風のささやき

Shimbo氏駄洒落親父になる。課は氷河期に

 先日、友人とお酒を飲んでいる最中、突然笑い始めたというShimbo氏。口を手で押さえながら、腹筋をヒクヒクさせていたという。その唐突な様子に驚いた友人は目を丸くして何が起こったのかとShimbo氏をじっと見つめた。するとShimbo氏、目に涙を浮かべながら「なんでもない、なんでもない」と手を振るばかりだったという。友人が「何だよ、言えよ」と詰め寄ると、「いやー、駄洒落が頭に浮かんできてさ」とShimbo氏。「おまえが、チィ、チィ言っているから『チィ、チィばかり言っているじゃないよ、地井武男じゃあるまいし』と思って。」
 その駄洒落(?)をきいた友人はあまりの寒さに凍死寸前。意識が遠のくなかで、きれいな花畑を見たという。川の向こうでは、死んだはずの祖父が手を振っていたとのこと。

 そんな、どうしようもない駄洒落が、ここのところよく頭に浮かんでくるというShimbo氏。しかしまだ、ためらいがあるのか、一人で吹き出しながら、誰にも言わずにこらえているという。おかで、腹筋をよく使い、Shimbo氏のたるんだ腹も少し引き締まってきた様子。Shimbo氏曰く、「アブトロニックよりも効果的。駄洒落さえあれば、腹は引き締まるもんさ。それが定説です。」

 もっとも、家ではハーブたちにそんなつまらない駄洒落を連発。おかげで、ハーブたちは、すっかりと凍えてもう言葉もないほどに枯れ果ててしまったという。
 しかし、「俺なんかまだまだ東序ノ口三十二枚目ぐらいだよ」というShimbo氏。まだまだヒヨッコだということを伝えたいらしい。例えばShimbo氏の昔の友人は、他の人の使えそうな駄洒落をメモにとって、大切に持ち歩いているという。更に親戚とは、駄洒落を言い合いながら日々研鑚に励んでいるというのだ。それを冷ややかな目で馬鹿にしていたShimbo氏だが、つい最近は駄洒落ようにとメモを買ったのだという。

 近頃は、課の課員の会話にそっと聞き耳を立てているというShimbo氏。何かいい駄洒落があったらすぐにメモをとろうという腹積もりだ。そうして、機会があれば、会話に口を挟んで駄洒落を披露したいのだという。Shimbo氏が臆面もなく駄洒落を言い始めた時、それは、課の課員が凍りつきながら仕事をする時だ。課の氷河期まではもう間近だ。

今週のおまけ

もしかして俺、幽体離脱してる? 超ヤバ!