風のささやき

Shimbo氏、三連休続きでまったり。寝る子は横に太る。

 三連休が2回も続いてご機嫌だったShimbo氏。ここぞとばかりに、大好きな惰眠をむさぼっていたという。お昼頃にのそのそと起き出して、簡単な昼食をすませてからまた寝る。そんな生活を繰り返していたのだという。そのせいで床ずれもできたという。それなのに「やっぱり人間、12時間は寝ないとね」とShimbo氏。「寝る子は育つというしね。」それはごもっともであるが、もう育つというよりも縮む年齢に差しかかっているShimbo氏。確かに三連休で育ちはしたが、それは横に伸びただけのことだったという。

 そんなあらん限りにだらけていたShimbo氏であったが、何を思ったか急に部屋の掃除を始めた。前回、いつ掃除をしたのかは記憶にないほどで、部屋はほぼ一人夢の島状態。布団からは奇妙な毒キノコや食虫植物が生え、何が入っているかわからない白いビニールの袋からは、奇天烈な昆虫が湧く。その昆虫をとらえようと、部屋の隅々には毒蜘蛛が網をはり、その蜘蛛をとらえようと、イモリが壁を這う始末。近隣からの苦情も多く、ここは一つ奮起しようと思ったらしい。

 掃除を始めたのはよかったが、何から手をつければいいか分からなかったというShimbo氏。しばし、思案に暮れて、彫刻のように凝り固まっていたという。そうして、さんざん考えたあげく、とりあえず全て捨ててしまおうと思い立ち、物と言う物のすべてを次々とごみ箱に捨てたと言う。そうして、ようやく、すべてを捨て終えたのは、Shimbo氏が掃除を始めて18時間ほどが経過した朝方だった。外は白みはじめて、カラスの大群が空を渡っていたという。このとき、せっかくの惰眠がすべて無駄になったとShimbo氏は嘆いていたという。

 翌日、ゴミをマンションのゴミ置き場に出しに行ったのだが、マンションのゴミ捨て場が山のようになり、ゴミの回収車が一台では捨てきれないと管理人さんから、注意を受けたという。

 さて、この掃除でおこぼれに預かったのがハーブたち。夏の間は暑いからとあまり陽の当たらない場所に置かれていたが、いっそ一思いにと考えたShimbo氏の力技によって、日なが陽の差すところに移してもらったのだという。ここのところ数ヶ月で初めてShimbo氏とハーブたちの意見が一致した。「やっぱり、週休3日制がいいね。」Shimbo氏は近々、自分の経験を元に、週休3日制の導入を求めて全国行脚の旅に出かける予定だそうだ。

今週のおまけ

好きだったんだけどな、Shimbo氏の部屋