秋の花火大会にはご用心。Shimbo氏忍者と対峙!
その日、いつものようにまったりと夕方寝をむさぼっていたShimbo氏。突然の爆発音に布団から飛び起きたという。「何事!」Shimbo氏は、寝るときもいつも横においているという愛用の長い槍を手に、辺りをみまわしたという。Shimbo氏の高鳴る胸のごとく、その爆発音は間隔をおいて続き、Shimbo氏は何日か前に見たポスターを思い出したという。そう、その日は近所の花火大会だったのだ。
その「H花火大会」は毎年数百万人規模の人を集め、打ち上げられる花火の数も数億は下らないだろうという、世界でも有数の花火大会だ。例年は8月の頭に開催されるのであるが、何故か今年は秋口の開催。まあ、秋の花火もいとおかしとShimbo氏はベランダに出てみた。Shimbo氏のベランダからは、空にあがる花火がよく見えるのだという。
ベランダに出た瞬間、火薬の匂いがShimbo氏の鼻をついたという。「やや、これは陰謀では!」とShimbo氏の直感がそう伝えていた。例年8月にやっていたものを10月にわざわざ変える理由。それは、重要人物を暗殺すること。この立ち込める火薬の匂いや爆音の中では、少しぐらいの銃声や爆音も気にならないはず。「もしや」Shimbo氏は思ったという。「これは自分を亡き者にするための某市が仕組んだこと?」何故ならShimbo氏は某市の行財政改革のリーダーとして、市から疎まれているからだ。
Shimbo氏は部屋に戻ると早速、槍を手に再びベランダに出て、花火を眺めたと言う。無邪気に喜ぶハーブたちと「綺麗、綺麗」と言葉を交わしたりしながら。しかし実際のところ、Shimbo氏は、背後にただならぬ敵の殺意を感じ、気を放ち続けていたという。「あのときは確かに忍者が背後から俺のことを狙っていたね。でも俺のあまりにも隙のない態度に、切り込むこができなかったのさ。」
秋の花火大会は陰謀の匂いがするというShimbo氏。綺麗な薔薇には刺があるというところか(?)
今週のおまけ
暗殺したら、肉ちょうだい