Shimbo家の床は危険。遊びに来るならスリッパをね。
ここのところとても危険な状態にあるというShimbo氏の家。家の中を歩いて いると、硬くとがった物体で足の裏が血だらけになるのだという。撒きびしを 散らした忍者屋敷よりも危険とのもっぱらの評判の、その硬くて危険な物体を 製造しているのは、Shimbo双子たち。原料は主に米や食い散らかした魚、肉、 野菜など。体には優しいものでできていて、エコなのであるが、足の裏には厳 しいのだという。 食事を食べるときの自由気ままなShimbo双子たち。Shimbo妻の苦労も知らず に、うどんを作ってやれば食べず、仕方がないので、ご飯を与えるとそれも食 べず、もう一度うどんを出したら食べるなど、勝手気ままな食生活なのだとい う。腹も一杯になりかけた頃には、こんなもの食ってられっかとばかりに、手 づかみで床に、ご飯やおかずやらを投げ散らかすのだという。それを何日も放 って置けば、程よく水分も飛び、お手製の撒きびしができるのだという。 Shimbo氏たちの朝の挨拶は「いてて」。なるべく注意をしながら歩くのであ るが、やはり踏んでしまう。そうしてその両親の飛び跳ねる姿を見ながら笑う、 Shimbo双子たち。ほんとうにゲラゲラと漫画のような声を上げて笑うのだとい う。まるでお前ら間抜けだとあざ笑うように。そうして今日もShimbo双子たち は、食事をちぎっては投げ、ちぎっては投げ、撒きびしを製造しているのだと いう。 このままでは、足の裏をやられて、歩けなくなる可能性のあるというShimbo氏。 スリッパを使ってはいるものの、そのスリッパの底を突き破るほどに鋭利な撒 きびしに効果はなく、仕事に行くのにも一苦労。靴が血だらけになるのだとい う。親の心子知らずとはまさにこのことかと、涙まじりにハーブたちにこぼす Shimbo氏であった。
今回のおまけ

私のこの白い羽も血に染まるのかしらShimbo氏!