風のささやき

Shimbo氏、子供たちには守護鳥を! 肩に乗せて風を切る

 世界でも有数の小鳥好きで知られるというShimbo氏。可愛いし、食べても美味しいし、というのは、Shimbo氏のいつもの口癖だが、それに、子供の情操教育にもいいしね、という言葉が付け加わった。小鳥と一緒に育った子供は、知能指数が平均的に10は高く、芸術的なセンスも優れていると、根拠のない主張をするShimbo氏。そこで、ぜひ、Shimbo氏の双子の子供たちが生まれたら一緒に小鳥を飼うべきだとShimbo妻を説得しているのだという。

 「小鳥を飼ったら」と、Shimbo氏の夢は膨らむ。まず、小鳥たちは、子供たちの言うことをきくように、指導するのだという。例えば、子供たちが、荷物を取ってこいと命令したら、一っ飛びに荷物を取ってくるようにさせるのだという。これができれば、教科書を忘れた時でも、小鳥たちが届けるから、子供たちのピンチは救われて、Shimbo氏もホッと一安心できるという。「さらには」とShimbo氏、「子供たちが暴漢に襲われそうにでもなったら、小鳥たちに守護鳥として活躍してもらうのさ」と言う。「例えば、隠していた毒爪で、暴漢をしびれさせて、その間に子供たちが逃げるのさ」

 Shimbo氏のイメージする小鳥が、まったく理解できないというShimbo妻。「鷹じゃないんだし、荷物を取ってくるなんて小鳥じゃ無理でしょう。それに毒爪って何よ」と言うと、「ノン、ノン、それが、小鳥」とまったく、取り合おうとしないShimbo氏。子供たちの肩には、それぞれ、小鳥を乗せて、その子供たちをさらに自分の両肩に乗せて、街を練り歩くのだという。「街の人たちは、みんな羨望の的で、俺たちを見るね!」と自信満々なのだという。

「絶対に猫を飼ってやる」というShimbo妻。もともと猫派なのだが、訳の分からない小鳥をやっつけるためには強行手段にでるしかないと心に決めたのだという。

「Shimbo氏の妄想に付き合っていると胎教に良くないよ」と優しい言葉をかけるハーブたち。日に日にShimbo妻は、子供を産んで大丈夫なのかと疑問に思い始めているのだという。

今週のおまけ

俺の毒爪ならば子供たちを守れるぜ! Shimbo氏!