝に琵琶湖から水がめに水を汲んでおき、それを生活用水として活用していたらしい。
ここ沖島に本格的に人が住むようになったのは、保元・平治の乱(1156~1159)による源氏の落武者7人が山裾を切り開き、居住したことに始まると言われる。
いろいろ苦労を重ねて今の町の形にしたのだろうが、琵琶湖という豊富な資源のある湖でよかった。
島には西福寺(浄土真宗本願寺派)、願證寺(浄土真宗本願寺派)、弁財天(厳島神社)、奥津島神社(祭神は奥津島比売命)の4カ所の寺社あるが厳島神社以外は行けなかった。
次回ここに来た折りには行かなくてはいけない。小さい島だが、まだ行きたいところはたくさんある。
また漕ぎに来なくてはいけない。


(なぜかビートばかり。毎年出会う)

(あまり釣れていなかった)

(こうなると完全にアート。いいなー)

(島に車はない。自転車が足)

(お地蔵さんがあちこちにある)

(潮風じゃないのでいい)

(漁港での佃煮販売。貝の佃煮を買った)

(低いといっても山道)

(尾山に登る途中からの近江の地)  
 

(落ち着いた雰囲気のにゃんこ)
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(こういうところの方が人が温かい)

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