熱くなる指先に力をこめて
真っ直ぐな手紙を書きたかった
詩の書き始めはきっと
伝えたい気持ちは山ほどあって
話し足りない言葉は胸につかえる
舌足らずな自分がもどかしく
拳を握るほどに悔しくて
大好きなあなたへの愛しさ
一人きりの夜の寂しさ
全てをわかって欲しくて
あなたに触れると
指先は蝋燭のように温かくなる
それを伝えたくて
拙い言葉を何度も重ねる
空が青く澄めば憧れてしまう
春風が吹けば優しくなれる
笑いあえればふわふわするでしょう
心をいつでも上手になぞりたくて
封を切る指先には
あなたも胸が高鳴るでしょう
息を吸い手紙に目を走らせて
微笑む顔を想い
何度でも書き直しをする
心は見えないから
分かちあえないことも多くて
時に意固地に心にないことを吐く
その後悔の繰り返しに
少しは素直になって
いくつも書いて
いくらも綴って 言い尽くせない
非力の涙に書くことは嫌になり
何をしているのかと
でも 諦めることなんてできず
詩を書き始めたのは
大好きの気持ちを
素直にあなたに
伝えたいからだ
【英訳版】 /translated and created in collaboration with AI.