風のささやき

Shimbo氏、Kちゃん見酒。何て可愛いかばい

 週末、A県にあるM温泉を訪ねたShimbo氏。つい最近籍を入れたばかりの妹夫婦が、内輪の親戚を呼びお祝いをすることになったのだ。もっともすべてのセッティングは、旦那様の父親の「すべて俺に任せろ」の一言で親任せ。本人たちもどんなことになっているのか分からなかったのだという。Shimbo氏も軽い飲み会?感覚でホテルについたところ、渡されたのが披露宴と名前のついた席次。「何!これは嫁の兄として何か派手な一芸をやらなければ」と真剣にあせったという。お得意の女形をやるには、小道具も化粧道具もなし。自慢の美声を響かせるには、カラオケも演歌ばかり。最悪「押忍、Shimbo長兄、ビール5本一気飲みさせていただきます。その後、金魚を丸呑みします」と、酒を飲んでごまかすことさえ考えていたという。

 そんなドキドキの披露宴であったが、何と言っても楽しみは、姪のKちゃんも招かれていること。いつもはShimbo父が抱きかかえて離そうとしないKちゃんだが、今度こそShimbo父を出し抜き、Kちゃんをあのマイケルのように可愛がるのだという。本来の目的であるはずの「披露宴?そんなものは二の次だね」と言ってはばからなかったという。

 さて、そうこうしているうちに披露宴が始まった。妹夫婦は金屏風の前に座らされ、赤面状態。それを見たShimbo氏はひどいもの。「あんな金屏風が似合うのは、このShimbo氏のように、貴族チックな金色のオーラをまとっている者だけなのに。ハハン、わかってないね。庶民に金屏風は駄目よ、駄目」
 そんな披露宴の始まりであったが、最初に挨拶や親族の紹介があった後はまったくの飲み会。Shimbo氏といえば、Shimbo父が旦那方の親戚にお酒を注ぎに回っていることをいいことに、Kちゃんを横にはべらせ、「何て可愛いか女子ばい」と、頭をなでまわしながら、日本酒をグイグイとあおっている始末。Kちゃんの兄のK君が遊んで欲しいと寄ってくると「ハイハイ、今日はアッキー休業中だから、また明日来てね」とけんもほろろ。「Kちゃんを愛でながらの酒はいくらでも飲める」と顔を真っ赤に終始ご機嫌だったという。

 次の日、家に帰ってくるなり、ハーブたちに披露宴の話を報告したというShimbo氏。また、Kちゃんを拉致して、Kちゃん見酒をやるんだとさんざん盛り上がっていたという。

今週のおまけ

Kちゃん見酒やるって! 早く集まれ