風のささやき

Shimbo氏、かゆみ地獄。ダイエットは空腹地獄で無理ね!

 ここのところ、激しいかゆみのかゆみ地獄にはまっているというShimbo氏。あちらこちらを掻きまくるShimbo氏の爪は真っ赤な血に濡れ、「ブラディー・ネイル(bloody nail)のShimbo」と一部のお洒落な女子高生の間では、噂になっているらしい。更には体中が爪で掻き毟った蚯蚓腫れになっており、「夜な夜なミミズ男が出現して子供を食べているらしい」というあらん噂の火種にもなっているようだ。

 そんなかゆみ地獄からか、眠気まなこのShimbo氏が、もうろとした頭である日気が付いたこと。それは、Shimbo氏の痒い部分が、太り過ぎて肉と肉とが重なった部分に集中しているということだ。すなわち、肉が密着し、風通しが悪くなり、二十四時間嫌な汗がべとついて、痒くなるというわけだ。「現代病!」とShimbo氏は叫んだのだと言う。「こんな飽食の時代にこそなる病気!」とのことだか、単なるShimbo氏の不摂生の賜物であることは言うまでもない。

 それならば少し痩せる努力をすればいいのだが、そこは「腹が減っては戦ができぬ」を座右の銘とするShimbo氏。「武士は食わねど高楊枝」の気位の高さのかけらも無いのだ。ここのところは特に、少しでも腹が減れば何かを食べる始末。先日などは、お腹一杯にフランス料理を食べた後、家でビールを飲みながらお腹がすいたなと、でっかいお握りを頬張ったというShimbo氏。「まさに空腹地獄にはまっちゃったかな、俺? てへへ。」などとぬかすShimbo氏に、横にいたShimbo妻は、「この男に騙された」と確信し、離婚を切り出そうとしたのだという。

 太る一方で、痒い部分の面積も増え、毎日布団の中で「痛痒し! 痛痒し!」とうめいているというShimbo氏。離れて暮らすShimbo妻は、「ああ離れていてよかった」と高枕でいるようだ。その分、枯れ果てたハーブたちだけが、老体に鞭打ちながら、Shimbo氏のうめきに耐えているらしい。

今週のおまけ

ああ、痛痒いなんてうんざり。同情するわ、Shimbo妻!