風のささやき

Shimbo氏、高い高いの特訓中。靭帯を損傷してもね

 ここのところ、体をきたえているというShimbo氏。朝5時におきては、牛乳とプロテインを一気飲みした後、ベランダに出て、10キロのダンベルを100回ほど、空に放り投げては受け取る特訓をしているのだという。「おら、おら」と気合の入ったShimbo氏の掛け声に目を覚ますShimbo妻。近所迷惑になるからやめなよというShimbo妻の助言に耳を傾けることもなく、雨の日も風の日もダンベルを放り投げているのだという。

 Shimbo氏いわく、これは、子供ができたときのための、高い高いの特訓なのだという。
「小さな子供に自由の翼を与えてやるのさ」とShimbo氏。世知辛い世の中から、子供たちを自由に解放してやるのだという。「そう、どこまでも空高くね」とShimbo氏。目標は高い高い到達30メートル。そうして放物線を描きながら頭から真っ逆さまに落ちてくる子供を見事にキャッチするんだという。

 そんな危険なことはやめてくれというShimbo妻。Shimbo氏の鈍ってブヨブヨになった体を自覚して欲しいと強く主張するも、「これは有事の際にはクッション代わりになるからいいんだ」とブヨブヨの良さを譲らないShimbo氏。「有事ってなんだよ」とShimbo妻が問いただすと、「高い高いでキャッチしそこねたら、この体をクッションにするのさ」とこともなげに言うShimbo氏。
 「あいつには絶対高い高いはやらせない」とハーブたちに耳打ちするShimbo妻。

 そんなShimbo妻の心配に今日も朝から高い高いの練習をするShimbo氏。時々、靭帯を痛めたかもと険しい顔をしながらも、「それでも子供たちのためだからね」とニヤニヤ笑い、自己満足にひたっているのだという。

 さすがに見かねたハーブたちからも、「胎教に悪いから止めなよという」声が上がっているものの、そんな言葉にはまったく耳を傾けていない様子だ。

今週のおまけ

ここまで届かせることができるかな、Shimbo氏!